神奈川県
座間市のアパートで
男女9人の切断遺体が遺棄された事件で
容疑者(27)は
「女性たちは
『死にたい』と言っていたが
会ってみると
本当に死にたいと思っている人は
いなかった」と語りました。
解離犯罪はあってはならないことですが
犯罪者は時に端的に時代の問題を摘示します。
自殺者が3万人どころではないと言われる現象について
(変死に見える自殺の増加)
昔は常識だった
このことが忘れられていないかということでしょう。
監察医である
この本の著者も
「自殺は他殺である」と
広く世間に訴えましたね。
もちろん
遺体に他殺の跡があったということではなく
警察や学校、教育者の怠慢で
若者のこころがしっかり育たず
弱者となって疎外され
孤立して
そういう社会の闇に殺害されているという意味ですが。
加害者になる人も同じです。
ある法務大臣は
死刑囚について
こんな風に語りました。
「不幸な生い立ちをした人達が
凄惨な犯罪を犯している
ということをいつも考えざるを得ない
そんなことを思っております」
ある意味で作為体験ですね。
何かによって凶悪犯罪に駆り立てられているということです。
こんな本もありました。
そして
容疑者の姿ですが
出て来る写真の表情がみな違い
多重人格性が感じられます。
逮捕され
正気に還って
「殺人だった」と言えるようになったこの画像は
27歳に見えません。
向精神薬を服用すると
老けると言われますが
さてどうでしょう。
アクチベーションシンドロームがあると
さらに殺人に駆り立てられるのでしたね。
最後まで反省の意味がわからなかった
この死刑囚もそうでした。