女優の
浅香光代さんが
他界され
息子さんのひとりが
「病名を知ることなく
膵臓がんのため
痛みを感じることなく
やすらかに永眠いたしました」と
公表されました。
今は当たり前のように告知されるようですが
本人にはわかるものらしいし
今ならカルテ開示する人もいるだろうから
関係が拗れてしまうかもしれず
ややこしい時代になった。
昔はPTSD発症リスクを充分考慮したので
知らずに亡くなる人も多かったわけです。
そして
こころも痛むので
身体はモルヒネで
こころは傾聴で
緩和ケアが必要とされた時代もありましたが
専門家が傾聴の意味を知らない時代となり
迷走中というより忘却の彼方です。
普通のがんは治療しなければ
新型コロナ・精神病同様
定義がない。
痛まないそうですが
一度始めてしまうと
途中でやめることが容易ではないのは
他者配慮性の高い人ほど
まわりの期待に応えて
つらい治療を続けるのだそうです。
よいこだけでなくよい老人もこころを病みやすい構造です。
延命装置や断薬の問題と同じです。
一般には予防も大事ですが
高齢者にもがんはあるでしょうし
老衰と言ってもいいでしょう。
今は検査するからわかるだけかもしれない。
一方で現在は
インフルエンザや結核が消えたそうで
検査も恣意的なものらしいです。