長年子どもに恵まれなかった夫婦が
やっと子供を授かりますが
妻は隣の魔女の庭にある
食べ物が
死ぬほど食べたくなり
しかたなく
食べさせてもらう代わりに
生まれたあかちゃんを
魔女に渡す約束をしました。
―無意識の防衛機制は
人間のこころを保護するものですが
下手をすると
そのために
魔女(トラウマ)に
子ども(可能性)を
取られてしまいます。
それがPTSDです。
赤ん坊は女の子で
高い塔の上に
幽閉されます。
―PTSDで搾取される生活です。
DVや虐待・いじめの構造です。
見える檻も
見えない檻もあります。
マインドコントロールです。
しかし
美声がいつのまにか王子を呼び寄せ
長い髪が王子を引き寄せます。
―完璧な密室で監禁されることは
稀で
入り口はなくても
ちょっとした通路があるものです。
そのうち
妊娠し
激怒した魔女に荒野へ
放逐され
―自分が置かれた状況に
気づくことは大事なことですが
トラウマも反撃してきます。
(よき変化にも
不安になったり
怖くなったりします)
王子は
絶望して
塔から身を投げて失明します。
―不安や恐怖に向き合うのは
ストレスですから
自分の目でみることを
やめてしまうことがあります。
しかし
7年後
森をさまよっていた王子は
―自分がどこにいるのか
誰なのかわからなくなって
男女の双子と暮らしている
―内なる異性
アニマとアニムス
女性性と男性性
彼女とめぐり会い
彼女のうれし泣きの涙で
視力を回復し
国に帰り
4人で幸せに暮らした
お話です。
有り難い出会いが
(ありがたいですが
あります) ←アリエッティ
トラウマを癒し
本来の自分の場所に
帰ってゆく力を
与えてくれるのです。
トラウマを経由した
自己実現のモデルです。
昔から
このような袋小路に陥る人が多かったので
口承文学として
―文字にしたら
焚書あつかいです。
発禁ものです。
語り継がれていた智恵が
PTSDの時代
広く知らしめられる必要が
出てきたわけです。
魔女にとらわれても
このように
逃げ出さねばなりません。
「物語」カテゴリーアーカイブ
『美咲ナンバーワン1!!』PTSD時代のキャバクラ嬢と臨床心理士
場所は
落ちこぼれが集まり
誰も登校してこない
高校
そこに赴任するのは
常識で考えたら
臨床心理士でしょう。
しかし
そんなドラマにしたら
それこそ
パロディになりますから
まじめに創った結果が
キャバ嬢です。
―視聴率狙いではありません。
ここをしっかり抑えておく
必要があります
案の定
赴任早々問題が起こったのは
夜の街
そんなとこ
夜中に行ってくれる先生なんか
夜回り先生くらいですよね
教師たちは生徒を白眼視しますが
美咲先生は
正面からぶつかります。
ノウハウという知識も
あります。
―生徒がよいか悪いかの前に
助けるのが人道的ですよね。
教師は人間ではないのです。
美咲先生が完璧かどうかは
わかりません。
―不完全なのはわかっています。
ここからくる誤解が多いのも
痛感しています。
しかし問題のエッセンスがつまっていると
思います。
PTSDと
★不登校
★不適応
★非行
★対人サービス業
―意外でしょうが
防衛機制のなせるワザ
密接な関係がありますから。
あと美咲先生ですから
華厳経ぽい名前ですね。
―ポニョの友達です。
『ベスト・キッド』もアリエッティもキーワードは【勇気】
『サウンド・オブ・ミュージック』もPTSD物語
【物語療法】で克服するPTSD
経済性
利便性
合理性
そういうものの影に
人間のたましいが
抹殺されそうになっているのが
PTSD問題です。
学生の頃から
表面的な診断名や
薬物では
どうしようもないと
やかましく
しつけられてきました。
世の中は
見事に
その警告を無視してきたので
―サイコセラピーは効率悪いですよね。
お金も時間もかかるうえに
優しくないし。
薬物療法と比べたらですが…
自殺者増加
猟奇殺人の増加という
かたちで
無意識がしっぺ返しを
してきました。
そんな犠牲の上に君臨してきた
経済も
ダメになりましたね。
再起のキーワードは
【物語】です。
耳障りのいい言葉や
ちょっと得することを
バラバラに感じて
すぐ忘れるのではなく
―永遠の【解離】【回避】
【トラウマ】を中心に
前後を物語ることで
全体を俯瞰しなおせば
【象徴】が動き出し ←アリエッティ
癒され
未来に開けます。
これが
【物語療法】というものです。
克服過程を
すでに歩み始めている方々は
【物語療法】なんて言葉を
知らなくても
上手に取り組んでおられますよね
『江姫たちの戦国』PTSD克服の原理
『遠野物語』100周年にPTSDを思い出そう!
カッパや
座敷童子が登場する
夢うつつ
(夢現って書くんですね)
陰陽
―西田哲学の平常底じゃないですか
森の中で ←無意識へ
少女に導かれて ←無垢なアニマ
死んだはずの夫と出会ったり
(『ずぶぬれ』)
―トラウマが呼ぶんですね。
遣り残した仕事が
ありますよってね
しかも
原作は
★突然終わったり
★結末が省かれたりしているのが
多いそうです。
ちょっと怖い話しですが
PTSDをそのままにすると
急に消えますからね
新潟では
昨日忘年会で
そんなに酔ってない女性が
携帯やバッグを店に置いたまま ←すべて忘れたかった
タクシーに乗り
家と降りた場所の
ちょうど中間点で ←平常底
本日亡くなっていたそうです。
自殺のようには見えないでしょ?
ヘルマン・ヘッセの
『車輪の下』の主人公も
こういう最後を遂げてますよ。
よくあるから
伝承されるんです。
カッパの意味は
【陰陽五行説】からですが
長くなるので
またいつか
『シュレック フォーエバー』キレる浜田とツラれる紀香とPTSD
『坂の上の雲』のトラウマティックな子規
文学の革新を目指した
子規は
病床にありながら
―死の床でもあります。
臨床の語源です。
死に行く人の不安を牧師が
なだめていました。
チベットにもありますね。
トラウマティックです。
日本の古典を見つめなおし
新しい俳句の世界を
創造しようとしていました。
やはり
【温故知新】ですね。
仏教では
【脚下照顧】
【父母未生以前の面目】です。
新しいことを見つけるたって
宇宙に探しにゆくのではありません。
ヤマトだって
乗るのは古代進ですから
まずは足元からです。
これを間違うと
混乱します。
足元には
たいていコンプレックス
(トラウマ)がありますからね。
子規も逃げようのない
苦しみをかみしめながら
創作していました。
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『坂の上の雲』のトラウマティックな子規
文学の革新を目指した
子規は
病床にありながら
―死の床でもあります。
臨床の語源です。
死に行く人の不安を牧師が
なだめていました。
チベットにもありますね。
トラウマティックです。
日本の古典を見つめなおし
新しい俳句の世界を
創造しようとしていました。
やはり
【温故知新】ですね。
仏教では
【脚下照顧】
【父母未生以前の面目】です。
新しいことを見つけるたって
宇宙に探しにゆくのではありません。
ヤマトだって
乗るのは古代進ですから
まずは足元からです。
これを間違うと
混乱します。
足元には
たいていコンプレックス
(トラウマ)がありますからね。
子規も逃げようのない
苦しみをかみしめながら
創作していました。