心理療法にも
いろいろな方法があるので
何も
かさぶたをムリにはがすような
痛々しい方法に
律儀に
固執する必要はない
というのは
事実だと思います。
しかし
気をつけなくてはならないのは
【暴露法】だから痛々しくて
【箱庭療法】や【夢分析】だったら
傷口に優しいとは
言えないということです。
かぐや姫の話をまったく聞かず
わがまま扱いした挙句
象徴表現を
常識で解釈し
個性化させず、
適応論に嵌め殺したケースは
【箱庭療法】でした。
厳密に言えば
箱庭療法とは呼べないのですが、
【箱庭療法学研究】に掲載されてますので。
ラポールを形成し
痛みを共感しながら
ゆっくりゆっくり
行う【暴露法】のほうが
もしかしたら
傷口に優しく
効果的ということも
ありうるでしょう。
要は
心理療法家の人間性でしょうね。