2010年秋冬
パリ、ミラノ、NYブランドコレクションで
“ふっくら体型礼賛”ともいえる傾向が
見られたそうです
90年代後半のスーパーモデル、ケイト・モスさんの出現以来
ランウェイを飾るモデルは
「痩せ型・胸なし」と
相場が決まってました。
身長が1メートル79、体重49キロで
肥満とみなされる可能性がある特殊な世界でした。
心理療法でも
摂食障害と痩せ型モデルの関連について
よく議論されてきました。
肥満を美人とする国では
逆に健康を損ねながらも
胃を拡張させる涙ぐましい
努力をするのですからね。
昔ながらの女性らしさへの
回帰トレンドが
本物かどうかはわかりませんが
心理療法も
ユング心理学誕生の時点くらいに
回帰したうえで
回避していた問題に
しっかり向き合い
さらに
進化させなければならないと
思います。