エリアーデ 『聖と俗』より『君たちはどう生きるか』の神隠し

本日は

エリアーデのお誕生日です。

代表作は『聖と俗(1957)』で

ユング心理学が流行していた頃

セルフ(自己)理解のために

宗教的と感じられるモノ

ヌミノーゼとか神話とか

よく読まれました。

エリアーデは

人間は本来宗教的存在で

さまざまな宗教があるけど

すべての宗教に共通のものがある。

日本人のアニミズム@縄文的な感覚 は

― 山川草木悉皆仏性

―― 山も笑う

エリアーデの宗教的人間そのもの

自然と共存せざるをえなかったところで

独特の自我と自己の関係が形成された。

常に聖なるものを求め

象徴を通して感じていると考えたということで

ユング心理学そのものです。

幻想小説全集も残している。

日本ではファンタジーと呼ばれ作品分析は研究の基本だった。

ジブリ作品もファンタジー

聖と俗は二項対立ではなく

聖なるものは聖なるものとして存在し

たちあらわれてくる。

宗教的な人間はそれを本能的に感じ取るというのは

近づくと呪われると言われている

タブーの場所も

そういう人は引き寄せられる。

神隠しにも言えることかなと思います。

我を学ぶ者は死す

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