日本人観光客ら
15人が死亡した
あの事件から
14日で1年になります。
中学時代の同級生8人と出かけ
火災に遭遇し
大やけどを負いながら
(全身の45%)
ただ一人生き残った
笠原勝さん(38)は
初めて公の場で語り
「夢のような感覚で
この1年を過ごしてきた」と
いまだに癒えない悲しみを
明かしました。
「たくさんの仲間を失ったことが
いまだに信じられない」
毅然と前を見据えて
振り返られる姿が印象的です。
10回もの皮膚移植を受け
リハビリ中
身体的な
その苦難も
はかりしれません。
釜山市内で慰霊祭を行い
火災現場で献花した
他の遺族も
「『大変やったな』と
声をかけながら献花します」と
声を震わせ
「昨年まで息子がしていた
稲刈りや運動会などに出るたびに
寂しさを感じる」と
報告してくださいました。
この事故はまだ
なまなましく生きて
言葉にならない真実を伝えています。