雨宮まみさん「こじらせ女子」型PTSDのため40歳で死去

40歳になったら、死のうと思っていた」という

桐野夏生『ダーク』の

有名な冒頭の一文が

気になっていたようで

その40歳で亡くなりました。

 

shogo

 

40歳を

自傷&他害の

危機の時期にしてしまう原因は

過去のトラウマであるという自覚もあったようで

 

「 愛されていることも知っていて

ただ、わたしにはわたしの
どうしようもない傷がある

というだけのことなんだ。

時間が経てば

こんな傷、何も感じなくなるときが来る。
経験でわかっていても

人の心は

なぜこんなふうに

揺れるようにできているんだろう」と思いながら

 

睡眠薬が効かない不眠に悩まされ

体質的には飲めないのに

大量のお酒を飲んで自殺のことを考えたりして

やりすごしてきたようです。

 

無題gih

 

処方薬依存症とアルコール依存症を併発するレベルになれば

自然治癒は見込めないでしょう。

正しい治療が必要です。

『ダーク』じゃなくて

トラウマの巡礼の旅に出る

多崎つくるを読めばよかったかもしれませんね。

 

雨宮まみさん「こじらせ女子」型PTSDのため40歳で死去」への8件のフィードバック

  1. franoma

    ご紹介の雨宮まみ氏の文にある「幾度もの嵐のあとで、嵐のあとに必要なものをすっと差し出せるような人」とは、例えば、処方薬でオーバードーズをやって救急車で運ばれてきた人を、死なせないように業務を行う救急病棟の人たちですね。それが業務であろうと、友情であろうと、家族愛であろうと、何かをオファーする側が平生底を維持できなければ、オファーを続けることは不可能です。
     その点で、今日、アリスパパ氏が書かれた記事
    http://ameblo.jp/sting-n/entry-12220326509.html
    『日々の生活の中でのみ、人は快復できる』
    =「安全確保」( http://bit.ly/1PczLNd )が曲がりなりにもできて平生底を維持する努力が繰り返し水泡に帰されることがなければ、「日々の生活」が営めて、人は快復することがある(←自然治癒力が作動して何とかなる状態であれば…という条件付き)
    …という話なのでした。したがって、「身体障碍の親御さんたちが自分たちで障碍児の居場所や生活の場を自ら作っていったのに対し、精神障害者と言われる当人の親御さんたちにはそれ程の力を感じない。精神科病院という逃げ場が用意されているからだろう」と書かれても、精神科病院という逃げ場が用意されていなければ、もっと早くに殺害して済まされていた危険性も高いわけで、イタリアのように「まず法律で精神科病院をなくすことを決め、退路を断って、地域で当人たちを受け入れるシステムを構築していった」と言われても、無理があるように思われます。
     グローバルに「彼ら」( http://bit.ly/1Zhkj81 )の主なターゲットは年端のいかない子どもです。高齢者は安楽死か自殺幇助で済ませることが既に決められていますから( http://ameblo.jp/philipp-lahm21/entry-12216320579.html#c12891086595 )。
     そういうわけで、日本で「まず法律で精神科病院をなくすことを決め、退路を断って」しまったとき、相談先は、地域の児童相談所でしょうが、児童相談所は機能していません。息子も自分で児童相談所に電話してみたし、私も電話してみましたが、「殺す」とか言っているなら警察でしょ…と門前払いでした。法律で精神病院を廃止しても安全確保( http://bit.ly/1PczLNd )は不可能です。安全確保( http://bit.ly/1PczLNd )を実践するには、まず加害行為をやっている加害者型PTSDの鑑別が不可欠です。このことは再三、アリスパパ氏のブログに書いてみたのですが、話は通じませんでした。私の説明の仕方が悪いのか、トラウマに踊らされて実の息子を殺害しようとする親父がいることが理解できないのか?…そこは不明ですが、私らは、
    アリスパパ氏らが立ち上げようとしている組織に、他者の「安全確保」を脅かす加害者型PTSDが紛れ込まないように遠くから祈ることにします。
     翠雨先生のブログでコメント
    http://bit.ly/2f2HQMY
    に書いたように、何によって心身の調子を崩したかはさておき「復興の主体」は常に患者であることは間違いありませんし、医療荒廃を復興させる主体が市民であることは、氏とも同じ意見です。
     しかし、来談者の相談に乗り、心理支援をすることは、必ずしも「医療行為」ではありませんね。PTSD発症リスクを負わされて不安定な状況にある人が自らPTSD予防を進めるために箱庭療法をする場合、それは医療行為と言うよりは、弁護士さんの相談業務に似ています。相談者の人格と生活を守るために支援するわけですから。そして、相談者の人格を無視して「(アリスパパ氏の記事タイトルにある)日々の生活」を破壊しようという行為は、加害行為と認定され、そうしたことを取り締まるのは警察と司法です。医療機関が取り締まるのではありません。この辺を、もう少し整理すると、アリスパパ氏も何故、私が「アリスパパ氏らは、立ち上げようとしている組織に、他者の安全確保を脅かす加害者型PTSDが紛れ込まないように気をつけねばならない」と再三、コメントやメッセージでお伝えしたか、伝わるときがくるかも知れませんね。また、 idthatid さまのように、翠雨先生のような支援者に攻撃を仕掛けるサイバーストーカー犯罪者もいるということが公けになれば、アリスパパ氏らにも考え直す契機になるかも知れません。

    話は、雨宮まみ氏に戻って、西洋医学的な「死因」が何であれ、お書きのような状況であれば、「PTSD死」であり、PTSD予防&克服でしか回避しようがない不幸であるということは、間違いありません。

    返信
    1. wpmaster 投稿作成者

      急なことで、世間の人たちは驚き、死因が気になるようです。
      自宅での事故死と発表されていますが、それでは単なる「不審死」扱いで恐怖心を煽るだけなので、「PTSD死」という言葉を覚えてほしいです。
      雨宮さんが酩酊中に「今なら飛び降りられそう」等と書いておられたような意識と無意識の微妙なバランスですよね。
      完璧に意識が働いていたらよぼど鍛えられた人しか無理ですし、完璧に無意識なら動けませんから。
      緩やかな死を迎えるような依存症という名の自殺もありますしね。

      idthatidは学会に怪文書を送っていますので、アリスパパさんもご存知だと思うのですが、何にしても大事なことはゆっくりしか理解されないようで歯がゆいですね。
      心配し見守っていただいていることは有り難いことだと思います。
      やっと軌道に乗り出した大事な組織ですからね。

      返信
      1. franoma

        「PTSD死」のほか「PTSD発症リスク」、「PTSD予防」段階、トラウマ、解離言動などの概念は、PTSD現象学を進める上で必要不可欠ですね。

        トラウマに踊らされて(犯罪になるような、あるいは犯罪とまではいかなくても職業倫理上、問題になるような)解離言動をしてしまうPTSD症状があることは、
        尾木ママ先生も理解なさっていないようで、「トラウマ」という表現を病原性のない外傷的な体験について使われています。
        http://ameblo.jp/oginaoki/entry-12220262814.html
        「軽井沢のバス事故で四人も亡くし、まだまだ手術重ねているゼミ学生を身近に看ているトラウマなのかも知れないです
        事故には人一倍敏感になっています…」
        のは、正常に精神機能が働いているので「病原性」のある「トラウマ」とは(概念的に明確に区別せねばならない)外傷的な体験と言えます。
         この二者を区別しないと、ショックを受けた直後、まだ正常に精神機能が働いている被災者に対して心理支援をなさらない河合俊雄さんらの被災地での活動が(結果的に)後で精神科医が薬物をばらまくのに都合がいい「露払い」( http://bit.ly/2gleeNl )になってしまいます。先ほど言及したアリスパパさんの記事
        http://ameblo.jp/sting-n/entry-12220326509.html
        でも、「カウンセリングという密室で、話を聞いたところで、当人の覚醒は起きない」と書かれており、ここは、どういうカウンセリングを実施したかを問うていない点で間違っています。S先生( http://bit.ly/Ssensei )のような言語的アプローチであれ、
        翠雨先生がなさる箱庭療法のような非言語的アプローチであれ、「傾聴」は意味があるのです。それをしないで、「眠ったほうがいい」とか「不安を抑えたほうがいい」とか表面的な観察だけで精神科医が薬物をばらまいて外傷的な体験を抑圧してトラウマ化を進めてしまうと、PTSDを蔓延させて、日本社会が内部崩壊するように誘導してしまいます、悪気がなくても。私のように20歳くらいから自己分析をしていると、DVオヤジ&仲間たちに何年にも亘ってなぶりものにされても表面的には「軽症うつ」ということになるようです。いわゆる「レセプト診断名」で意味はありませんね。

        なお、
        http://ameblo.jp/oginaoki/entry-12220262814.html#12893785724
        コメント No. 10
        「Re:自覚のない」
        が投稿できました。

        >カナさん

        傍から失礼しますが、
        「認知症だから運転できないんだ。」ではなく、「そういう年齢だから法律で禁止されてる。」という嘘は一時的には通用します。けれども、
        一時的なものです。「認知症」ではなくPTSDゆえの「認知機能の歪み」は、高齢者だけでなく中年や若者にもあり、それゆえに交通現場でも「ヒヤリハット」事例が数多く出ます。この事実を共有して、「自覚のない」危ないドライバーさん全員に「ヒヤリハット」事例収集とハザードマップ作成に参加していただくことが出口ではないでしょうか。年齢によらず、「こんなに運転が難しい場所が多いなら、格別に運転がうまいわけではない自分は、避けよう」とか、「もう大変すぎるから運転免許を返上しよう」とか思っていただければ、「認知症」扱いも「高齢者差別」も不要になります。実際、若い人でも解離性暴走はなさっていますよね?

        どうも、お邪魔しました。

        あ*

        2016-11-17 12:48:39
        ===コメント内容おわり===

        私は、高齢者ではありませんが、「うつ病」ラベリングをされて精神科というかメンタ科に通院中に、免許証の更新を断念しました。下手に免許証を持っていると運転を頼まれることがありますが、反射が鈍っていると自覚したので、返上することにしたのです。その後、反射の鈍りは回復しつつあるので、必要になったらまた新たに取るかも知れませんが、そう老い先長くないかも知れません。私の老い先がどうあろうとも私より息子に運転免許を取ってもらうほうが優先順位は上ですが。

        解離性暴走や逆走、解離性不注意による駐車場での事故など「認知症」扱いにされてしまう高齢者は少なくありませんが、「解離性〇〇」なので全部、晩発性PTSD( http://bit.ly/PTSDinLaterLife )ですね。

        返信
        1. wpmaster 投稿作成者

          これらの社会的に認められた人たちが言う、ちょっとした間違いが案外伝播しやすく、実は一番危険なのかもしれません。

          「カウンセリングという密室で、話を聞いたところで、当人の覚醒は起きない」って書いておられますね。
          これはなかなか思い切った凄い発言です。

          返信
          1. franoma

            記事
            http://ameblo.jp/sting-n/entry-12220326509.html
            にあるように、
            「絶対的な権力を持つ医師、その手下としてのコメディカル、管理・治療対象としての患者」という状況で、来談者を制圧しては支援にならないのに、制圧して済ませていますよね。
             『セラピスト』ショッピングの果てに( http://bit.ly/2g2BRcC )、
            最相葉月さんがPTSD否認の町医者と向精神薬を選んで落ち着いてしまったことや
            JSTSSの迷走…いろいろ、あり、
            E. フロムが言う『自由からの逃走』を実践し、
            権威として君臨する精神科医に制圧してもらって「これで良かったし、こうなるしかなかった」と言う人たちを大勢、ご覧になった上に、そのまま落命なさった方も一人や二人ではなかったので、
            「カウンセリングという密室で、話を聞いたところで、当人の覚醒は起きない」
            と、お書きになったのでしょうね、多分。

  2. Ikuko Marie ASAOKA/HISHIKAWA

    JSTSSの[迷走]が一段と酷いことになったのが
    https://franoma.info/2015vernalSocialExperiment
    でした。そして…翌年、アメブロ[襲撃事件]:
    https://franoma.info/投影を解こうとすると襲撃される

    https://franoma.info/ゲイツ崇拝教で日本人やめますか
    に関連して、
    コロナ毒チン禍では、
    40歳代の女性に多くの[自覚]症状が出ている模様。
    加藤勝信さんたちに “信じる者は騙される” 状態で
    《守備本能》機能不全に陥って接種するような《人生の午後》に突入した女性たちが(ゲイツらが開発した)《生命工学》兵器で《卵巣》にダメージを受けた —— とも言えます。

    https://franoma.info/最相葉月さんのPTSD治療
    も酷い話で… @kenmogi さんもトンズラされなければ、Twitter で[反省]会を開きたいところです。ヤマネコ&イエネコ Hybrid 猫さま icon のTwitterアカウントは[凍結]されていますが…今アレコレ書くにも、相手もトンズラしているから意味がなく…orz。

    5類にしたので、年1回[定期接種]に決めた…
    何処までも黄色いサル女=日本人女性を踏みつけにする気が満々の◯◯学会はじめ《カルト連合》です。
    [加藤勝信]さんの《鉄面皮》ブリも凄い‼️ケド…
    年1回[定期接種]を辞めさせないとマジいです。
    https://franoma.info/理系センスのロシア人は自然権を守りWHOを許さない

    https://franoma.info/EUandAU

    https://franoma.info/獨協大学の井原裕はヤバい

    返信
    1. 翠雨 投稿作成者

      翌年、アメブロ[襲撃事件]というのは、解離意識レベルでの便乗でしょうね。
      私はこの狡さが一番嫌なのです。

      野良患者の定義第一にこの便乗があります。
      心理療法そのものじゃなくて心理療法に関するケースワーク(あそこにこういうところがあってこういうタイプの人にはこうらしいよみたいな)に終始して横道に逸れるのですが、それはそれで新しい才能を発見できたような勘違いがトラウマに対する麻薬になりまして依存状態となります。

      ジジババ○○に準じる野良患者横車はどうです⁉

      返信

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