『22才の別れ』という曲は
伊勢 正三による作曲で
1974年(S.49)、
フォークトリオ“かぐや姫”のアルバム
「三階建ての詩」に収められた曲ですが、
75年に伊勢正三さんと大久保一久さんのデュオ
“風”が歌ってシングルヒットしました。
ギターを爪弾き始めた高校時代には
思いもしなかったことですが、
DV研究をしていると
詩がなんだか意味深です…
(1) あなたに「さようなら」って
言えるのは 今日だけ
明日になって またあなたの 暖かい手に
触れたら きっと 言えなくなってしまう
そんな 気がして
私には 鏡に映った あなたの姿を
見つけられずに
私の 目の前にあった 幸せに
すがり付いてしまった
(2) 私の誕生日に 22本のローソクを立て
ひとつ ひとつが みんな君の
人生だねって言って
17本目からは 一緒に火をつけたのが
昨日のことのように
今はただ 5年の月日が 永すぎた春と
言えるだけです
あなたの 知らないところへ
嫁(トツ)いでゆく 私にとって
(3) ひとつだけ こんな私の わがまま
聞いてくれるなら
あなたは あなたのままで
変わらずにいてください そのままで
かぐや姫をわがままと
断罪するのは
これは男性的発想なのかな
なんか演歌の世界みたいで
気持ち悪い。
そんな幻想こそ
許されるはずがない。
時代錯誤です!
かぐや姫とわがまま
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