1995年の
地下鉄サリン事件では
陸上自衛隊市ケ谷駐屯地の隊員ら
約200人が現場に向かい
ホームや車両の除染に当たりましたが
小隊長として
霞ケ関駅を除染した
中本尚明1等陸佐(46)は
当時を振り返り
若い隊員に
「駅に入る時、怖くなかったか」と聞くと
「怖かったですが
行くしかないと思いました」と
答えが返ってきたことを思い出しました。
恐怖心の否認は危険ですが
自然にPTSD予防教育がなされていたわけです。
「不幸にも事件が起こり
現地で任務に当たった隊員は
教訓を生かさないといけない」
経験者は
語り継がねばなりません。
地下鉄サリン事件の自衛隊員「怖くなかったか?」「怖かった」でPTSD予防
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