ジブリ『借りぐらしのアリエッティ』」カテゴリーアーカイブ

『借りぐらしのアリエッティ』崖の上のポニョになる

アリエッティとポニョは
一対です。
 ―陰と陽
ポニョは
如人千尺懸崖上樹でしたね。
 ―気合で
 勢いよく駆けていきましたが
内から見ると
崖の上って
こんなに怖いんですダウン
PTSD研究家翠雨の日記
PTSD研究家翠雨の日記
しかし
行動する哲学者みたいな
 ―ちょっと軍人上がりみたいですが
 「無駄な冒険はするな」とか
 戒めます。
 戦争トラウマを克服中なんでしょう。
お父さんに
借りを習いながら
自分の心身の手綱をしっかり
確かめ
 ―これを緩めると
 動物以下になりますからね。
$PTSD研究家翠雨の日記
最後は
崖を上ってゆきます。
体力も気力も
必要です。
ロッククライミングみたいですダウン
$PTSD研究家翠雨の日記
哲学書の字の数数えてる
頭でっかちの翔の治療に
臨みます。

『借りぐらしのアリエッティ』もPTSD治療はラポールから

$PTSD研究家翠雨の日記
物語の始めは
この橋を
ベンツで渡るところからです。
$PTSD研究家翠雨の日記
こころに橋をかけるのを
ラポールと言います。
 ―心理療法の基本を
 皇室の方々のこころのケアに
 確認できます。
こころが双方に
自由に流れる状態で
一方的な
指示や命令、教唆は
ラポールとは呼びません。
$PTSD研究家翠雨の日記
ラポールが形成されると
こころのお庭に
通されます。
皇居のお庭は
自然が一杯のようですが
翔君の連れて行かれる
お屋敷は
広いですが
荒れた庭です。
しかし
どんなお庭にも
アリエッティ(癒しの象徴)がいるので
こころを純粋に保てば
出会えます。

『借りぐらしのアリエッティ』一心が癒すPTSD

$PTSD研究家翠雨の日記
クライマックスでは
心臓が悪いのに
走り出します。
$PTSD研究家翠雨の日記
ポニョでは
車椅子のおばさんが
走り出し
凄い勢いで
飛び込んでくる
宗介を
受け止めます。
 ―骨折しないか心配なくらいの
 衝撃です。
身体症状は
ヒステリーだったんですね。
心的な問題が
こころで受け止められず
身体化するのは
心身症とも言いますが
PTSDでしょう。
翔には
抑圧した
両親の離婚トラウマと
寂しさや不安がありました。
アリエッティに会いたいという  ←象徴
一心
PTSDを癒したのです。

皇居神殿の常夜灯を雅子さまが守る

$PTSD研究家翠雨の日記
こころに傷がある
翔君を
見守る
常夜灯ですが
天皇家の神殿にも
 ―天の皇帝だから
 世界平和を祈願する。
灯火があるようです。
$PTSD研究家翠雨の日記
神殿内では
雅子さまは
命がけでご公務されている
わけですね。
自覚はおありです。
薬を飲むと
自力で動けなくなるから
 ―満員電車のなかで
 自由に動けますか?
海外とか行くのは
不安なんじゃないかな?
行動は逐一見られてますしね。
意地悪な視線も
多すぎるし。
ストレスに弱いんですから。

『借りぐらしのアリエッティ』哲学がない機能不全家族型PTSD

アリエッティは
父と娘の物語だそうです。
 ―ポニョは
  母と子です。
$PTSD研究家翠雨の日記
初期の頃の
お父さんイメージだそうです。
ドイツ人の哲学者みたいだと
書かれています。
 ―最終的には
  もっとやさしい顔になります。
翔君も
哲学書とか読んでます。
ちょっとユングっぽい
感じもします。
ユングは
心理療法では
クライエントに哲学的忍耐力が
必要と言っています。
 ―そして
 何度言ってもすぐ忘れるから
 
 ★セラピストは教える立場になく
 ★共同作業なのだと
 繰り返すことや
 ★ある程度理論を学習してもらうことが
 大事だと言っています。
そして
フロイトは
父と息子のコンプレックスを
重要視しましたが
ユングは
父と娘のコンプレックスを
対比させました。
機能不全家族が言われだして
最初に槍玉にあげられたのは
父親不在でした。
 ―会社人間と揶揄されたのでしたが
 もっと精神的な意味で
 父親が不在ですね。
 家庭に哲学がなく
 バラバラ
ですよね。
現代日本での
モデルを描きたかったのだと思います。

『借りぐらしのアリエッティ』PTSD少年を救った常夜灯

$PTSD研究家翠雨の日記
こころの傷があり
病弱で
頭でっかちな
翔くんですが
 ―ダンテ『神曲』を原語で
 読んでるんでしたね叫び
常夜灯をつけて眠っています。
 ―不安なのかな?
 お手伝いさんも
 世話はしてくれますが
 信頼できませんからね。
$PTSD研究家翠雨の日記
それで
アリエッティが見えたんです。
昼も夜も照らす
(陰陽)
大仏のイメージですね。
 ―普通は片方しか照らせません。
 (理解できません)
華厳経の大本山のシンボルです。
街灯のことを常夜灯と言ったりもしますが
それは
★道しるべであり
★親しまれて
★街のシンボルでした。  ←やや過去形
灯篭は仏教伝来とともに
あります。
如人千尺懸崖上樹の公案で
 ―ポニョのモチーフを
 内から観たのが
 アリエッティです。
問われるのは
「祖師西来意」
達磨大師がインドから
中国に来た意味は?
伝統のなかで
自分の存在を再考するということです。
 ―家族トラウマとかあるでしょう?
 それをもっと掘り下げて。
$PTSD研究家翠雨の日記
今は自殺防止に
青色ダイオードが使われてますが
絶望の極みにある人には
見えないようですね。
家庭に暖かな灯りが必要です。
 ―たとえですよ。

『借りぐらしのアリエッティ』食玩文化の小人目線でPTSD時代を生きる

$PTSD研究家翠雨の日記
こういう上から目線は
いけないわけで
 ―被災地でも
 こころのケアをしてやる!と
 言わんばかりの
 アンケートが横行しているそうです。
 阪神大震災で
 反省したことを
 解離性健忘していますひらめき電球
 拒否されてショックで
 トラウマになっているのです。
アリエッティのような
小人の視線で
物事を観る事が
大事ですひらめき電球
そう言えば
食玩流行ってますね。
安く手に入るわりには
よくできているので
 ―箱庭のミニチュアは
 専門店で買うと
 ダサいわりに高いのです。
よく買います。
 ―お菓子食べすぎ叫び
PTSD研究家翠雨の日記
PTSD研究家翠雨の日記
無意識的には
みんなアリエッティなんですよ。
そういう視線で
問題を超えようとしているのです。

ダンテ『神曲』読んでる程度じゃPTSDは治癒しない

$PTSD研究家翠雨の日記終末思想
心臓が悪くて
 ―転換ヒステリーだけど
本ばかり読んでるんで
こういう
頭でっかちな
夢のないことばかり言うんですが
 ―PTSDにも
 こういうタイプいますね。
 下手に感じると
 解離するからひらめき電球
愛読書は
なんと
ダンテの『神曲』叫び
しかも原語叫び
私も読んだことないですが
ちょっと誤解があるみたいですひらめき電球
 ―源氏物語だって
 マザコンベースの
 失恋連鎖PTSD物語なのに
 世界最古のサイコノベルとか
 (駄洒落じゃないですあせる
 ユング派センセイが
 神棚に(じゃないか?)にまつり上げて
 こういうブログ書いたら
 煙たがられるあせる
『神曲』とか重々しいタイトルですが
ダンテ本人は
タイトルを『喜劇』にしひらめき電球
方言で書いた
カジュアルなものだったようです。
しかも
源は自分の悲恋と
そこからの昇華
PTSD研究家翠雨の日記マンダラ
西暦1300年の
聖金曜日
復活祭直前の金曜日)
人生の半ばにして
暗い森に迷い込んだダンテは
地獄に入ったそうです。
 ―PTSD地獄の苦しみ
PTSD研究家翠雨の日記孤独がパスポート
案内する詩人ウェルギリウスは
キリスト以前に生れたため
キリスト教の恩寵を受けることがなかったそうですが
仏教は
開祖は釈迦ですが
釈迦以前にも
たくさんの仏がいます。
釈迦は古来からのこころの
真実を発見しただけなんです。
 ―今でも変りません。
まじめな顔して
ダンテ読んでる程度じゃ
 ―読まなくてよい
日本人は救われないんですよニコニコ

『借りぐらしのアリエッティ』ソウルフルなケルト文化がPTSDを癒す

$PTSD研究家翠雨の日記
主題歌を歌う
ケルト音楽の奏者です。
ケルトは
キリスト教以前の
土着の文化です。
独自の神話をもっています。
そういうのは
仏教や神道とも
仲良く通じます。
ケルト・アイリッシュ音楽って
凄くソウルフルですよ。
 ―京都に
  生演奏をするお店があります。
  
音楽を聴くと
癒されますニコニコ