人魚姫は声を失って
海の泡と消えましたが、
大石順教尼は両腕を失いながら
書画を描き(こころの手が生えたのです)、同じ境遇にある女性を支援しました。
ポニョも
「足が欲しい」と念じていたら
必要なときに
足が生えて、海の上を駆けて宗介に会いたいという念願がかないました。
物語は荒唐無稽に見えて
現実的な哲学にあふれています。
それで心理学では物語を分析しながら
クライエントの魂の意図を探るのです。
西洋の物語と日本の物語では
背景にある宗教観や哲学が違うのです。
人魚姫≠ポニョ=順教尼
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