涅槃教の一節に
「(一切衆生)
悉有仏性」と言う
表現がありますが
曹洞宗の開祖
道元禅師(1200-1253)は
「山川草木悉有仏性」と
読み直されました。
山川草木には
―自然界には
悉く
仏性があるということです。
誰にでも仏性があると言うと
普通の人は
自我肥大を起こし
おかしくなってしまいがちなので
―仏になったと勘違いする。
私は
道元の言葉の方を
好みます。
翁が
竹に仏性を観たという
―投影を通して
悟る道が開ける。
解釈もあるかとは思います。
―あとは翁の夢とか
そして
自然と戯れることが
大事ですね。
箱庭の意味も
そこにあります。
―小宇宙 即 大宇宙
自然治癒力が
蘇れば
―作動するようにするのが
心理療法
PTSDなんて
イチコロです。
―向精神薬を使うと
イチコロにされます。
殺虫剤みたいなものですね。
人間のこころはそのように
できているのです。
『かぐや姫の物語』PTSDの自己治癒力と「山川草木悉有仏性」
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