沖縄戦で
住民が
「集団自決」
(強制集団死)に追い込まれた
沖縄県読谷村の自然壕
チビチリガマを荒らし動画撮影した少年らが
逮捕されました。
ガマは
お墓なので
「心霊スポットへ肝試しに行こうと思った」というのは
不謹慎ですが
戦争PTSD予防教育が
不徹底であるので
子どもたちが
こういう行動をとらされてしまったのでしょう。
ヒステリーの作為体験という名の
非行であり
未成年なのですから
正しく補導し
子どもがそういう行動をする社会背景を
大人は反省すべきなのです。
戦時中
両親を亡くし
こころの傷を抱えながら
十字架を盗み
箱庭遊びをする少女と寄り添う少年の物語
方法は稚拙ですが
無意識の中には
傷ついた祖先とその負の連鎖のただなかにある自分たちに対する
弔いの気持ちがあったはずです。
この場所も「聖痕」であり
象徴性が生きていますから
こういうことが起こるのです。
もちろん
(象徴がつかえない発達障害が増えていると喧伝する
本邦ユング派)
少年らは
発達障害などではありません。