書評」カテゴリーアーカイブ

『男が暴力をふるうのはなぜか』公衆衛生として予防へ

$PTSD研究家翠雨の日記
自殺もDVも戦争も
暴力です。
なぜ人間は暴力を振るうのか?
哲学的問題ですね。
普通は
道徳や
法律の問題として
語られますが
この本の新しいのは
公衆衛生として
捉えたところです。
コレラや結核と同じ疾病です。
原因を知り
予防しようという発想です。
PTSD解離犯罪が増えています。
公衆衛生として
考えるときが来ていますから
タイムリーです。

『臨床の詩学』ラポールを思い出した精神科医

$PTSD研究家翠雨の日記
入院を拒否する患者に
「あなたは苦戦中だから
援軍になりたい」と
申し出ると
素直になるそうです。
  …
詩学といえば
アリストテレス
人間の悲劇好きに
カタルシスをみた人物です。
 ―患者にカタルシスが起るように
 接するのは大事なことです。
 甘やかしや矯正には
 起りません。
 
今多いのは
PTSD解離人格者
神話の時代の住民です。
 ―今を生きていません。
  亡者です。
ギリシア神話の世界さながらに
戦の時代に
英雄として生きているのです。
 ―オーラの泉ではありません。
 阿頼耶識は異熟するから
 あんな風に
 そっくりそのまま
 生まれ変わるわけがない。
★そういう存在として
認めつつ
★勝利できるように
味方として接することが
こころに橋をかける
(ラポール)ことです。

まともな
精神科医も復活です合格

創元社は『トラウマ・PTSD』を売り出した

朝日新聞一面の広告ですダウン
$PTSD研究家翠雨の日記
シリーズ本のなかの
一冊みたいですね。
最後のつけたしみたいな
存在だったPTSDが
メインになってきましたニコニコ
隣の
『自信をはぐくむ』は
認知療法の本
『原爆被爆者 三世代の証言』とは
なかなかですね。
PTSDときたら
当然コレですよね。
しかも
「ホロコースト生還者の
心理社会的三世代
ナラティブ研究にならい行なわれた
日本初の三世代研究」と
書いてあります。
 ―PTSDは
  DSMの診断基準に当てはめて
  割り出すのではなく
 語らせて(ナラティブ)
 癒すものです。
 

星和書店『羽のない天使たちへ』摂食障害は再びPTSDとして扱われ始める

摂食障害を
パーソナリティ障害を
 ―多分境界性人格障害と
 言うつもりはなく
 「問題が人格に顕著に出ている人たち」
 くらいの意味で使っていると
 思いますひらめき電球
基礎に生じる
心理身体的な疾患として
捉えて
 ―素直に読めば
  PTSDということです。
治癒の可能性も
視野に入れています。
最近は
摂食障害で苦しむ人が
病院に行っても
説得療法か
行動療法が
せいぜいです。
$PTSD研究家翠雨の日記
 ―動物の本能実験を
 人間に応用しただけです。
薬を使うなら
依存症への【条件付け】
できてしまいます。
箱庭療法をしても
置かれたかぐや姫を
『やっぱりわがまま』と断罪叫び
 ―自己実現モデルです。
秘密の打ち明け話をしても
「うそっぽい」
 ―トラウマの核心なのに
 傾聴しない。
行動療法と変わりません。
基本的に
患者さんを【発達障害】と
みなしているからです。
$PTSD研究家翠雨の日記生き難くしたのは誰?
20年くらい前までは
心身症という考え方が
ありましたし
まともに治療されていました。
 ―その頃なら
  摂食障害は治っています。
やっとまともに
なってきましたニコニコ

知らずにモラハラ後だましだまし生きる精神科医療?!

瑛太さんの
お父さんのお葬式で
 ―密葬でしたから
女性誌の記者が
喪服を着て
弔問客になりすまし
潜入したものの
盗撮がバレて
つまみ出され
ピースチョキしたとかあせる
こういう
モラハラPTSDいるよねって
思ったら
 ―PTSDに関して
 もっと貪欲に
 取材して欲しいものです。
 正業で無気力になるのが
 PTSDの特徴です。
下に紹介されてましたダウン
PTSD研究家翠雨の日記
薬に依存させ
思考能力を奪い
死に至らしめる
今の恐ろしい
診療スタイルは
悪気なく流行したのでしょう。
 ―鈍感さは致命的ですが。
 自分や身内でも
 同じことしてますから。
 (悪徳食品会社だと
  自宅用と分けてたり
 したのが発覚したでしょ?)
 
「おかしいじゃないか!」の声には
「新型うつ病ですから」と
インテリぶり
最近はこれですね。
PTSD研究家翠雨の日記
詐欺師は
自分でも
演じている意識が
途中からなくなるそうですが
 
 ―たいていは解離性人格
この人の場合は?

『認められたい欲望と過剰な自分語り そして居合わせた他者・過去とともにある私へ』

$PTSD研究家翠雨の日記
他者を失い
データベース化する自己
自閉する自分語り….
いま
また別様に
〈わたし〉を語ることとは
他者との共存
過去の救済とは
どう可能か.
気鋭の著者が
戦後教育学,日中関係,
台湾のフィールドワーク,
アニメ,現代思想をも
縦横に論じ,
教育ということの可能性を考える.
だそうですニコニコ
東京大学出版会ですから
ちょっと
固い言葉で書かれているようですが
 ―ハーバードの
 サンデル先生みたいに
 楽しくやればよいのですがあせる
要するに
対話でしか
道は開けないということです。
 ―コメントするとかしないとか
 そういう表面的な問題ではなく
 気づきがあるかないか
 自己改革があるか否かでしょう。
自己完結した
タコツボなら
不毛ですね。
現代の問題を端的に
指摘されているように
感じました。

新型うつ病の香山リカ『「だましだまし生きる」のも悪くない』で逃げ場つくり

$PTSD研究家翠雨の日記
トンデモ精神科医
副題は
「逃げ場を作って
頑張らない」

★うつ病に関する
うそ発覚の危機ストレスで
キレましたか?
 ―でも
 まだ合理化しようとしてますね。
そして
★患者さんへのメッセージでも
あるんでしょうね。
根本治療しなくても
うつ病と共存しましょうよ!って
呼びかけですね。
開き直りも
ここまでやると
天晴れクラッカー

『犬は「しつけ」でバカになる』ならうつ病の認知行動療法もやめよう

$PTSD研究家翠雨の日記
咬みつき
ムダ吠え
ひきこもりは
行き過ぎた
しつけや服従訓練の
結果だったりするそうです。
PTSDの何割かも
議論において
ムダにかみつき
ムダに怒ってると
思えば
急に
ひきこもったりします。
 ―独りで3役こなす忙しさあせる
 真逆のタイプの人は
 気にしないでねニコニコ
 陰陽の病だから!
原因は
虐待環境や
過剰ないい子強要ですねショック!
潜在能力や
自発性をつぶしてしまい
結果的にスポイルするのは
 ―自分でできることを
 親がしてしまう。
問題だと
おっしゃってます。
飼い主だけが悪いのではなく
日本特有の
イヌの流通システムが
イヌを壊しているそうです。
人間の場合も
★家庭の問題と
医薬品や知識の
★流通経路の両方に問題が
ありますよね。
PTSDなのに
薬で
考えたり感じたりする能力や
夢を見る機会を     ←気絶させるのですから!
剥奪しながら
プログラムを組んで
「あーしろ、こーしろ」と
トラウマ不問で指示するのは
どうかと思います。

ミネルヴァ書房心理学本戦略は【発達障害】やめて【摂食障害】

PTSD研究家翠雨の日記
なんだかんだ言って
心理学の本は
売りたいのです。
関心は高いですから。
ただしそれに見合う本がないあせる
【発達障害】は
ここ数ヶ月完璧撤退し
今月は
★『母と子で克服できる摂食障害』
 ―懐かしいな。
 福田俊一って
 昔は摂食障害研究者に
 名を連ねてました。
 淀屋橋のクリニックまだあるのかな?
 世間の風潮も 
 薬から食べ物へですね。
  日本全体が広い意味で
 摂食障害ですひらめき電球
  ―食べ方を忘れている。
★『思春期・成人期の社会適応』
 ―PTSDになると
 適応悪くなりますからね。
 【発達障害】でもなく
 【PTSD】でもなく
 適応の問題として
 考えようとしてるのですね。

小向美奈子『いっぱい、ごめんネ』にみるPTSD治療失敗事例

$PTSD研究家翠雨の日記
出版時のインタビューで
自分がしたことについて
★なぜ悪かったか
★どこで間違えたか
自分自身の中で
逃げずにしっかり認めたから
同世代の女性たちに
心も体も大事にしてほしくて
 ―「おまえが言うか」という
 意見を覚悟であせる
書いたそうです。
 ―立派です。
インタビュアーが
抵抗はなかったか」と  ←精神分析につきものひらめき電球
聞きますと
正直に綴ろうとすると
見せたくない自分も
さらさないとだめで
都合のいい部分だけじゃなくて
自分を全部出さないとダメだから
隠すことなく
すべてをさらけ出すことで
結果的には自分が
少しでも強くなれると思うし
そうでないと
先に進めないからと
気丈に答えています。
 ―立派です。
しかし
この気丈さは
【否認】にバックアップされたもの

だったのでは
ないかと思います。
本当に
さらけ出すことに
成功していたのなら
現実のストリッパーになる必要は   ←行動化ひらめき電球
ないでしょう。
 ―世間のストリッパーは
  リスカのような
 【解離】作用を
 この職業に認めています。
 いじめから不登校になった
 女の子から聞きました。
 (すごく共感してました)
また
さらけ出す一方で
内容の吟味がないのは危険です。

例えば
薬物に手を出したのは
当時の交際相手から
時にはDVを受けながら
勧められた
わけですが
ならば
行動療法的な
【条件づけ】が
脳裏に刻印
されています。
その恐ろしさを知り
条件付け解除して
治癒した姿を見せることが
世の女性のためになると
思います。
 ―心理学なしに
 PTSDを克服するのは
 至難の業ですよニコニコ
短期間での
出版には
無理があった
ように思います。
 ―ゴーストライターの疑惑も
 ないではないですしね。
結局
『婦人公論』の柳美里らと 
 ―薬づけのこの人
  生きてる?
  子どもさんのPTSDも
  心配です。
あんまり変わらないってことかなニコニコ
 ―PTSDの否認は個人の自由ですよ。
  大いに結構!