ジブリ『借りぐらしのアリエッティ』」カテゴリーアーカイブ

『トトロの住む家』のユング心理学的意味

$PTSD研究家翠雨の日記
『借り暮らしのアリエッティ』は
『隣のトトロ』を
男の子の活躍として
書き直したものじゃないかな?と
ふと思いました。
 ―ブログでも
 女性が元気でしょ?
 臨床現場でも
 似たような傾向があります。
 
 克服の様相が大分違うんです。
ポニョも宗介が主人公です。
それで
哲学的になってるでしょ?
トトロは
思えば情緒的でした。
   …
サツキとメイの姉妹と
トトロの三つ巴ですね。
 ―すべては
 【一太極二陰陽】で展開します。  ←リセットの法則
日本語と英語
おりこうな女の子と
一風変わった女の子は
ですね。
$PTSD研究家翠雨の日記
キャッチフレーズは
「こんな生き物は
まだ日本にいるのです。多分」

 ―最初は「もういないのです」だったそうです。
 あるのか?ないのか?
 それが問題だったのですが
 『借り暮らしのアリエッティ!』になったのです。
   ―トトロは象徴ひらめき電球
「忘れ物、届けにきました」
 同時上映の『火垂るの墓』とリンクしています。
  ―戦争トラウマですね。
昭和30年代
日本人が
集合として経験した記憶のなかに
 
 ―血となり肉となり
 宗教ともいえるような
 常識になっています。
 無意識です。
あるものを
見直しながら
問題を予防し
超えてゆこうとの発想です。
お父さんは
考古学者ですしね。
 ―温故知新
$PTSD研究家翠雨の日記
問題を超えていくには
★きちんとしたまじめさ  
★とらわれのない自由さ  
両方大事ですよね。
片方だけでは
必ず行き詰ります。
メイは
おたまじゃくしを「おじゃまたくし」
とうもろこしを「とうもころし」と
言ったりしますが
 ―これは無意識が
 響きなども交えて
 異熟する様子そのものです。
だんだん正しく言えるようになります。
今は成人して
結婚して
どこかにいると
監督は言っています。
河合ハヤオが
翻訳しそこねた
ユング心理学を
宮崎ハヤオは
見事に
表現しつくしていますニコニコ

『借り暮らしのアリエッティ』2010興行収入第一位のユング心理学的意味

$PTSD研究家翠雨の日記
全体的には伸び悩んでいるそうですがね。
PTSDの時代
克服の秘策を大まかに示した
『崖の上のポニョ』の
続きは
どうしても
伝えられなくてはならなかったのです。
海外の第二位は
『不思議の国のアリス』
 ―PTSDになったら
 不思議の国に迷い込みます。
まだこのあたりの哲学で
うろうろしているのに対して
日本は
古典を大事にしながら
進化させてますからね。
 ―PTSD治療の間違いを
  端的に指摘ニコニコ
PTSD研究の
最先端は日本にあります。
ユング研究所なんかに
行ってる場合ではありません。
 ―ユングの【象徴】を否定し
 発達障害狂想曲に
 踊ったりするのですから。
 アリエッティは
 【象徴】はアリエッティ!と
 怒っています。

コピーが好きな日本人のための偽ブランド品販売店摘発

広島では大学生が
大阪では50歳の女性が
逮捕され
韓国では
日本人観光客を相手に
偽ブランド品を販売していた
グループが摘発されました。
店には
バッグや財布など
偽ブランド品が
ずらりと並んでいて
客の日本人が品物を選んでいます。
「日本は
ブランド品の買い物が
好きだと聞いたので狙った」と
店長やガイド役の男たちは
言っています。
$PTSD研究家翠雨の日記アリエッティクローバー
大阪では
バッタモンと呼ばれるそうです。
困ったことに
「これバッタモンやねんドキドキ
本物をお召しの方にも
「それバッタモン?」叫び
不遜きわまりないのですが
悪気はないのです。
一応犯罪なんですけどねショック!
何でこうなっちゃったのでしょう?
西洋では
ブランドは
権威があり
権威は守られています。
キリスト教も権威が
ありますから
侵しがたい存在です。
 ―ユングなどは
  圧倒されて
  病気になっています。
一方日本は
無我の文化で
下手すると妙な
平等意識になります。
仏の頭の上を越えてゆけなんて
考えもありますから
低級な解釈に堕しますと
恐ろしいことになりますドクロ
 ―権威をコケにするのです。
  ブランドで無邪気に
  遊んでますよね。
ジーンズをはいたり
サッカーしたりしてますが
頭の中では
まだまだ
権威の概念を
実は
よく理解できていないのだと
思われます。
文化や常識は
なかなか根深いものです。

『借りぐらしのアリエッティ』トラウマの創られ方と癒され方

$PTSD研究家翠雨の日記
こんな風に
恐怖感を味わいながら
狭い考え方に
とじこめられるのです。
 ―恐怖による
  条件付け
  マインドコントロールです。
誤解されているようですがひらめき電球
相手から押し付けられた狭さは
案外大したことはないのです。
 ―だってコントロールしにくいだけで
  それを知ってますから。
  
問題は自分が自分で
かけた魔法です。
 ―「許せないのは当たり前でしょう!」と
  20年怒り狂わされている。
  許さなくてよいとみんな言ってるのに
  わざわざ言わされる。
  「あのときはしかたなかった」
   これに関しても同様
  本質を【回避】させるために仕組まれた
  巧妙なワナです。
  怒り体質の人は要注意です。
これはなかなか尻尾を
現しません。
他人からは
丸わかりですが
指摘されても
タコツボに舞い戻りながら
巧妙に【回避】し続けます。
$PTSD研究家翠雨の日記
【象徴】の存在を
知識としてではなく
こころから信じ
「アル!」と実感できたら
タコツボから抜け出せます。
透明なタコツボです目

『借り暮らしのアリエッティ』一寸法師もDVD化

1975~94年にかけて
お茶の間を
和ませた
テレビアニメ
「まんが日本昔ばなし」
―和ませたということは
 集合的無意識を
 癒したということです。
 河合隼雄の解説もありました。
 私とは違うお説でしたが
 大ブームが起こり
 大学がたくさん新設されました。
 (そのあと息子らによる
  発達障害狂詩曲あせる
4月に初めて
DVD化されます。
90年代に
VHSビデオ化されているのが
その2倍の
240話が発売されるのですが
4月1日に発売されるものの
筆頭は
「一寸法師」です。
$PTSD研究家翠雨の日記
針をもった
小人としては
兄弟ですね。
無意識の中で
出会っています。
日本や家庭のなかにある
トラウマティックな問題に
みんな気づき始めたのですニコニコ
これは科学では解明できません。
神話を宗教哲学的に
読むことでしか
深層は理解できないのです。
ユング心理学復活かな?
応援してあげるよ。
発達障害なんて寝言を
言わないなら!

『借りぐらしのアリエッティ』集合的無意識の中のバッタもん

$PTSD研究家翠雨の日記
この構図の意味は
以前に書きましたが
無意識は異熟しますから
説明は一通りでは
ありません。
バッタという意味を考えたいと
思いました。
 ―こおろぎでもいいでしょう。
関西では
コピー商品のことを
【パチもん】とか
【バッタもん】と呼びます。
PTSD研究家翠雨の日記
PTSD研究家翠雨の日記
PTSD研究家翠雨の日記
無意識のなかでは
隠語も英語も
同格なんですねニコニコ
ニセモノだから
悪いとかいう二元論ではなく
本物である
ブランド信仰のうさんくささを
茶化して遊びながら
対人関係の
潤滑油にするのですから
 
 ―★「これパチもんやねん」と
  わざわざ言う。
 ★本物でもニセモノでも
  「これパチもん?」と
  失礼にも突っ込むのが
  お決まりのご挨拶    ←全国的にはヒジョーシキ
$PTSD研究家翠雨の日記
ここにもやはり
【一太極二陰陽】の
リセットの法則が
あります。
笑いと反骨精神ですね。
しかもこれ
一応犯罪なんですよね。
集合的無意識のなかの
ぎりぎりの遊びなんです。
翔が乗せられてくる
ベンツに象徴される ←腐ってもベンツドクロ
ドイツ精神医学が
ブランドの胡散臭さですねニコニコ
バタ臭いともいいますね。
 ―和風ではない。

『借りぐらしのアリエッティ』PTSD克服のための【野性の思考】

$PTSD研究家翠雨の日記
かわいい
シジュウカラのひなです。
天敵は
カラスとヘビ
カラスの場合は
くちばしが届かないくらい
下の方で
うずくまるのが
ベストです。
しかし
ヘビは
巣の中に入りますから
巣の外に飛び出す
必要があります。
なんと親鳥は
巣の外から
「引っ込め」という泣き声と
「飛び出せ」という泣き声と
使い分けて
指示し
ひなもそれに応えていることが
わかりました。
命にかかわる問題は
命がけで
学習できる
ようになっているのです。
PTSDかうつ病か
そのくらいかぎ分けられず
認知行動療法なんかやってる場合じゃないです。
$PTSD研究家翠雨の日記
$PTSD研究家翠雨の日記
大事なのは
アリエッティのスピラーみたいな
感覚かな?

『借りぐらしのアリエッティ』魂に組み込まれる象徴

PTSD研究家翠雨の日記
お別れのときに
洗濯バサミの
髪留めを渡すと
PTSD研究家翠雨の日記
翔の生命活動に
しっかりアリエッティが
生き続けます。
PTSD研究家翠雨の日記
陰陽五行説の
【一太極二陰陽】と
華厳の
【海印三昧】で
永遠に
リセットし続けるように
たましいに組み込まれたのです。
PTSD研究家翠雨の日記
真の治療は一回きりです。
 ―薬や甘言で依存させる
  治療は
  墓場までです。
自尊心や勇気が回復すれば
あとは自分で
自分の人生を生きられます。
 ―発達障害じゃないですから。
それが
【自己実現】
【個性化の過程】というものです。

『借り暮らしのアリエッティ』変容の象徴

PTSD研究家翠雨の日記
死にたいとか
絶望してるとか
そういうことは
ひとことも
言わなかった翔君ですが
実は
そうだったわけです。
 ―安全地帯に入ってから
  「ああ、怖かった」と言うように
  問題解決してから
  本心が語られることが
  よくありますね。
よく
人間は
生きているのではなく
生かされているのだとか
言われますが
【象徴】によって
生かされるのではないかと
思います。
そして
勇気ですね。
 
 ―やはり【気】です。
 陰陽五行ですから。
絶望の淵にあるときに
【象徴】と出会い
癒され
リセットするのは
普遍的な真理だと
思いますニコニコ

『借りぐらしのアリエッティ』テーマは象徴の実在証明

$PTSD研究家翠雨の日記
機能不全家族に育つ
 ―立派な虐待
心臓が悪く
孤独な少年が
アリエッティという
【象徴】に出会い
守る
心的作業のなかで
 ―【象徴】という名の
  自己治癒力は
  一方的に
  癒してくれる存在ではなく
  こちらが支えて初めて
  凄い威力を与えてくれるのですひらめき電球
現実に立ち向かってゆく
勇気を獲得するまでの
過程を表現した物語です。
ポニョを助ける宗介も
「僕が守ってあげるからね」と
約束し
泣きそうになりながら
約束を果たしました。
 ―5歳の限界を超えてましたよ。
  百尺竿頭ですから!
★象徴の否定      ←日本のユング派
★象徴を見つけただけ  ←知識だけ
★象徴に依存      ←悪しき宗教レヴェル
これはみな不徹底です。 ←フジモト