

会場は

ポートピアホテルでした。



会場は

ポートピアホテルでした。

『思い出のマーニー』みたいな
15歳の女の子の
PTSD性喘息の箱庭症例を
10・11(日)に
東北福祉大学で開かれる
日本箱庭療法学会で
発表します。
抄録は
ResearchmapにUPしました。
ジブリの『思い出のマーニー』の杏奈同様
トラウマが放置された
PTSD性の喘息でしたので
西洋医学での治療は奏功せず
死の恐怖に苛まれていましたが
現在は
元気に通学しています。
トラウマというツボをおさえれば
4回で治癒しました。
薬でコントロールする
寛解ではありません。
こころの病には
トラウマというツボがあるのだと思います。
同日

この人たちは
大勢で


こんな発表をするそうです。
追記(2016・3・26)
詳細を
論文にまとめました✨
杏奈も
絵を描いたり
箱庭みたいなことをしてましたが
いじめから
歩けず
食べられず
要介護状態になり
喘息発作まで起こしたけれども
箱庭で治癒したケースを
秋に学会 発表します。
ヘッセの『ガラス玉遊戯』も
ジブリの『思い出のマーニー』も
それぞれ最後の作品ですが
このケースの子どもの表現の中で
見事にリンクしていました。
無意識は不思議です。
倫太郎と夢乃は
マーニーと杏奈のように
波打ち際で
(意識と無意識の境目)
砂遊びしていましたね。
PTSD治療の核心を象徴的に示す
普遍的な構図だと思います。
ボイスレコーダーには
副操縦士の
「普通の呼吸音」が
記録されていたそうです。
(仏当局)
「重度のうつ病などの精神疾患」に加え
「大量の精神疾患の人のための薬が
押収された」と
わけのわからない書き方がされていますが
(朝日新聞の誤訳でしょうか)
核心の
「深刻な問題を抱えていた
視力」については
眼科医が「心因性の症状」と
診断していたそうです。
ヒステリー症状ですから
PTSDだったということですね。
マラソンもしてますしね。
ジブリの『思い出のマーニー』でも
ヒロインは
普通の顔をしていますが
無意識の自殺願望がありました。
(この後、喘息に移行)
専門家は
誤診ばかりして
何もわかっていないということですが
このことについては
かぐや姫に続いて
(仏性という視座がないかぐや姫論)
何でもフツーで片づける風潮についても
ジブリに否定されているわけです。
よほど目に余ったのでしょうね。
交際していた男性3人を殺害したなどとして
一審、二審で
死刑判決を受けていますが
(現在、上告中)
不動産会社に勤めている
60代のサラリーマンと結婚したそうです。
「こんなに心の平安を感じられるなら
もっと早く結婚をすればよかったと思っています」
「これ以上の純愛はないでしょう?」
幼い頃から
心身の違和感を感じていたようですが
(PTSD予防がなされず
発症し
結婚詐欺のかたちを取り始めた)
被告の描いた絵にも
人とのつながりかたの特殊性が
何となく感じられますね。
拘置所の檻のようですが
こころのなかにもそれがあって
外界は気が遠くなるほど
茫洋としているのでしょう。
『思い出のマーニー』の話にも
つながるかな?
k
マーニーは
お屋敷の二重窓に閉じ込められていたのですが
(親に放置され
お手伝いさんにいじめられていた)
杏奈と出会い
解放されました。
緘黙症(PTSD)の十一さんが
「青い窓に閉じ込められた少女
…昔の話だ…」とつぶやいたのが
印象的でしたね。
PTSDは治癒した時
その全容がわかります。
(原因とか抑圧していたとか
どうすべきなのかとか)
西洋医学ならば
まず診断(これが全容のほぼすべてで
しかも架空のでっちあげとか)があって
それに則って
治療法が決まります。
心理療法でも
認知行動療法はそうです。
目標があり(なるべき自分)
プログラムを組んで
そこにゆっくり近づく努力をしますから。