C.G,ユング」カテゴリーアーカイブ

妙なこころのケア(PTSD予防)観のユング心理学会からご案内

ユング心理学会には
入っていないのですが
大会の
プレコングレスへのお誘いが来てました。
みなさんも申し込めますよ。
日本文化とイメージの力について
考えるそうです。

ジブリも今夏は
これですからね。
しかし
発達障害じゃなくて
PTSDの視座も
真似てほしいですね。


不安と神経症の時代とは
PTSDの時代のことです。
 ―爆発的に流行中
ポニョのことも
日本文化で解説してほしいしね。
DSM5的に
表層的に
単なるわがままとか
言うんじゃなくてね。

『見えない世界の物語 超越性とファンタジー』PTSD世界の宗教性

「ハリー・ポッターや
宮崎アニメを筆頭に
ファンタジーが世を席巻している」
「宗教的な神話や伝説
昔話などの物語が
どのように
文学的な物語に変容したのか」
「ファンタジー作品のなかに
流れ込んでいる
宗教的なものの源泉をさぐる」
だそうです。
私が10年間取り組み
無視されてきた分野ですが

ユング派は
河合隼雄を持ち出し
来夏映画化される
『思い出のマーニー』に便乗して
ファンタジーから
復活させたいみたいですね。

「人格系と発達系」ではなくPTSDの一太極二陰陽

人格系と発達系という
視座が出てきました。


発達障害一辺倒のブームに
影が兆し
解離性障害とか
人格障害が紛れ込んでいる
可能性を言う人が出てきています。
シックマザーと言う人もいるから
俯瞰すれば
PTSDになると思うのですが。
昔は
児童相談所でも
発達系と人格系をきちんと分けていたし
双方は別に対立したりしませんでしたよ。
人格系でも
発達系でもなく
 ―二元論
PTSDと
 ― 一太極
理解されるまで
しばらく時間がかかりそうですね。

フロイトもユングもPTSDの治療法を語った。

PTSDは
新しい診断名ですから
フロイトも
ユングも
PTSDという言葉は
使っていません。
しかし
心的外傷後ストレス障害の
心的外傷
(トラウマ)は
フロイトが広めた言葉ですし
フロイトは
課題のある時間に
 ―多くは幼少期
退行して
それをやり直すのが
心理治療と言いましたし
 ―固着と退行
ユングは
「内面で向き合わなかった問題は
いずれ運命として
出会うことになる」と
言いました。
多崎つくるなんかは

そのまんまのストーリーです。
ノーベル賞候補の
人気小説家の
最新小説も
その前の作品も
これですから
今日本で一番大事なのは
PTSDについて
考えることです。

PTSD視座の欠如した河合隼雄の青年期論

発達障害ブームは下火で
河合隼雄がまた復活の兆しですが
朝日新聞の
岩波の広告には
『青春の夢と遊び』が
紹介されていました。
「若者は
なぜ不可解なことをするのか
その『心の秘密』に迫る!」
だそうで
多発する少年事件も
いわゆる思春期・青年期論で
 ―疾風怒濤の時代
説明がつくのだそうです。

編者は
この方ですが
 ―河合隼雄も晩年は
 アメリカでのキレた子どもの
      (解離)
 バラバラな表現について語っていたから
 今生きていたら
 PTSDを語っていたかもしれません。
発達障害児が増えていると喧伝された
この御説は
今どうなっているのでしょうね。

初動対応遅れ患者死亡させた淡路島の病院とPTSD予防軽視の本邦ユング派の布置

兵庫県立
淡路医療センターで
昨年11月
心不全で入院していた
男性(77)の
心電図の
異常を知らせる
警告音が鳴っていたにもかかわらず
看護師らが
1時間以上気付かず
男性が死亡したことで
医療事故防止対策委員会が
原因を調査
初動対応の遅れを認め
遺族に謝罪しました。


本邦ユング派は
 ―執筆者は
 神戸の被災者
こころのケアや
トラウマケア
傾聴はそんなに必要なかったと
書いていますが
被災地には
現在
PTSDがあふれかえっています。
 ―被災児の3割にPTSD症状と
 朝日新聞すら報じている。
 PTSD観が甘いから
 実際にはもっと多いはず。
ユング流に言うと
布置を感じます。
 ―3月にこころのケア支援特集配布
 4月に淡路島事件発覚
自らの
震災PTSD予防が不徹底だと
このように負の連鎖するのでしょう。

PTG(心的外傷後成長)とPTSD

『悲しみから人が成長する時 ―PTG』
  ―風間書房
PTGは
Posttraumatic Growth
(心的外傷後成長)だそうです。
辛く苦しい経験をきっかけとした
こころの成長のことで

こういうののことでしょうが
PTSDという言葉を
わざわざ
巧みに避けていますね。

書き慣れた字を間違ったりするところから
不調が始まりますが

発達障害と見立てるのが
流行してますから
 ―発達障害は先天的問題
 PTSDは後天的問題で
 治らないものと
 治るもので
 相容れない。
PTSDという言葉は
使いたくないのですね。
アスペルガーもADHDも消えたのに
まだまだ既得権を
手放さない業界です。

国民の福祉に貢献しない
臨床心理士が
国家資格に
スライドするハズはありません。

虫や馬と仲良くして治すPTSD

「虫が好かない」とか
 ―虫唾が走るとか
「馬が合わない」と
思考停止したところに
無意識の影(シャドウ)の問題がありますが
 ―自己実現のパスポート
ナウシカは

暴走することもある
王蟲と共存し
 ―自己治癒力の守り神だから

トリウマとも
 ―トラウマの捩りではないかと
 片方が死ねば
 片方が卵を生むし
仲良しです。

料理人・周富徳さんが誤嚥で死亡PTSD流行社会の七不思議

「炎の料理人」と呼ばれた
中華料理人が
71歳で
誤嚥で
 ―誤嚥性肺炎
亡くなるなんて
怪死と呼べるんじゃないでしょうか。
PTSDは
ありえないことを引き起こしますが
これも典型的なパターンです。

絵を観るのが仕事の
河合隼雄が
この絵を見て倒れ
 ―急性ストレス障害で
 約一年後に死亡

息子が
ユング派なのに
象徴が使えない発達障害児が増えているなんて
愚説を垂れ流しだすのと
同じです。

トラウマを知らないで
こころのケア支援に出かけるし
基本は大事です。