本日は
武見太郎さんのお誕生日だそうです。
胆管がんで亡くなる前年まで
お酒は呑まないし
煙草も吸わないけど
肥満とストレスかな🤔
政治家タイプ(短命)だがわりと長寿
日本医師会の会長を
世界医師会も
歴任しますが
日本の医療システムには無理があると考えていたようで
ストライキをしたり
医師会・歯科医師会の全国一斉休診を実施(>_<)
国民の健康を二の次に考えてなんとか維持
ご自身のクリニックは終生自由診療
「精神病院は牧畜業」と指摘しました。
「日本精神神経学雑誌」1970年1月号の学会声明
「日本医師会の武見会長は
かつてこのような経営者を“牧畜業者”と非難した。
いうまでもなく
彼等からみれば患者は
牧場に放し飼いする牛か羊と同じという意味である」
アルコール依存症のフリをして取材した内容には驚愕したものですが
今は当事者の報告が主流
今は「それが何か?」という時代(>_<)
日本の治療者側とカテゴライズされる人たちの観察レンズは余りにも偏り過ぎているのだと感じています。まあ、日本だけでなく、英国治療者も同じですが….
牧畜治療を悪いとは思いません。フロイトのフリーアソシエーションよりも、ビオンのコンテインメンの方が自分をコントロールしやすい経験をした事があるので…..
私も外来でしたが、9ヶ月のデイケア(囲われた居心地の良い思考パターン環境)に通い治った気分にさせられたので….
でも、牧畜にいる家畜たちのゴールは人間の食肉になる為に屠殺されます。患者は牧畜治療を受けた後にリアルな人間社会に放たれリアルな社会に適応して行かなくてはならない…という現実があります。治療者側の人たちはそのプロセスをどうサポートするかが日本では未だ考えられていないのだと….いや、考えられているとは思うけど、そこのサポートが具体的に実行されていないのだと想像しています。難しい部分ですよね。患者それぞれのソーシャルアビリティも違うし、それぞれの環境も異なってるし….
長くなってしまうのでここら辺で…
今日は最高気温22度。今年も内輪だけで夏は終わってしまったかも…..
激怒されていることもあり、のどかなイメージではなさそうです。
死亡退院ということも少なくないし、悲惨でゴールがないことがほとんどですからね。
昔なら、心理療法を離れるときこそ丁寧に(うつ病的な人は自殺リスク)、アフターケアという言葉もわりと聞きましたが、今は病院に行くことがゴールで大違いです。それ以上を望まないようになる(意志は持たない)システムにもなっているような🤔
夏を惜しむことができるなんて情緒があってうらやましい(^^♪
ドラゴン🐲も、その心理療法後の丁寧なアフターケアを経験した事があります。その心理療法は自由診療(英国NHS枠外)だったと記憶しております。。
受診して、カウンセリングを受けたら「はい!終了!」という感じで、患者の心は歪んだままか、薬物中毒にして思考停止状態にするのが今の医療システムのターゲットになってるような…..
複雑性PTSD患者当事者としては、薬物による思考停止解除をしてからがリカバリの本番が始まると思っています。そうでないと「治ったフリ」コースを歩まなければならないから…..
猛医さん(福沢諭吉の現金なKO時代の学徒)は、保険診療@合理的🐭エコノミークラス では限界があるけれども、必要悪なので、大概のことには目をつぶりなさいという考え方だったようです。
しかし、その最大のひずみが出て久しい精神科に関しては、激怒しながら指摘せざるをえなかったのです。
始まりがゴールなんて漫画みたいなことを専門家が大真面目で言ってはばからない今の医療システム(>_<)