前記事の続きですが
JR福知山線脱線事故で
5両目に乗車して負傷し
心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しみ
克服された
京都府職員(33)は
回復のなかで
「前向きになれたのは
音楽と仲間の身近な心遣いのおかげ」と覚り
仲間とともに音楽を通じて
事故を伝えています。
こころのケア(PTSD予防)には
傾聴と表現という
二本柱があります。
この方の場合は音楽でしたが
音楽と言っても
音楽を楽しむどころではなく
気分が滅入るばかりか
好転反応として
突然
フラッシュバックに襲われては
PTSDの症状に繰り返し苦しみ
音楽などしている場合ではないという
強い抵抗さえ感じながらも
音楽を続けているうちに
演奏を楽しめるようになり
「お客さんが感動する姿に自分も元気をもらえた」
「音楽を続けてよかった」と
思えるようになったとのことです。
飲めば即効性があると思われる薬のようには
実際は地獄を見ますが…。
意味が感じられず
耐え難い苦しみがあるのに
なぜ続けようと思えたのか。
我慢などではやりすごせないであろう
そこが大事なところではないでしょうか。
私も
その秘訣について書きました✨