C.G,ユング」カテゴリーアーカイブ

西田哲学研究会のお知らせ

音譜お知らせが入りました音譜
各位
3月も下旬となり、例年より早く桜も開花を始めました。
皆様には、その後いかがお過ごしでしょうか。
以下の要領で、西田哲学研究会を開催いたしますので、ふるってご参加下さい。
日時:2010年4月4日(日)13:30 – 17:30
場所:京大時計台記念館2F、第三会議室
テキスト:『善の研究』第2編「実在」
チューター:氣多雅子氏

【善】なんてタイトルで
堅苦しそうに
思われるかもしれませんが、
西田の善は
ユングの自己実現みたいな
ものですよ。
自己実現することが
本当の自分に対しての
善だからです。
昔は
学生さんの
必読書だったそうです。
自分探しの
バイブル

ですゾニコニコ
テキストですダウン
PTSD研究家翠雨の日記

アフリカ型複雑性PTSD

ウガンダの記事を
書いていて

いろいろ
思い出しました。

アフリカって
言うと

真っ青な
空と
大きな太陽の下の
大地で

子どもたちの笑顔が素敵

そういう
イメージが
昔定着していました。

でも
現実には

能面のように
笑顔が消えた子どもが

多く

真逆です。

そんな子どもたちの
写真や映像が

たいてい
内戦や飢餓
での混乱と共に
伝えられていることも
あるでしょう。

笑っているどころではないから
笑わないんです。

心理学なんていらない。
まともな感性があれば
わかる話ばかりなんです。

単純な理屈です。
こどもは
まだ取り繕うことを
知りませんからね。

(いじめる人には
愛想笑いすることを
学習しているかも
しれませんが)

内戦や飢餓はなくても
貧しさは顕著です

また
複雑な家庭環境から
たいていの人は
実母に育てられません

5歳にもなれば
水汲みや
子守りをしなければならず
勉強どころでは
ありません。

大きくなったら
何になりたいかなど
夢を見ている
どころでは
ありませんし

悪習としての
性虐待も
あります。

それを
悲しむことも
許されないまま

つまりは
こころにトラウマを抱えたまま
15歳くらいで
結婚を考えさせられ
30歳くらいまでには
離婚&再婚を繰り返し

子どもを
婚家に置いて
こさせられています。

心が張り裂けそうなまま
新しい家で適応しなければ
ならないんですね。

子どもも
寂しいです。

いじめの物語
たくさん用意されているくらい
(必要だから
生まれた知恵ですね)

複雑性PTSDの社会
なんです。

しかし
遠い国の話かと言うと

決してそうではなく

日本でも
そういう
家庭環境の人たちが
少なくないような
気がします。

依存症になったり
リストカットを繰り返したり
している人の
おいたちを
少し聞いただけで
すぐに
アフリカの子どもと
同じような
トラウマが
見えてきます。

でも…

【犯罪者】扱いされたり
【人格障害】扱いされたり

元気がないときは
【うつ病】扱い

勉強ができなかったら
【発達障害】

仕事がうまくいかなければ
おとなの【発達障害】

老年期にさしかかっていれば
【認知症】

40代でちょっと無理があっても
【若年性認知症】

これらは
アフリカ型複雑性PTSDだと
私は思います。
続きを読む

ウガンダ世界遺産の墓全焼でユング流にPTSDを想う

ウガンダの記事
どこかで
書きましたが

いろいろ
書いてて
(公開ノートみたいなもので
すみません!)

自分でも
殆ど覚えていない
状態です。

解離性健忘でないことを
祈ってますが…あせる

PTSD研究家翠雨の日記

ここ入ったこと
あります。

16日夜の火災で
燃えてしまったんですね。

日中
外は
カラッとしているとはいえ
熱い。
(暑いではない)

でもこの中は
ひんやりしてて

王家の末裔の
方が
厳かに
ご挨拶してくださいました。

世界遺産とは
知らず

ダニが心配で
はだしになるのを
躊躇したという
不届き者です。

なんで
アフリカに?!

って
普通の方は
思われるでしょうね。

答えは2つ

1つは
心理療法の源流である
シャーマニズム

生きてるから

「魔術かけただろう」
という容疑で
警察に逮捕されることだって
あるんですから。

サッカーの国際試合で
チアガールではなく
シャーマンが応援してる国
ありましたね。

虐待される子どもなんてのは
アニミズムの世界で
傷ついてるんですよ。

常識では計れない。

普通の子でも
『お母さんにうそついたから
おなかが痛くなった』とか
本気で悩む年齢でしょう。

2つめは
異文化理解ですね。

もう少し簡単に言うと
こころの病って
常識の病なんです。

常識って
何ですか?

ちょっと考えても
いろいろあって
複雑ですよね。

人にとやかく言われても
有名な
【大阪のおばちゃん】
みたいに
「うちは
こうなんですぅ!
何か?」
って
言えたら
病気にならない。

もはやこの域に達すると
宗教で
おばちゃんは
神さまです。

PTSDは
個人の記憶の
問題でもありますが

日本の常識や
その人の家族の常識から
弾き飛ばされて
苦しんでいる
場合が実は
案外多いんです。

でも
だったら
家出したらいいと
いうものでもなく
アメリカ国籍とったらいいと
いうものでも
ありませんね。

人類の発祥の地
(事実かどうか
まあわからないところは
ありますが)
で常識について
考えるという
意味では

アフリカで
呼吸するのは
大事かな?と
思います。

あと悪習としての

虐待がありますよね。
今日の朝日新聞に詳しく

    昨日朝刊の間違いでした。
    8面国際記事で
    ソマリアに関する
    ところです。 3・19 10:00 翠雨

あります。

あまりに痛々しい話なのですが
性虐待に関する問題で

当地の
お年寄りたちは
もちろん虐待なんかでなく
伝統文化だから
介入するなと
ご立腹です。

アフリカに行くたび
必ず一度は
耳にする話題です。

ユングって人は
①易陰陽五行説を研究し
②アフリカ旅行してるんですよ。

でも日本のユング派は
これを【否認】
してるんです。

意識的だから
否認じゃないかな?
続きを読む

アフリカ型複雑性PTSD

ウガンダの記事を
書いていて
いろいろ
思い出しました。
アフリカって
言うと
真っ青な
空と
大きな太陽の下の
大地で
子どもたちの笑顔が素敵
そういう
イメージが
昔定着していました。
でも
現実には
能面のように
笑顔が消えた子どもが

多く
真逆です。
そんな子どもたちの
写真や映像が
たいてい
内戦や飢餓
での混乱と共に
伝えられていることも
あるでしょう。
笑っているどころではないから
笑わないんです。
心理学なんていらない。
まともな感性があれば
わかる話ばかりなんです。
単純な理屈です。
こどもは
まだ取り繕うことを
知りませんからね。
(いじめる人には
愛想笑いすることを
学習しているかも
しれませんが)
内戦や飢餓はなくても
貧しさは顕著です

また
複雑な家庭環境から
たいていの人は
実母に育てられません
5歳にもなれば
水汲みや
子守りをしなければならず
勉強どころでは
ありません。
大きくなったら
何になりたいかなど
夢を見ている
どころでは
ありませんし
悪習としての
性虐待も
あります。
それを
悲しむことも
許されないまま
つまりは
こころにトラウマを抱えたまま
15歳くらいで
結婚を考えさせられ
30歳くらいまでには
離婚&再婚を繰り返し
子どもを
婚家に置いて
こさせられています。
心が張り裂けそうなまま
新しい家で適応しなければ
ならないんですね。
子どもも
寂しいです。
いじめの物語
たくさん用意されているくらい
(必要だから
生まれた知恵ですね)
複雑性PTSDの社会
なんです。
しかし
遠い国の話かと言うと
決してそうではなく
日本でも
そういう
家庭環境の人たちが
少なくないような
気がします。
依存症になったり
リストカットを繰り返したり
している人の
おいたちを
少し聞いただけで
すぐに
アフリカの子どもと
同じような
トラウマが
見えてきます。
でも…
【犯罪者】扱いされたり
【人格障害】扱いされたり
元気がないときは
【うつ病】扱い
勉強ができなかったら
【発達障害】
仕事がうまくいかなければ
おとなの【発達障害】
老年期にさしかかっていれば
【認知症】
40代でちょっと無理があっても
【若年性認知症】
これらは
アフリカ型複雑性PTSDだと
私は思います。

ウガンダ世界遺産の墓全焼でユング流にPTSDを想う

ウガンダの記事
どこかで
書きましたが
いろいろ
書いてて
(公開ノートみたいなもので
すみません!)
自分でも
殆ど覚えていない
状態です。
解離性健忘でないことを
祈ってますが…あせる
PTSD研究家翠雨の日記
ここ入ったこと
あります。
16日夜の火災で
燃えてしまったんですね。
日中
外は
カラッとしているとはいえ
熱い。
(暑いではない)
でもこの中は
ひんやりしてて
王家の末裔の
方が
厳かに
ご挨拶してくださいました。
世界遺産とは
知らず
ダニが心配で
はだしになるのを
躊躇したという
不届き者です。
なんで
アフリカに?!

って
普通の方は
思われるでしょうね。
答えは2つ
1つは
心理療法の源流である
シャーマニズム

生きてるから
「魔術かけただろう」
という容疑で
警察に逮捕されることだって
あるんですから。
サッカーの国際試合で
チアガールではなく
シャーマンが応援してる国
ありましたね。
虐待される子どもなんてのは
アニミズムの世界で
傷ついてるんですよ。

常識では計れない。
普通の子でも
『お母さんにうそついたから
おなかが痛くなった』とか
本気で悩む年齢でしょう。
2つめは
異文化理解ですね。
もう少し簡単に言うと
こころの病って
常識の病なんです。
常識って
何ですか?
ちょっと考えても
いろいろあって
複雑ですよね。
人にとやかく言われても
有名な
【大阪のおばちゃん】
みたいに
「うちは
こうなんですぅ!
何か?」
って
言えたら
病気にならない。
もはやこの域に達すると
宗教で
おばちゃんは
神さまです。
PTSDは
個人の記憶の
問題でもありますが
日本の常識や
その人の家族の常識から
弾き飛ばされて
苦しんでいる
場合が実は
案外多いんです。
でも
だったら
家出したらいいと
いうものでもなく
アメリカ国籍とったらいいと
いうものでも
ありませんね。
人類の発祥の地
(事実かどうか
まあわからないところは
ありますが)
で常識について
考えるという
意味では
アフリカで
呼吸するのは
大事かな?と
思います。
あと悪習としての
虐待がありますよね。
今日の朝日新聞に詳しく
    昨日朝刊の間違いでした。
    8面国際記事で
    ソマリアに関する
    ところです。 3・19 10:00 翠雨
あります。
あまりに痛々しい話なのですが
性虐待に関する問題で
当地の
お年寄りたちは
もちろん虐待なんかでなく
伝統文化だから
介入するなと
ご立腹です。
アフリカに行くたび
必ず一度は
耳にする話題です。
ユングって人は
①易陰陽五行説を研究し
②アフリカ旅行してるんですよ。

でも日本のユング派は
これを【否認】
してるんです。
意識的だから
否認じゃないかな?

ユング心理学はどこへ行った?

本日
心理臨床学会から
今年の大会の案内が
届きました。

何を発表しようかなあ?
とか言って
実はもう決めてるんだけどにひひ

それはさておき

大会前のワークショップの案内も
手に入れました。

大きく変わったことが
あります。

河合隼雄先生が
文化庁長官など
なさっていた頃は

学会のワークショップといえば
ユング心理学が席巻していました。

ユング派でなければ
人に非ず

って感じでした。

それが
没後前後
だんだん減少してるなあと
思っていたら…

今年何とゼロ叫び

おごれるものは久しからず
栄枯盛衰ですね。

天国の
河合隼雄先生
何とお感じでしょうか?

祇園精舎の鐘の音
鳴り響いていますか?
続きを読む

ユング心理学はどこへ行った?

本日
心理臨床学会から
今年の大会の案内が
届きました。
何を発表しようかなあ?
とか言って
実はもう決めてるんだけどにひひ
それはさておき
大会前のワークショップの案内も
手に入れました。
大きく変わったことが
あります。
河合隼雄先生が
文化庁長官など
なさっていた頃は
学会のワークショップといえば
ユング心理学が席巻していました。

ユング派でなければ
人に非ず

って感じでした。
それが
没後前後
だんだん減少してるなあと
思っていたら…
今年何とゼロ叫び
おごれるものは久しからず
栄枯盛衰ですね。
天国の
河合隼雄先生
何とお感じでしょうか?
祇園精舎の鐘の音
鳴り響いていますか?

C.G,ユングの自己治癒モデル

ユングという心理学者は
こんなことを書き残しています。

「私の著作は常に
一種の運命的な出来事
であった。
書きすすんでいる間に、
何か予測し難いことがあり、
私は何らかの前もって定められたコースを、
自分自身に指示することができない。

かくて、
この『自伝』も、
今や最初私が思っていたのとは
大分異なった方向をたどりつつある。

私の幼児期の記憶を書きとめることは、
私にとって必要なこととなった。
私がその仕事を一日でも休むと、
不愉快な身体症状が直ちに生じる。

私が仕事につくや否や、
症状は消え去り、

私の頭の中は完全にすっきりとするのである

PTSDに罹患したときは
自分でも自分の舵取りができません。
ましてや専門家といえども
自分に指示をすることなど不可能でしょう。

思いつくことにただただついてゆくのです。

ユングも最初は相当抵抗しています。
しかし、最後にはあきらめて師事しました。

師事なんて面白いことを言いますね。
カウンセラーに師事するのではないですよ。
(念のため…)

ユングの場合は幼児期の記憶や絵画表現などでした。

ポジティブな【解離】にシフトすると
【自己治癒力】が作動し始めます。

それを続けてよいのかどうか
それはブルーの字で書かれた部分が
目安になります。

何らかの創作活動をしている人は幸いです。
克服の途上にあると思います。
続きを読む

C.G,ユングの自己治癒モデル

ユングという心理学者は
こんなことを書き残しています。
「私の著作は常に
一種の運命的な出来事
であった。
書きすすんでいる間に、
何か予測し難いことがあり、
私は何らかの前もって定められたコースを、
自分自身に指示することができない。
かくて、
この『自伝』も、
今や最初私が思っていたのとは
大分異なった方向をたどりつつある。
私の幼児期の記憶を書きとめることは、
私にとって必要なこととなった。
私がその仕事を一日でも休むと、
不愉快な身体症状が直ちに生じる。
私が仕事につくや否や、
症状は消え去り、
私の頭の中は完全にすっきりとするのである

PTSDに罹患したときは
自分でも自分の舵取りができません。
ましてや専門家といえども
自分に指示をすることなど不可能でしょう。
思いつくことにただただついてゆくのです。
ユングも最初は相当抵抗しています。
しかし、最後にはあきらめて師事しました。
師事なんて面白いことを言いますね。
カウンセラーに師事するのではないですよ。
(念のため…)
ユングの場合は幼児期の記憶や絵画表現などでした。
ポジティブな【解離】にシフトすると
【自己治癒力】が作動し始めます。
それを続けてよいのかどうか
それはブルーの字で書かれた部分が
目安になります。
何らかの創作活動をしている人は幸いです。
克服の途上にあると思います。

C.G,ユングと日本のユング心理学

PTSDはつらく
どうして
こんな理不尽な目にあわなければならないのかと
罹患者はみな思います。

これからどうしたらよいのか
途方に暮れます。

今、自分が置かれている不幸の意味について
立ち止まって考えなければ
一歩も進めません。

これは存在論そのものです。

PTSDに巻き込まれた人は
誰でも哲学者になります。

哲学は哲学者の専売特許ではありません。
宗教は信者の専売特許ではありませんし、
頭ごなしに信じるだけのものでもありません。

臨床心理学の歴史は
浅く
哲学や宗教から派生したものです。

だから
C.G,ユングは言いました。
「心理療法の最高の目的は
患者を
ありえない幸福状態に移そうとすることではなく、
彼に
苦しみに耐えられる強さと
哲学的忍耐を可能にさせることである」

なのに
現在の日本のユング派は
哲学や宗教を
【否認】する。

PTSDを発達障碍や適応障碍とみなし
教育しようとする。

なぜだろう?
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