『風の歌を聴け』から言語連想的に明確になるPTSD原理

最初の長編小説である

『風の歌を聴け』に

 

 

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その後の創作の予定が示されているのではないかと

書きましたが

 

「航海図」の画像検索結果

航海図のようなもの

その後に書かれた

最初の短編小説は

 

「中国行きのスロ...」の画像検索結果

 

『中国行きのスローボード』です。

 

『風の歌を聴け』で港のような役割を果たす場所は

中国人ジェイさんのバーで

 

「ジェイズバー ...」の画像検索結果

 

ジェイさんは

中国に行ったことがなく

いつか行ってみたいと言っていました。

 

場所は神戸のようなので

外国人も多いのですが

 

「神戸異人館」の画像検索結果

 

日本文化の基礎をつくった

陰陽五行説の故郷

中国にゆっくり旅するボートが必要なのでしょう。

 

干支のトップバッター

「ねずみ」が

 

「風の歌を聴け ...」の画像検索結果「アンダーグラウ...」の画像検索結果

 

ひたすら足元を掘ると

脚下照顧のパロディ

 

 

「干支」の画像検索結果

 

底には「羊」なんかがいます。

ちなみに

牛の反芻の話も出てきましたが

それは

ねずみが

掘り出す前

トラウマの再現による自家中毒を起こしていたことと

重なります。

 

「羊をめぐる冒険」の画像検索結果「羊男」の画像検索結果

 

『中国行きのスロウ・ボート』の表紙は

とても気に入っているようですが

お皿の上に「なし」が2つというのも

「一太極二陰陽」や

「空」の思想を連想させるので

興味深いところです。

本邦ユング派はそれを忘れた

ストレイシープですけどね。

いつも

内容を決めずに

思いついた曲名等から

題名だけ考えて書き始めるそうですが

 

連想は

集合的無意識から湧いてきますから

どうしても中国風になるのです。

 

「多崎つくるとPT...」の画像検索結果

 

そして

とうとう

陰陽五行説とPTSDが顕著な作品となってゆくのでした。

 

フラッシュバックのようなものが

意味をもってつながってゆく過程で

 

心理療法的なので

人気があるのでしょう。

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