渋谷駅構内の
通路に飾られている
美術家の
岡本太郎氏
(1911~96年)の壁画
「明日の神話」に
福島第一原子力発電所の
事故を思わせる絵を描いた
ベニヤ板が貼り付けられ
撤去される騒動がありました。
―もう少し
右の下にありました。
こういう悪質なことが
平気でできるのは
解離しているからですが
―絵はそれなりに
上手でした。
集合的無意識の中に
くすぶっている
トラウマが
原発事故をもってしても
解消されない予感のような
鬱屈したものを
感じました。
「イメージ表現の実際」カテゴリーアーカイブ
墓場からの講義
PTSD解離の時代の象徴「物理とわたしどっちが大事なの!?」
話題になるものには
象徴性があります。
★日常を切り取ったものながら
★深刻な雰囲気
★二者選択を迫られる
これはPTSD問題そのものです。
普通にありますが
深刻な話です。
フツーに生きていいるのに
ある日突然
異次元ポケットにいるような
自分を発見し
混乱します。
どうしようと考えて
二者択一の魔境に入ります。
★こういうの飲んで
ごまかすか
★内なるアニマの声に傾聴するか
―顔が見えないのは
見えない無意識との
対話だからかも。
●覆水盆に還らずか
●雨降って地固まるか
実は
▼死ぬか
▼生きるか
なんですが
だって
解離人格になれば
(多重人格とかも同じ)
バラバラ殺人も行動範囲に
入るんですから。
―普通は恐ろしくてできません。
しかし
自分の住む場所が
物理的世界になれば
(解離すれば)
可能です。
薬は飲まず
の人の声を聴く作業をするのが
正解です
震災ショックでグリコはドロリッチの新製品広告を遠慮した?
朝日新聞で
同じ場所に
定期的に広告を出していた
グリコですが
震災ショックで
紙面がガラリと変わってしまい
―そうなっていることも
忘れていましたが
本日違う場所に
新しい製品が出てました。
抹茶味とは
春らしく
3月8日発売だったそうですが
もしかしたら
震災のために
広告を控えていたのかな?と
思いました。
というのも
元はこういう女性が
出てくるTVCMが
怖すぎて
子どもが泣くと
苦情があったくらいなのです
―震災後のTVも
怖かったようですからね。
私が注目するのも
ドロに土気を感じるからです。
土気は真ん中にあって
陰陽を相殺する大事な作用ですから
それが
リッチ=豊かなことは
よいことで
さすが売れる商品は
陰陽五行をおさえているなと言うのが
自論なのですが
このたびは
地震の恐ろしさそのものと
同一視されるおそれが
ありますね。
今は
相殺なんて気軽に口にしては
いけないですね。
それで控えたのかなと想像します。
ユング心理学で言うと
グレートマザー
(太母)
子どもを育てる温かい愛情の面と
子どもを呑みこむ恐ろしい面が
―陰陽
大地や母親のイメージです。
―現実の母親との関係が希薄な人は
無意識のこれとつながって
再生しようとするのですが
ご存知のように
死闘ですからね。
夫と死別しPTSD様混乱から復帰したみつはしちかこさん
被災地の子どものこころのケア絵画療法の実際
★放射能は
目に見えませんが
5歳の男の子は
左端の絵のように
「おばけ」がいるよと
表現します。
―内戦で銃を持った戦士が
イタズラする地域の子は
戦士を「おばけ」として
表現します。
DVお父さんなら
「かいじゅう」が多いですネ。
★真ん中の絵は
小2の女の子
「津波が来た」「家がない」と言いながら
『でも私はいるよ』と存在確認するために
手形を押します。
★右側の絵は
小2の男の子
トラウマ表現が出ていますが
バラバラでもいいから
イメージをしっかり
描いています。
こうしておけば大丈夫です。
描き続けることで
だんだん自然にトラウマが消えてゆきます。
あーかな?
こーかな?と
興味関心を持ちながら
要らないことを言わずに
―「もっと大きく描きましょう」とか
「楽しい絵を描いて」とか
「おばけなんかいないでしょ」とか…
お母さんに
「象徴性が有りませんから
発達障害の疑いがあります」とか
「不安が高そうですから
お薬を飲んでください」とか
鑑賞するのが
秘訣でしょう
PTSDの時代に米国防総省「ペンタゴン」の目指すスターウォーズ的イメージ
被災地に広がるアートセラピーによるこころのケア
フィンガー・ペインティングと言います
―この子たちは
足にも絵の具をつけてるそうですが
かまいません。
楽しいだろうと思います
筆で描くより
より原始的な
無意識的表現になります。
活火山なんかを描いて
お母さんが
驚いて
やめさせたりすることも
あるそうですが
これは
必要な表現なんですね。
びっくりして
押し込めたエネルギーを
噴出する表現ですから。
展覧会に出品するのではなく
自分のこころのケアのために
描くのですから
★お行儀よく
★きれいな絵を
★上手に
描かなくてよいのです。
―これは認知行動療法にみられる
間違いです。
コンプレックスを
抑圧・否認するお手伝いをするのが ←まちがい
認知行動療法です。
発散しようとしているのを
―発散しようとしていない子どもを
けしかけてはいけません。
何事にも時期があります。
抑えると
あとあと大変なことになります。
震災のこころのケアに描かれた工藤静香の仏陀はキムタク似
大震災ショックで歴代仮面ライダーも勢ぞろいの象徴的退行でこころのケア
仮面ライダー生誕40周年記念映画
「オーズ・電王
・オールライダー
レッツゴー仮面ライダー」の ←最近のは長い
初日舞台あいさつが
都内の劇場で行われ
歴代仮面ライダー役が
勢ぞろいしました。
初代の人は
「変身の時代だ!」と語り
桜田通(19)は
「仮面ライダー40周年。
そんなすごい作品に出させていただけて
本当に光栄です」と
感無量の様子だったそうです。
―歴史の中の一人であることの
確認は
癒しになりますね
独りぼっちではない
ということですから。
大変なことがあると
日本が元気だった時代に
退行して
再生します。
成長の影で
見落とされたものを
見直します。
いろいろあると思いますが
私はやはり
PTSDですね。
心理臨床家の
たましいが
置いてきぼりになっているのを
助けに行きます