枝雀落語」カテゴリーアーカイブ

『京のぶぶ漬け』にみる【否認】合戦の美学

ケチとか     ≠ 始末だそうです合格
イケズとか…
よく知られた
京都人の悪口です。
 ―そんな人見たことないですが…
お客が帰ろうとしたとき
「お茶漬けでもいかが?」と   
聞くんですね。
お愛想で言ってるんだから
お礼だけ言って
帰らなきゃいけないんです。
 ―現金な大阪人は
 「邪魔クセー!」とパンチ! 
 怒ります。
モンスーン地帯には     ←特に海外
お客が食べきれないくらい
おもてなしするのを
よしとする文化がありますね。
そこでは逆に
お客は
全部食べられませんよ。
『足りない』って言ってるみたいで…
インドなんかでは
満腹になったころに
3回勧めるとか。
3回も言われたら
「じゃ、もう1つ」と
言わされそうになりますが
これも社交辞令なんですね。
馬鹿らしいと言えば
馬鹿らしい。
なにより
本当は
そんなに豊かじゃないから
できるおもてなしには限度がある。
京都人のは
究極の意地っぱりじゃないかな?と
思います。
美学なんですよ。
落語では
禁断のぶぶ漬けを食べたお客は
あまりにおいしくて
おかわりしたいが言い出せない。   ←百尺竿頭

主人は
おひつはもう空っぽで
これ以上は出せない。        ←百尺竿頭
このKYな客が
「おかわり」って言いだしたら
どうしようか
気が気でなりません。
$PTSD研究家翠雨の日記
「食べたい」
「もうないです」
正直に言えばよいのですが
双方が【否認】しながら
ぶつかるから
面白いのです。
双方とも
相手に気づかせようと必死です。
客は
「このお茶碗素敵ですネ」
主人はすかさず
「このおひつと一緒に
そこの荒物屋で買いました」クラッカー
のお茶碗と
のおひつが
こんにちは!
仏教と陰陽五行のコラボレーションが
見事な作品です。      ←見事って言葉もおもしろいですね。
まちがっちゃいけないのは
京都人は
(商売もふくめて)
あらゆる場面で
このようであるということです。

『さんま&所の世の中を動かしているのは誰だ』翠雨流解釈

番宣ではないので
放送終了後に書きました。
 ―TVないから
  観てない…あせる

さんま&所とは
陰陽的に
最強ですね。

$PTSD研究家翠雨の日記

三つ巴の場所ってことですね。
 ―西田哲学は【場の哲学】ですよ。

  無意識さん偉い!
  そして結構駄洒落好きドキドキ

世の中動かしてる原理は
【一太極二陰陽】の原理です。
  ―好き嫌いやよい悪いを超えた感情です。

古事記によれば
そこには【トラウマ】があります。
 ―イヌに咬まれた人はショック!
  犬が好きか嫌いか
  自分で判断するようになる前に
  逃げ出す習性が身についている。

だから
問題の核心に近づくと
つらくなってきて
  ―「犬を嫌うのはヘンだろう?」
   「ヘンなことばかりいうお前はヘンだ!」
   「ヘンなヤツに人権はない!」なんて
   妙な三段論法で
   説き伏せられると

「ご勘弁を!」と言いたくなるのです。

$PTSD研究家翠雨の日記
  さんまさん【勘弁してください!!!】

勘がよいの【勘】ですね。

【勘】に弁じさせないと
ならなくなる
のです。

翻訳しますと
「トラウマについて
語ることで
を取り戻してください」  ←心的エネルギー

かな?

お笑いの人たちって
凄いですね。

なーんにも考えてないけど
(無意識)
真理を提供することに
命がけです。         ←ポニョの親戚

そう言えば
元落語家でしたねニコニコ
続きを読む

『さんま&所の世の中を動かしているのは誰だ』翠雨流解釈

番宣ではないので
放送終了後に書きました。
 ―TVないから
  観てない…あせる
さんま&所とは
陰陽的に
最強ですね。
$PTSD研究家翠雨の日記
三つ巴の場所ってことですね。
 ―西田哲学は【場の哲学】ですよ。
  無意識さん偉い!
  そして結構駄洒落好きドキドキ
世の中動かしてる原理は
【一太極二陰陽】の原理です。
  ―好き嫌いやよい悪いを超えた感情です。
古事記によれば
そこには【トラウマ】があります。
 ―イヌに咬まれた人はショック!
  犬が好きか嫌いか
  自分で判断するようになる前に
  逃げ出す習性が身についている。
だから
問題の核心に近づくと
つらくなってきて
  ―「犬を嫌うのはヘンだろう?」
   「ヘンなことばかりいうお前はヘンだ!」
   「ヘンなヤツに人権はない!」なんて
   妙な三段論法で
   説き伏せられると
「ご勘弁を!」と言いたくなるのです。
$PTSD研究家翠雨の日記
  さんまさん【勘弁してください!!!】
勘がよいの【勘】ですね。
【勘】に弁じさせないと
ならなくなる
のです。
翻訳しますと
「トラウマについて
語ることで
を取り戻してください」  ←心的エネルギー
かな?
お笑いの人たちって
凄いですね。
なーんにも考えてないけど
(無意識)
真理を提供することに
命がけです。         ←ポニョの親戚
そう言えば
元落語家でしたねニコニコ

桂雀々さんのトラウマティックな人生

父親の
ギャンブル依存症
そもそもの始まりです。

小6のとき
たまりかねた母親が家出

否認の病ですから
現実を見ようとしません。
 ―子どもから見たら
  うそつきでいい加減
  こういう親モデルを見せることが
  そもそも虐待です。
  それが超自我形成に深く関与するのですから。

トラウマはさておき
現実を直視してほしいものです。

借金の取立て
もれなくついてくるでしょう。
 ―これもトラウマになります。

心中しようとも言われてます。
 ―PTSDのケースでよく
  語られます。
  明るく語られるのは
  躁的防衛でしょう。
  
ストレスフルな生活で
寿命を縮めてますから
お別れも早いです。

普通の死別でもショックですが
半ば自殺みたいなもので
わかっていても
相当なショックを受けます。

落語家にでもならねば
(あっちむいたり
 こっちむいたりして
 わけのわからない話をするのは   ←一太極二陰陽
 禅問答のもじりです。
 哲学と芸術の融合なのです)

生きてゆけなかったのでしょう。

しかし入門後
桂枝雀さんが自殺します。

みなショックだったでしょうが
雀々さんの場合は
トラウマがうずいたでしょう。

おだやかな明るさ
優しい視線を
大変なトラウマが支えています。

まだ50歳なのに
凄いと思います。
続きを読む

桂雀々さんのトラウマティックな人生

父親の
ギャンブル依存症
そもそもの始まりです。
小6のとき
たまりかねた母親が家出
否認の病ですから
現実を見ようとしません。
 ―子どもから見たら
  うそつきでいい加減
  こういう親モデルを見せることが
  そもそも虐待です。
  それが超自我形成に深く関与するのですから。
トラウマはさておき
現実を直視してほしいものです。
借金の取立て
もれなくついてくるでしょう。
 ―これもトラウマになります。
心中しようとも言われてます。
 ―PTSDのケースでよく
  語られます。
  明るく語られるのは
  躁的防衛でしょう。
  
ストレスフルな生活で
寿命を縮めてますから
お別れも早いです。
普通の死別でもショックですが
半ば自殺みたいなもので
わかっていても
相当なショックを受けます。
落語家にでもならねば
(あっちむいたり
 こっちむいたりして
 わけのわからない話をするのは   ←一太極二陰陽
 禅問答のもじりです。
 哲学と芸術の融合なのです)
生きてゆけなかったのでしょう。
しかし入門後
桂枝雀さんが自殺します。
みなショックだったでしょうが
雀々さんの場合は
トラウマがうずいたでしょう。
おだやかな明るさ
優しい視線を
大変なトラウマが支えています。
まだ50歳なのに
凄いと思います。

『高津の富』が教えるショック回避反応の不可解さ

宝くじを買って
1億円あたった男の事例です。  ←ちと翻訳入ってる…

当たったと認識するのに
妙に時間がかかるらしいですよ。

この男べつに
発達障害じゃないんですよ。

番号は記憶するくらい
繰り返してます。
発表された当たり番号も
何度も読んでます。

うれしいのもショックですからね。

ゆっくり認識した方がいいって
無意識の中枢が
判断したのでしょう。

認識した後も
なんと慌てて部屋に舞い戻り
雪駄を履いたまま
布団をかぶってしまいました。

知るのが
怖いんですネ。

何が起こったか
考えないようにしてるんでしょう。
見ないようにしてるんでしょう。

楽しみにしてたことでも
(凄い妄想膨らんでました。
 イメージ豊かな男です。
ある意味幸せな男です)
この調子ですからね。

辛いことなら
もっと不可解な行動になっても
不思議じゃないでしょう。

落語って
PTSD学習の宝庫ですよニコニコ
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『高津の富』が教えるショック回避反応の不可解さ

宝くじを買って
1億円あたった男の事例です。  ←ちと翻訳入ってる…
当たったと認識するのに
妙に時間がかかるらしいですよ。
この男べつに
発達障害じゃないんですよ。
番号は記憶するくらい
繰り返してます。
発表された当たり番号も
何度も読んでます。
うれしいのもショックですからね。
ゆっくり認識した方がいいって
無意識の中枢が
判断したのでしょう。
認識した後も
なんと慌てて部屋に舞い戻り
雪駄を履いたまま
布団をかぶってしまいました。
知るのが
怖いんですネ。
何が起こったか
考えないようにしてるんでしょう。
見ないようにしてるんでしょう。
楽しみにしてたことでも
(凄い妄想膨らんでました。
 イメージ豊かな男です。
ある意味幸せな男です)
この調子ですからね。
辛いことなら
もっと不可解な行動になっても
不思議じゃないでしょう。
落語って
PTSD学習の宝庫ですよニコニコ

落語と禅と陰陽五行ときどきPTSD

落語では

一人の落語家が

手を見たり
手を見たり

人のように話したり
者のように話したり
します。

枝雀さんは
「なんや
違いみたいな商売
です」って
言います。

気違いっていうのは
差別用語になってしまいましたが

本来は
大事な言葉です。

気が違うってことですから

陰陽五行の
5つのですね。

元気の気です。

PTSDによって
おおもとを狂わされてしまうんです。

でも

陰陽の出てくるおおもと
太極に戻って
リセットしなおせば

世界(八卦)が
がらっと変わります。

【一太極二陰陽】の
リセットの法則は

古事記のスサノヲの時代からの
日本の常識です。

枝雀さんは
【緊張と緩和】

大事にされました。
(緊張と緩和も陰陽ですね)

陰陽は「よい・悪い」です。
分別では答えは出ませんが
苦し紛れに分別を失くすのではなく
第三の答えを探すように
落語は勧め

分別の象徴
言葉を捨て

太極にオチを求めます。

【不立文字】というのは

言葉では表せない
だから考えるな!なんていう
単純なものではなく

そこをなんとか
【直指人心】
【以心伝心】
させようとします。

禅問答を親しみやすくした
心理学です。
続きを読む

古典落語『くしゃみ講釈』にみるトラウマによる怒りと記憶障害

講釈師に
恋路を邪魔された
悔しさ残念さ恥ずかしさの
コンプレックスから
怒り心頭の男

すぐに仕返しをと
考えますが

分別のある男に
それでは
営業妨害で逮捕されるよと
諭され

講釈場で
こしょうをくすべ
くしゃみで
話すことができないように
させることにします。

そのために

①八百屋で
②2銭分の
③胡椒  を

買いに行くのですが…

胡椒を手に入れるための
たったこの3つが
覚えられない
のです。
(普通は半ば無意識的に
頭に入ると思いますが)

昔から
物覚えは悪かったようですが

ちいさな領域しかない
意識の場が
怒りに覆われてしまって
いるからでしょう。

トラウマの否認から
怒りの段階に進歩しても

まだまだ
記憶の障害や
現実検討能力
適応性への
トラウマの介入は
相当なものです。
続きを読む

落語と禅と陰陽五行ときどきPTSD

落語では
一人の落語家が
手を見たり
手を見たり
人のように話したり
者のように話したり
します。
枝雀さんは
「なんや
違いみたいな商売
です」って
言います。
気違いっていうのは
差別用語になってしまいましたが
本来は
大事な言葉です。
気が違うってことですから
陰陽五行の
5つのですね。
元気の気です。
PTSDによって
おおもとを狂わされてしまうんです。
でも
陰陽の出てくるおおもと
太極に戻って
リセットしなおせば
世界(八卦)が
がらっと変わります。
【一太極二陰陽】の
リセットの法則は
古事記のスサノヲの時代からの
日本の常識です。
枝雀さんは
【緊張と緩和】

大事にされました。
(緊張と緩和も陰陽ですね)
陰陽は「よい・悪い」です。
分別では答えは出ませんが
苦し紛れに分別を失くすのではなく
第三の答えを探すように
落語は勧め
分別の象徴
言葉を捨て

太極にオチを求めます。
【不立文字】というのは
言葉では表せない
だから考えるな!なんていう
単純なものではなく
そこをなんとか
【直指人心】
【以心伝心】
させようとします。
禅問答を親しみやすくした
心理学です。