オウム真理教幹部に殺害された
坂本堤弁護士=当時(33)一家3人の
遺体発見から20年だそうです。
坂本さんは
司法修習生だったときに
自閉症の青年と交流する中で
理不尽な暴力を受けた経験を打ち明けられ
自分は弁護士として
「声なき彼らのような人々」の心を
くみ取る仕事をしようという決意をしたそうです。
(作文「一年生」)
同僚だった弁護士たちも
それぞれの20年に思いをはせ
「最近でもいじめや児童虐待など
子どもに降りかかるいろいろな問題がある。
この20年で
子どもたちが幸せと言える社会にできただろうか」
「(坂本さんは)
弁護士として
ピュアな気持ちを持ったまま命を奪われた」と
語っています。
実務の前に
当初の理想は打ちのめされ
現実に負け
損得や駆け引きを覚え
案件のこなし方を学んでしまうことが多いわけですが
心理学の学者たちには
それが顕著です。
傾聴が心理療法の基本なのに
なんでも発達障害に見立てたり
(象徴も見えず)
自宅警備員・思春期心性と揶揄したり
ふざけるにもほどがあります。
京大ポポロ事件も起きるというものです。