宮中は
トラウマティックな場所だから
自然に
PTSD防止に関する
知恵も
伝承されている。
おそらくは
現代のPTSD研究くらいの
知恵は
経験知として
身についていたのではないかと
感じられる。
―ピー、P言うのが
恥ずかしくなる…
名称がないと仕方がないのですが…
不安や恐怖感があっても
人の上にたつ人間は
こころを強く持たねばならないと
退官間近の女官が
言います。
無理だと思うところに
ほんの少し余裕を持つように
しなければならないと。
それをしないと
小さい山が大きく見えてしまう。
でもそれができていれば
突風もただのそよ風みたいに
感じると。
現代心理学だと
自我強化と客観性なんて
堅苦しく習いますが
余裕は
太極みたいなものかな。
太極をじっくり育ててみてください