関西発祥の行事に恵方巻きがあります。
その年の恵方(今年は“西南西”)を向いて、無言でまるかじり!
恵方は陰陽五行の法則でいうよい方向ですね。
毎年違うんですね。
壮大な時空のなかの人間を想定した発想です。
インド人も凄いですが、中国人もすごいですね。
学校の歴史の授業で大陸から多大な影響を受けたことは学びましたが、
「仏教なんて…古くさ」「易?占いでしょ!」とか不遜なことしか思わずにきました。
居眠りなんかして(今は注意する立場ですが…)。
最近知ったのは、当時の日本人は相当ショックを受けたようですよ。
でもメゲナイんですね。
一生懸命追いつけ!追い越せ!です。
日本人って本当は相当底力あるはずですよ。
それとユーモア精神!
恵方巻きは…
①「福を巻き込む」縁起物
②切らずに食べるのは、「縁を切らない」ということを意味
③無言なのは、願いごとを念じながら食べるからですね。
①②は駄洒落じゃないですか。
日本文化は駄洒落だらけです。
親父ギャグ!とか言いながらみんな楽しみますよね。
クライエントさんの絵画や箱庭にも
皆さんの夢にも駄洒落が含まれています。
それがわかると意味がつかめたりします。