パズーは
空から
シータが降りてきたのにびっくりして
―助けなくてはならない。
親方に伝えようとするのですが
驚きのあまり
言葉にならず
仕事が忙しそうなので
タイミングを逃し
結局自力で
シータの自己実現を支えます。
―それがパズーの自己実現にもつながっていた。
『崖の上のポニョ』で
5歳児の凄さを
―ポニョも父親による
拉致監禁で
ノイローゼになりそうだった。
そこからの脱出において
「守ってあげる」と言い
約束を貫いた。
示したかったと
宮崎駿は言っていましたが
―なぜ臨床心理士にできないのでしょう?
ジブリは昔から
そうなのですね。
『銀河鉄道の夜』の始めの
教室のシーンでも
天体についての質問に答えたいのに
言葉にならない
もどかしさが表現されていました。
今の小学校なら
LD扱いかな。
「ポニョ以前のジブリ」カテゴリーアーカイブ
PTSD物語『天空の城ラピュタ』集合的無意識のルーツ
PTSD物語『天空の城ラピュタ』飛行石のコントロール
『天空の城ラピュタ』PTSDからの復活祭
今日は
イースターだそうですね。
人類のために十字架にかけられて
死んだ
イエス・キリストが
三日目に復活したことを
記念・記憶する
キリスト教において
最も重要なお祭りですが
PTSDも
いのちを守るために
自我が犠牲になっていることを
ちゃんと知り
記憶しないと
大変なことになります。
記念日反応などは
つらいことですが
ありがたいことかもしれません。
―陰陽の病
親を亡くした
パズーと
―イースターは
正教会では
ギリシア語で
「パスハ」と呼ばれます。
シータのような子の前に
天空の城が
ある日突然現れるのでしょう。
イースター島と言えば
モアイ像ですが
天空には
巨神兵のようなロボットがいて
それが
乗って来た乗り物を持ち上げると
下に
3つの卵がありました。
魂の死と再生の物語ですが
日本人の子どもが見るから
3つ目を通さないとね。
― 一太極二陰陽
シータも
α・β・θで3つ目かな。
『天空の城ラピュタ』PTSD克服中に変化するグレートマザー
『天空の城ラピュタ』PTSD予防に失敗したらモンスターになる。
PTSD予防中の孤独な少年少女が紛れ込む『天空の城ラピュタ』
PTSD物語『千と千尋の神隠し』傾聴とアクティングアウト
『風の谷のナウシカ』PTSDを癒す自己治癒力と瘴気
4月から
臨床心理学を学び始めた
若い人たちに
心理療法の基本原則について
説明しています。
医学モデルと
心理学モデルは
全く違うもので
①診断しない
―PTSDしか扱えないし
最初からレッテルを貼ると
傾聴にならないから
②患者と呼ばない
―弁護士に相談するようなもので
(クライエント)
相談前より魂が成長するから
③自然治癒力が治す等が
代表的なところですが
南山堂の医学大辞典には
「自然治癒力」という文字はないそうですね。
さっそく
自然治癒力の
好転反応について
ナウシカを使って
説明したら
―30年前の作品だけど
割と知っている。
すんなり理解されましたよ。
腐海の瘴気が
それにあたるわけで
クシャナたちのような
二元論では
―毒だからと燃やしてしまおうとする。
余計に悪化するのでしたね。