パブロ・ピカソの油彩画
『泣く女』
(1939年)が
10億円で落札されました。
涙を流す女性が
デフォルメされた
『泣く女』は複数ありますが
悲しいことがあり
目玉が飛び出るほど泣く女
嘆き悲しみ泣く女
ハンカチを食いしばって泣く女
空に叫ぶかのように泣く女等
様々な服喪追悼(PTSD予防)のかたちを
絵画で表現
この絵が
スペイン内戦が続くなか
ゲルニカが受けた
都市無差別爆撃を主題とした
やがて反戦や抵抗のシンボルとなり
「偉大な神が降りた」とも言われる。
『ゲルニカ』とともに有名です。
左下部にある兵士の上には
「死んだ子供を抱きかかえて泣く母親」が描かれ
泣く女の表現に繋がります。
落札されたのは
表現が重ねられ
何度も描くのは心理療法効果がある。
シンプル化された上の絵でした。