全日本病院協会の調査によると
52.1%の病院が
過去1年間に
職員に対する
精神的・身体的暴力
セクハラなどの被害を受け
被害職員は
24.8%が「我慢した」と回答
「退職したいと思った」
「死にたかった」などとの回答もあり
病院内で整備されている
サポート体制への認知度も
極めて低いことがわかりました。
関西医科大学の
三木明子教授は
「一般のクレーマーと悪質クレーマー」を区別することを強調した上で
悪質クレーマーは
「要求の根拠が正当ではなく
理不尽な要求も多い。
身体的な暴力を含む粗野な行動を取るケースもある」
他者に対する共感性に乏しく
相手が弱いとみると
徹底的に攻撃してくるのが特徴
「医療機関側が適切な対策を取らないと
診療機能が低下するばかりでなく
職員が退職に追い込まれる
不幸な事態を招きかねない」と
警鐘を鳴らします。