昨日
イタリア国営テレビ
RAIの
カトリック教徒向け番組に出演
東日本大震災を体験した
千葉県の
7歳の日本人少女からの
―お父さんがイタリア人
「私は今
とても怖いです。
大丈夫だと思っていた ←自明性の喪失
私の家が
とても揺れたり
私と同じ年ぐらいの子供が
たくさん死んだり
公園に遊びに行けないからです。
なんでこんなに悲しいことに
ならないといけないのですか」との
質問に対し
法王は
「私も同じように『なぜ』と
自問しています。
答えは見つかりませんが
神はあなたとともにあります。
この痛みは無意味ではありません。
私たちは苦しんでいる
日本の子供たちとともにあります。
ともに祈りましょう」などと
答えました。
大変な事件に遭遇すると
子どもも哲学者になります。
―普通は考えなくても済むことを
考えねば
一歩も進めません。
ユングはそれを考え抜く
哲学的忍耐力を身につけさせるのが
心理療法の基本だと言っています。
―牧師の息子です。
ユングも水害で
敬虔な信者がなくなることの意味を
父親に問いました。
―神がいるのになぜ?と
素朴にして
普遍的なテーマです。
お父さんがイタリア人なら
神の概念で説明するのも
アリかな?と思います。
ローマ法王ベネディクト16世被災地の7歳女児にこころのケア
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