今年7月には
日本で措置入院中に死亡した
ニュージーランド人男性の遺族が
死亡の原因は身体拘束を受けたことだとして
支援者らと
「精神科医療の身体拘束を考える会」を設立しましたが
精神障害のある人たちでつくる
NPO「地域精神保健福祉機構」
(略称コンボ)が実施したアンケートによると
身体拘束を受けた人のうち
6割近くはオムツを着用させられた。
2割以上が
拘束中に
医療者による見守りや診察を一度も受けなかったそうです。
精神保健福祉法の運用基準で
「原則として常時の観察」と
医師による「頻回の診察」が必要と
定められている。
自由記述欄には
「拘束するのであれば
心のケアを手厚くしてほしい。
放ったらかしの拘束ほど悪化するものはない」
「必要のない隔離や身体拘束は
患者が自ら治そうとする希望を奪う」と
書かれています。
人権侵害も甚だしいですね。
こころのケアにも哲学がありますよ。
いろはの「い」から
学び直していただきたいです。