青いゆかたの信子ちゃんですが
中学生ですから
親切とおせっかいの違いは
まだ難しいでしょう。
しかも親譲りですから
常識になってしまっています。
杏奈のような繊細な子どもの存在は
(一見、鈍感に見える)
信子の家にとっては
トリックスターみたいな存在なのでしょう。
普通にしているつもりなのに
太っちょぶたと言われてしまい
傷ついたのでしょうね。
強そうな子で
即座に気持ちを立て直し
自分も言いたいことを言ってから
「仲直りしましょう!」と
言いましたが
(どこまでも主導権は自分です?)
それを拒否されたあとは
優等生らしからぬ行動に出ます。
親に言いつけただけではなく
嘘を混ぜていますよ。
子どものころは
こんな「プチ解離」もアリで
めちゃくちゃなことをして
周囲にいろいろ心配をかけながら
(それをウザイと思い)
常識を身につけてゆくのでしょう。
相手にされなくて
逆上して
狂ってしまう
ストーカーは
こういう環境で学習しそこなった
ネグレクト児なのでしょう。
ジブリの作品には専門家ではない
ちょっと癖のある普通の人たちが
みんなでこどもを見守っています。
こういうのが
おとぎ話になりつつあるのを
何とか止めなくてはならないと思います。