日本のターシャのような
ベニシア・スタンリー・スミスさんの
訃報はあまりに突然で
多くのファンの方々はショックを受けられたと思いますが
昨年の夏至の朝静かに息を引き取られたと知り
安堵いたしました。
後になってわかることではありますが
心理療法の過程と同じ
一生の住まいを見つけたいと考えていたようで
終の棲家
妥協せずに京都の古民家を見つけ
100軒は見た。
ほとんど自分たちで改装
昔の建築物は素晴らしいですが
今の建築会社では修理できないし
― 町の職人さんなら相談できるかも🤔
誰も住んでいないと
ボロボロです…
「これから私は
ハーブとガーデニングを趣味にします」と宣言
庭造りを開始されたそうです。
ユングも晩年
自分で塔を建てたし
京都といえば夢想国師も👀
― 元祖✨箱庭療法
お抹茶と和菓子もいいけど
ハーブを使った料理や
トラディショナル・フルーツケーキなど
この時期なら
イギリス式のクリスマス🎄料理も
イギリス貴族の家に生まれますが
母親が4度離婚し
『いつ捨てられるかわからない』という
不安な子ども時代を過ごした。
上流社会になじめず
19歳でインドへ渡り
翌年に日本人男性と結婚
一男二女をもうけ
英会話スクールをオープンし京都に腰を据えるも
離婚してシングルマザーとなります。
その後
ネパールやインドを放浪後
インドカレー店を開いたご主人と結婚
「ベニシアは店の常連で
言葉に説得力のある魅力的な人でした」
しかし
お子さまがなじむのは容易ではなく
「ベニシアの2人の女の子たちは
多感な思春期で
僕は歓迎されなかったんです」
「23歳だった次女のジュリーが
出産後の精神的ショックから
統合失調症を発症してしまって。
どう接していいかわからず悩みましたね」
深く理解しあい協力していたけれども
よくある一抹の嫉妬からの行動が
本当はそんなふうに思っていなかったけど
世間的に成功したべネシアさんが褒められ
ご主人は大したことがないと言われてしまうと…
― 翻訳とカメラマンの業績だけでも多大なのに
べネシアさんの発症の原因となってしまったのではないかと
ご主人は回想されています。
無意識には
厳しいところがありますよね。
ほんと、無意識は解明出来ない部分が多いですね。
自分の無意識もわからない事の方が多い。
ボロボロの家をリファービッシュするのはイギリス人の習慣みたいですよ。日本と違って、建物を取り壊す事はしない事の方が多いです。古い家ほど良いという思い込みがある様です。オンボロな古い家に残るアールデコ調の階段の手摺りとかを残すために必死で周辺のインテリアデザインを考える感じです。オンボロの家を購入して5、6年かけてリノベーションするお宅は多いです。
そうなんですね( ..)φメモメモ
今の日本人の家に関する感覚は稀薄かもですね。
選ぶにしてもメンテナンスにしても根本的に。
べネシアさんから、そんなことを気づかされているのかも🤔
いつもタイムリーな情報ありがとうございます_(_^_)_
英国には「地震」が無いからでしょう。
ですので、英国にいると地震被災のトラウマがイマイチピンとこない…という人が多いです。
伝統を重んじるという集合的無意識があるのかもしれません。Yr1から英国に住む次男も家選びは古い家を好む様です。先日彼の選んだ家を見てびっくり‼️モダンな高層アパートメントのインテリアよりもアールデコインテリアの方が好き❤️という25歳です。
素敵な感覚°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
そういえば…
日本のタワーマンションの見直し始まってます。
あれもなかなか象徴的遺物なのかも🤔