日本で花と言えばさくらですが
花の都とされた
60余州の中央の首都
京都では
平安京からの常識@集合的無意識 が
令和の時代にも残っている。
魔物からまもるために
神聖な場所には
目に見えない悪霊や疫神も憧れてやってくるという
陰陽☯イメージ
さまざまなお祭りが真剣に斎行されてきました。
不安神経症対策みたいな
PTSD予防(こころのケア)術
さくらの頃には
旧暦3月10日ごろ
「春、花が盛んに飛散する頃には、疫病もまた流行する。
その鎮圧のため宮中神祇官で大神・狭井二神を祭る」
― 『令義解』
鎮花祭があります。
辰酉は金気なので
3月は辰 十日は酉
金剋木の理で
木気の風を鎮めるという理屈ですね(笑)
トップダウン方式で全国の神社でも
城壁があるわけでもなく
水際作戦で
「四界祭」「四境祭」「四角祭」等
おひきとり願えると考えるところが
流行り病や不幸は心底恐れているわけで
真剣そのもの
実にユニークです。