精神疾患がもとで
行動をコントロールする能力が低下して
傷害などの事件を起こし
刑事責任能力が問われずに
不起訴や執行猶予になった人たちを
強制的に治療する
医療観察法の対象者のうち
(2248人)
法施行の2005年7月以降
52人の自殺が確認されたそうです。
対象者を社会復帰させることが目的で
収容病棟の医師、看護師らのスタッフの数も
一般の精神科病棟よりも
圧倒的に多いのですが
どんな専門家が何をするかという
内容が問題なのでしょうね。
自殺者の中に
元自衛隊員で
横須賀基地の
護衛艦「はたかぜ」の海士長だった男性も含まれます。
直属の部隊でいじめを受けたことが原因とされる
精神疾患の悪化により
幻聴で苦しみ
罪のない通行人を傷つけてしまったというのが
ポイントでしょう。
この精神疾患とは
PTSDですね。
内部告発があった時点で
適切に対応されていれば
発症すら予防できた問題です。
この世界は
根本的に間違っているということが
だんだん明らかになってきましたね。