4年前
大阪府吹田市の交番で
警察官を
刃物で刺し拳銃を奪った罪に問われた
被告の男性(36)の控訴審は
「逆転無罪」判決となりました。
懲役12年の実刑判決は破棄され
「犯行前後に合理的な行動を取っていて
全く責任能力を欠いていたとは言えない」というのは
自我能力の一部を解離していたという判断ですから
解離性同一性障害=PTSD ですね。
PTSD治療をしていれば犯罪者にならなくて済んだのです。
無罪となり
「警察官から拳銃を奪った目的は
幻覚や妄想を基盤とした指示を伴う奇異なもの」
「相応に高い精神機能が残されていたと認められるが
それは統合失調症に基づいて形成された動機や目的と一体化し
これを実現するための推進力として作用した」
「重い統合失調症による病的体験に直接支配されて
行動制御能力を喪失していて
心神喪失の状態だった」
健康な人格が病的な人格の手下として働いてしまったとしても
それは多重人格=PTSD だと思うのですが。
措置入院後
「医療観察法の入院による医療」を受けることになりそうです。
PTSD治療ではなく
精神病としての治療を受けるのも
― ベンゾの刑(拷問)的拘束
重い刑罰の1つかもしれません。
有罪といっても12年の我慢
精神病治療は終身刑
― 専門家が不治であると宣告