立春からもう88日なんですね。
お茶は
もとは薬で
苦味は「心臓」の薬
辛い・酸っぱい・甘い・塩からいの4味は食べ過ぎて
心臓を圧迫しがち
禅宗と深い関係があります。
陰陽五行説と禅の習合
薬は哲学しながら飲むものってことですね。
言われるままに飲んでませんか?
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
「あれに見えるは茶摘みじゃないか
あかねだすきに菅の笠
日本の行事は
旧暦と新暦でズレるのが基本ですが
この時期に
発生する「遅霜」は
お茶にには大敵なので
新暦通りに定めた
日本オリジナルの「雑歴」です。
本家中国にはないということ
赤い襷とすげの笠のスタイルは
やはり
陰陽五行説の「火」の強調でしょう。
光
太陽のもと
空洞と
菅笠
女性や
陰=火処
赤は
火の象徴です。
水剋火で
水は強いので
火を強化し
霜を撃退します。
現実的な霜対策には繋がりにくいと思われますが
色即是空 空即是色で
強く念じたものが
こころのどこかに効くのでしょう。
霜被害の不安とか
この時期のお茶は上質で高価だそうです。
寒染等とおなじで
艱難辛苦が玉(露)にするわけですね。
5月は
かぐや姫の卦でもありました。
4人の貴公子とかぐや姫
輝き・竹(空洞)・女性=火