田代まさしさんの逮捕について
マスメディアの報道の仕方が
過剰だとか
控えるべきだという専門家もいるようです。
第一人者と言われる医師は
治らないシステムをつくっているから
永遠の患者に信奉されている。
薬物報道のガイドラインのたたき台を作って
今年(2017年)1月に公表したそうです。
なぜガイドラインの改正をそこまで強く望むのか
建前は
田代さんのような人を救うため
分析してみました。
報道によって
治療中の患者さんが
再使用してしまう確率が高まり
その都度
せっかく積み上げてきた回復への道が
何年も前の状態に戻ってしまうとのことですが
数分のニュースをタイムリーに見ているものでしょうか。
依存症患者=テレビっ子 ?
確かに
覚醒剤事件の再現映像の定番だった
黒い紙の上に岩塩を挽いたものが
上から降り積もるシーンは
フラッシュバックを起こすからとの
ダルクの依頼で消えたそうです。
しかし
最先端の
認知行動療法を受けている患者さんが
意志を訓練し
おもちゃの注射器まで使って
空振り体験を繰り返し
幻想を治す。
それだけで元の木阿弥になってしまうとは
奇妙なことです。
否
治療効果の虚しさの露呈といった方がよいでしょうか。
田代まさしさんは
NHKと違って
残している啓蒙YouTubeのなかで
このことについても見解を示しています。
刑期を終えたとき
ダルクが迎えに来てくれて
出所祝いと称して
「しゃぶしゃぶ」や「あぶったお肉」をごちそうになったとき
それは…ダメでしょ💦と思ったけれども
当事者はダジャレにも反応するのです。
PTSDの無意識原理ですね。
敢えて反応しない決意をさせるためだと
理解したと語っていて
認知行動療法的な手法が既に取り入れられていることを
教えてくれています。
温室のような場所で
真綿に包むような接し方をしているわけではなく
強い意志が要になることも
否定しているわけではないのです。
認知行動療法では
自分とは関係のない芸能人の逮捕なのに
迷わず「マネ」てしまうという
超外向性(ヒステリー性格)
あるいは
「マネ」た言い訳をする
否認の病が
未治療のままで
おそらくは
少しの意志と
向精神薬の置き換えで棚上げされ
合法麻薬か違法麻薬かの違い。
置き換えはつらかったとマーシー先生も語る。
見かけ上は回復しているかのように見せているだけなのです。
薬物報道改正ガイドラインが
どこでどなたのために必要なのか
わかっていただけましたか?