1990年の5月15日
ゴッホの描いた
絵画史上最高の約125億円
この絵画の価値はどこにあるのでしょうか🤔
モデルの医師はゴッホの最期を診た精神科医で
⇩この精神科医が描いた『死の床のファン・ゴッホ』⇩
― 死の床とはまさに臨床の語源
死の一か月前に描かれたものですから
これも遺書のようなものです。
デスノートのように語りかける内容がある。
1890年の
3月に
ゴッホはこの精神科医の診察を受け
家族ぐるみで親しくなり
転地療法として田舎に招かれた。
創作意欲がよみがえるなか
村で80点の作品
6月にこの絵を描いて
7月末に大けがをした
自殺未遂なのか否か議論されている。
2日後
37歳で死去しました。
弟も
1か月後にPTSD発作のため入院し
翌年1月に死去
ゴッホは
牧師の子ながら
― ユング同様リスキーな出自
―― 加えて兄死産の一年後に生まれた。
神学校に入れず
芸術家になった。
― 表現するために生まれてきた。
出会った瞬間に危険を感じつつも
同病と見抜き
――― 憂鬱質で絵画愛好家にして自らも絵画を描いていた。
一緒に破滅するのではないかと思った。
――― ピア・カウンセリングや当事者グループの危険性
運命に流されながら
トラウマが錨⚓に⁈
自己像を反転させた絵とともに
この頃
一番描きたかった肖像画は
ドラクロアの描いた
精神病院に幽閉されたトルクァート・タッソのような
肖像画だった。
心中したのでした。
モデルの精神科医は内なる医師ながら
― ヒポクラテスのいう内なる名医は自己治癒力
―― 日本人なら古事記の神々につながれば治癒
現実に存在する精神科医
― 内と外が一致してしまった。