緊張状態の続くレバノンの現地ルポなどを抑えて
レバノンよりも歌舞伎町の人道危機
“頂き女子りりちゃん”に取材した
複数の男性から大金を騙し取り
― 詐欺テクニックのマニュアル販売もしていた。
―― 著書を読めば需要があったことがわかる。
詐欺罪で実刑判決を受けた。
逮捕後に
「りりちゃんはごくちゅうです」@X を立ち上げたが
実刑確定の報告を最後に途絶えている…
作品が選ばれたそうです。
今春にも刊行予定
裁判や取り調べ
嘘にまみれたプロフィールが相当暴かれたが
それは序の口らしい。
「りりちゃんはごくちゅうです」@X ではわからない
相当正直に書いているように見えましたが…
本当の物語を知りたい一心で
名古屋拘置所に通って接見し
傾聴することで
「暴力的な父親や
性被害の辛い記憶に満ちた地元から逃れ
手に入れた居場所が歌舞伎町でありホストクラブだった」こと
今も存在する母親コンプレックス
母親のことを思い浮かべるだけで
感情が激しく揺れる。
この物語がりりちゃん一個人の問題ではなく
普遍的な物語であることを知ったそうです。
公判中から
「りりヲタ」を自称し
裁判所につめかける女性たちがいて
歌舞伎町の女の子(住所が名前になっているような存在)らは
「一歩間違えれば私が彼女だった」等と話すなど
一部でカルト化している。
― 山上徹也被告(44)とはちょっと違うかたちで
― ― 未だに被告
これはもう
心理療法の事例研究そのもので
最近は
当事者双方からのSNS発信が増えているけれど
― 当事者研究
そういうのは文字通り空中戦にすぎないレベルだと
PTSDの負の連鎖という構造が病巣であることも適示されています。
女の子たちをだまさなければ居場所を失うホストたちと
やっとみつけた居場所を失いたくないから「おぢ」を騙すりりちゃんら
りりちゃんらに騙されて遺書を書くほど追いつめられる「おぢ」ら
りりちゃんは虐待家庭で犯罪の英才?教育を受けてきた。
― 日々「おぢ」の機嫌をとる訓練
昔の中東やロシアの体操選手みたいな?
歌舞伎町って
『極彩色の牢獄』
― 虐待家庭 ⇒歌舞伎町 ⇒ 刑務所
― ― 子どものころから「おぢ」の機嫌の治し方を考えてきた。
――― 最近まで看守を親しみ込めて「オヤジ」と呼んでいた。
神隠しの場所の1つなのかもしれないですね。
傷ついたひとだけが迷い込む
『藪の中』みたいな神話の世界
集合的無意識的には把握されている。