C.G,ユング」カテゴリーアーカイブ

ユングのPTSD  トラウマ事件④ とりあえず自力でねじ伏せた

発作のために
ユングは
不登校状態になり
ユングの両親は
いろんな医者に相談しましたが
どこが悪いのか
わからなかったようです。
ある医者は
転地療養をすすめ
ある医者は
【てんかん】だと
言いました。
転地療養は楽しかったのですが
家に戻ると
発作が起きますし
てんかんの診断については
12歳のユングも
『ありえない』と
失笑していたようです。
しかし
半年くらい経過した頃
自分のことを
「不治の病のために
生計もたてられず
これから先
一体どうなるのか」と
悲嘆にくれている
父親の姿を
陰から見たとき
ユングは
「働けばいいのだ!」
と考え
急にまじめに勉強しはじめました。
発作が襲ってきても
一心不乱にラテン語を詰め込み
「こん畜生!発作なんかおこすもんか」
と独り言を言いながら
打ち込んだ結果
なんとその日のうちに
発作を自力で止めることに
成功し
2.3週間後には
登校するようになりました。
そして
神経症とはこういうものだと
悟ったと回想しています。
(12歳のユングの自己診断は
神経症だったのですね)
PTSDについて
専門家にも見放される
孤独と
現実適応のため
自力で発作をねじ伏せる試み
そこでつかむ
心理学的な経験知
今も昔も
国籍も
あまり関係ないと
思いませんか?
(無意識は
とりあえず
小休止してくれましたが
のちにまたパワーアップして
襲い掛かってきたことは
いうまでもありません)

ユングのPTSD トラウマ事件③ 瞑眩反応

ひらめきや復讐心は
【自己治癒力】の作動による
ものでしょう。
東洋医学では
瞑眩反応と言います。
(病的に悪化したように見えます)
学校に行かなくてよい
というひらめきは
こころ全体からの
反応です。
ユングは学校というものに
適応するのはあたりまえだ
という意識が強かったのですが
(当たり前だと
思われる方もあるかと
思いますが)
12年間ユングを影から観察してきた
無意識も含めたこころ全体は
『こんなに個性的なヤツなのに
そんな無理がいつまで通用すると思ってるのか
そんな人生でいいのか』と反発し
ユングの意識的な気持ちと
真逆の考えを強力に押し付けてきたのです。
補償作用ですから
無意識が正しいという
わけではないです。
とうてい受容しがたい困った要求に
困惑しますが
実は少しパワフルになっても
いるのです。
復讐心が芽生えたのは
その一端でしょう。
復讐というと
あまりよい感じがしない
かもしれませんが
この事件をトラウマ化させては
ならない

なんとかがんばろうとする気持ちの
現れなので
それに殴りかえしたわけでもないし
12歳の子どものこころですから
(もしかしたら翻訳の問題も
あるかもしれませんし)
好意的に受け取ってくださいね。
しかし
応急処置は失敗したので
―意識と無意識の葛藤で
意識が勝った―
第二段階に突入し
【発作】
「逃げるな!逃げるな!
納得するまで考えろ!」
と襲ってきたのです。

ユングのPTSD  トラウマ事件② 自然発生的な催眠

人間がショックを受けたとき
というのは
いわゆる催眠状態に近い
ようです。
無意識には
パンドラの箱のように
いろんなものが詰まっていますから
みんなと同じように
学校に通うためには
しっかり
【抑圧】
しておく必要があります。
ところが
こころがショックを受けると
抑圧のフタが開いて
こころ全体で
事故処理
をしようとします。
温故知新とか
脚下照顧といいますが
無意識にある
過去の知恵を拝借して
克服しようとするのです。
催眠療法というのは
人工的に
半覚醒状態にして
―「あなたはねむーくなるー」
とかTVの余興でも
やってますね―
深層心理に
何か語りかけるやりかたですが
12歳のユングは
自然な催眠状態に陥ったのです。
人工的な催眠より
自然の催眠は
ドラマチックなものに
なります。
波乱も大きいです。
時間もかかります。
自力です。
しかし
これが本物の心理療法で
これしかないと
私は思っています。
人工的な催眠が
(フロイトの精神分析以前の)
流行していた頃より
相当危険なものになっているのは
みなさん
ご存知のとおりです。

ユングのPTSD  トラウマ事件① 12歳の出来事

83歳のユングは
12歳を
実に宿命的な年であった
と回想している。
初夏のある日
午前中の授業が終わり
同級生と一緒に帰宅しようと
待っていた時
別の少年に
ふいに突き飛ばされ
石で頭を強打
意識を失わんばかりの状態で
約半時間目がくらみ

瞬間的に
「もうお前は
学校に行かなくてよい」
という考えが
ひらめくのを感じている。
意識を半分失っただけだったが
復讐心から
少し長い時間横たわっていたら
近所に住む伯母さん2人が
見つけて
家まで送ってくれた。
それ以来
ユングは
学校からの帰り道や
両親から宿題をさせられるとき
いつも発作を起こすようになった。

簡単そうで難しい【傾聴】が心理療法の基本

新学期

ここ数年
まず扱うテーマは
【傾聴】

傾聴は
心理療法の基本で

これさえできれば
理論なんか
何も学ぶ必要がない。

いわゆる
不眠症くらいは

(手術後
麻酔が切れて
痛くて痛くて
眠れないとか
そういうのは
別ですよ!)

充分
心理療法の守備範囲である。

【傾聴】なんて…

聴覚があれば

(補聴器で矯正して
聴こえるなら
それもO.K.)

誰でもできそうな
ことですね。

しかし
これが案外難しい。

専門家にも
実は難しいと
言うと

学生さんは
『何でだろう?』
って

興味津々…

知的好奇心の高いうちに
いろいろ教え込んで
おかなきゃニコニコ
続きを読む

簡単そうで難しい【傾聴】が心理療法の基本

新学期
ここ数年
まず扱うテーマは
【傾聴】
傾聴は
心理療法の基本で
これさえできれば
理論なんか
何も学ぶ必要がない。
いわゆる
不眠症くらいは
(手術後
麻酔が切れて
痛くて痛くて
眠れないとか
そういうのは
別ですよ!)
充分
心理療法の守備範囲である。
【傾聴】なんて…
聴覚があれば
(補聴器で矯正して
聴こえるなら
それもO.K.)
誰でもできそうな
ことですね。
しかし
これが案外難しい。
専門家にも
実は難しいと
言うと
学生さんは
『何でだろう?』
って
興味津々…
知的好奇心の高いうちに
いろいろ教え込んで
おかなきゃニコニコ

日本箱庭療法学会の発達障害観2010

2月28日(日)に
国立京都国際会館で
学会の
全国研修会が
行われました。

「発達障害からみた箱庭療法
:イメージ以前・以後・外」
というタイトルで
河合 俊雄 氏(京都大学)が
講演されました。

概要として
あらかじめ公表されたのは
以下の文章です。

概 要 箱庭療法は、イメージの「象徴性」と「物語性」を中心にしている。けれども発達障害における箱庭では、繰り返しが多く、また象徴性も見られないことが多い。それには箱庭療法に対する見方の転換が求められる。ここでは近年増えている発達障害に直面することで、箱庭療法がどのように考えなおされる必要があるのか、その際にイメージ以前の世界、イメージを超えたあり方、さらにはイメージの世界の外というのをキーワードに検討したい。

これが
現在の箱庭療法の
お手本ですあせる
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日本箱庭療法学会の発達障害観2010

2月28日(日)に
国立京都国際会館で
学会の
全国研修会が
行われました。
「発達障害からみた箱庭療法
:イメージ以前・以後・外」
というタイトルで
河合 俊雄 氏(京都大学)が
講演されました。
概要として
あらかじめ公表されたのは
以下の文章です。
概 要 箱庭療法は、イメージの「象徴性」と「物語性」を中心にしている。けれども発達障害における箱庭では、繰り返しが多く、また象徴性も見られないことが多い。それには箱庭療法に対する見方の転換が求められる。ここでは近年増えている発達障害に直面することで、箱庭療法がどのように考えなおされる必要があるのか、その際にイメージ以前の世界、イメージを超えたあり方、さらにはイメージの世界の外というのをキーワードに検討したい。
これが
現在の箱庭療法の
お手本ですあせる

PTSD罹患者はC.G,ユングである

実験室で
ねずみを箱に入れようとしたら
ねずみが逃げ出した。

『ねずみはなぜ
逃げ出したのだろう?』

ここから新しい研究が
始まりました。

非行少年に
大学で習った理論や
当時流行していたフロイトの
精神分析を
当てはめて
面接したら
うまくいった。
しかし数年後
必ず再犯が起こる
『これじゃだめじゃないか。
何が間違っていて
どうすればいいのだ』

そこから
【傾聴】の理論化が
始まりました。

ユングという人も
当時
「凄すぎるぅー叫び」と崇められていた
フロイトの理論に
疑問を持ちました。

宗教的なタブーに匹敵する
疑問ですから

普通は【否認】して
感じないようにするものです。

それに気づいてしまった。

ただではすみません。

ユング版
『崖の上のポニョ』
(如人千尺懸崖上樹)の

$PTSD研究家翠雨の日記

克服の過程が
『赤の書』であり

PTSD研究家翠雨の日記

集合的無意識
(普遍的無意識)
やペルソナ
影、アニマ&アニムスなんていう
理論はすべて
これを言語化したものに
すぎないのです。

すべては1つです。
$PTSD研究家翠雨の日記

(【一即多 多即一】  一緒くたを優しく説明したアニメです)

みんな
自分の頭で考えてきたから
自然に疑問をもったし

それをごまかさないで
いたから
勇気や知性が養われたのです。

DVシェルターで
箱庭なんかする子たちは
入所してきたばかりで
おどおど不安そうな子たちに
「頭で考えてね」
とやさしくアドバイスしていますよ。

子どもは哲学者でしょうニコニコ
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PTSD罹患者はC.G,ユングである

実験室で
ねずみを箱に入れようとしたら
ねずみが逃げ出した。
『ねずみはなぜ
逃げ出したのだろう?』
ここから新しい研究が
始まりました。
非行少年に
大学で習った理論や
当時流行していたフロイトの
精神分析を
当てはめて
面接したら
うまくいった。
しかし数年後
必ず再犯が起こる
『これじゃだめじゃないか。
何が間違っていて
どうすればいいのだ』
そこから
【傾聴】の理論化が
始まりました。
ユングという人も
当時
「凄すぎるぅー叫び」と崇められていた
フロイトの理論に
疑問を持ちました。
宗教的なタブーに匹敵する
疑問ですから
普通は【否認】して
感じないようにするものです。
それに気づいてしまった。
ただではすみません。

ユング版
『崖の上のポニョ』
(如人千尺懸崖上樹)の
$PTSD研究家翠雨の日記
克服の過程が
『赤の書』であり
PTSD研究家翠雨の日記
集合的無意識
(普遍的無意識)
やペルソナ
影、アニマ&アニムスなんていう
理論はすべて
これを言語化したものに
すぎないのです。
すべては1つです。
$PTSD研究家翠雨の日記
(【一即多 多即一】  一緒くたを優しく説明したアニメです)
みんな
自分の頭で考えてきたから
自然に疑問をもったし
それをごまかさないで
いたから
勇気や知性が養われたのです。
DVシェルターで
箱庭なんかする子たちは
入所してきたばかりで
おどおど不安そうな子たちに
「頭で考えてね」
とやさしくアドバイスしていますよ。
子どもは哲学者でしょうニコニコ