家族療法としての
普通は個人療法ですが
集団療法や家族療法があります。
【こころのケア】のテーマも登場しました。
PTSD予防のこと
癌患者には
モルヒネとPTSD予防による緩和ケアが必要というのが
常識だった。
がん告知の問題から始まり
病院が
おじいさんにがんであることを隠していたのは
昭和スタイル
家族の【二次受傷】の問題が表現され
ドラマでは
孫の摂食障害から
家族の病理を感じた薬剤師は
苦しみを受容しつつ
がん患者に告知できずに悩む家族は
「第二の患者」であり
患者と同等かそれ以上に苦しむものなので
話すことができる場所が必要だと説明
傾聴される体制に入った家族は
告知できない背景にはトラウマもありました。
個人個人が
安心して自分の考えを自由に言えるようになり
独りで考えると
無駄に自分を脅し罰するところがあって
自分の本心がわからないし
人にも言えない。
おじいさんは
最善の治療を選択することができました。
がんであることはわかっていて
家族が気の毒で無理をして受けていた延命治療をやめて
よい最期を迎える体制に入った。
話せばわかりあえる家族と違い
治験患者としか見ていなかった医者は
わからずやで
こころなど全く眼中になく
数値だけをみて
適合患者をどこよりも早く探し
論文化することを急いでいた。
とん挫したアルツハイマーの国家プロジェクトを
思い出させる。
患者さんが疎まれ不利益を受けないように盾になり
そもそも
治験は悪いものではないが
癌患者のこころには
治験という言葉だけでも
強く響きすぎるので
勧める時に大変な配慮が必要という感性は
簡単に「発達障害」扱いし心療内科送りにする
今風心理士とは別格
病院内での立場まで危なくなるところは
心理士問題ですね。
公認心理師には
法的な縛りがあり
こころの専門家として意見を言い
患者さんを護る機会はないので
薬剤師仕立てにしてある。
おじいさんが亡くなったあと
孫と薬剤師が
こんな風に話していました。
今の医療とは別に
あるいは
仮にそのシステムのなかにいるように見えても
こういう過程を経験した人たちだけが
次世代に伝え続けている
魂のおとぎ話です。
架空の話は
あり得ない話ではなく
【空】に架かる二元論を超えた
大事なお話