『戦場のメリークリスマス』の続きですが
原作者の
ヴァン・デル・ポストは
日記に
「この収容所の暮らしで
最も過酷なことの一つは
半ば正気を失った
理性と人間性が半分暗闇に紛れている状態で生きている者たちが
権力を握っているなかに居続けることで
引き起される過度の緊張だ」と
記しています。
有名な監獄実験のような話のことです。
半ば正気を失っているというのは
【解離】しているということですが
この大尉は
「高名な、精神科のヨノイ大尉です。」と紹介され
裁判官もつとめます。
被告は
弁護士もいないヘンテコな裁判だと反論しています。
軍靴の音が聞こえ始めると
精神科医は出世コースになるかもですね。
公認心理師も繰り上げ当選ならぬ
繰り上げ昇格しましたが
政権交代間近なので
今からでも取り消してほしいものです。