アン・ウニョン先生は
ソウルのはずれにある私立高校の
30代の女性養護教諭ですが
身なりはあまりかまわず
ちょっとヒステリックで
普通の人が見えないものを見るという
特殊な才能を持っているところが
魔法使いのようでもあり
心理療法家の鑑のようでもあります。
学校にこんなスクールカウンセラーがいたらいいですね。
学校の地下には何か悪いものが封じ込められていて
集合的無意識のなかの校風
その学校の常識=世界の非常識
それが政治や資本主義の腐敗と絡み合って
いろんな事件が起きますが
いじめとかパワハラですね。
先生は
高校の財団の御曹司である漢文教師と組んで
地下からのトラウマの負の連鎖で
心身が動きにくくなっているが
同時に治るために
巨大なエネルギーの保護膜に守られている。
(固着の原理)
漢文というのもミソ
おもちゃの武器を使い
武器系みたいだけど…?
子どもたちを助けます。
韓国の若い作家さんも
学校カウンセリングのあるべき姿を
ちゃんと理解されているわけです。
日本の学校にもアン・ウニョン先生が増えたら
子どもの死因第一位が自殺なんて
異常現象も消えますね。