実は戦争PTSDで入院した人々がたくさん存在すると
紹介された記事がありました。
「戦争で心を病み
70年以上が経っても
入院したままの日本兵たちがいる」
「いまで言うPTSD
(心的外傷後ストレス障害)に悩まされた元兵士も多かった」
「戦地の加害経験などによって
精神を病んだ人たちは
『戦争神経症』と呼ばれました」が
敗戦直後までに入退院した日本陸軍の兵士は約2万9200人
その半分にあたる約1万450人が
さまざまな精神疾患に苦しんだ。
「同僚に悪口を云われる様な気がし
誰か跡をつけられて
人に会ふのが恐ろしくなり……
目や鼻のない坊主の姿が見へて来た」
「女や男の泣声が聞こえたり
聖徳太子の声も聞こえる」とのことで
統合失調症と診断された30歳男性について
当時は精神分裂病
「まさにPTSDの症状だと言えます。
私たちが戦争神経症と判断したうち
1割以上がこの症状でした」と
診断名の見直しが行われています。
トラウマになる原因もいくつかあげられていますが
加害行為についての罪悪感が大きく
「12歳くらいの子どもを突き殺した。
かわいそうだと思ったことがいまでも頭にこびりついている」
「部落民を殺したのが脳裏に残っていて
悪夢にうなされる」
「子どもを殺したが
自分にも同じような子どもがあった」
「付近の住人を殺した。
夢の中で殺した領民が恨めしそうに見てくる」
『ラストサムライ』にもそんなテーマがありました。
また隠蔽されがちなので
軍事機密でもある。
複雑化しやすいようです。
PTSDの原因は1つながら
トラウマ
症状は百花繚乱ですが
何でもあり
一即多 多即一
宮崎駿は
戦争で純粋な少年のこころが傷つき
戦争オタクを超え昇華
この人も同じタイプ
「神経症と不安の時代」って書いてますね。