無差別殺人」カテゴリーアーカイブ

秋葉原無差別殺傷事件第四回公判とDV

被害者が
この事件では
初めて
証言しました。

友人2人が
加藤被告が運転する
トラックにはねられて
殺害され
自らも軽傷を負った
20代の男子大学生は
「一番忘れられない
最悪の日だった」
と声を詰まらせ
「誰でもよかった
というのは許せない。
2人の痛み
恐怖を味わって
死んでほしい」と
語気を強めました。

ナイフで腰を刺された
40代の男性会社員は
つえをついて入廷し、
刺された瞬間の記憶がなく
入院期間が
約5か月に及んだこと
現在も
自力で
排便や排尿ができないことを
訴え
「死刑になると思っているが
私のけがは
どうやっても戻らない」
と語りました。

証言の間
加藤被告は
うつむいたまま
表情を変えませんでした。

二人目の被害者は
記憶を失わなければならないほど
恐怖感が大きかったと
証言しています。

通りかかっただけの人も
十分PTSDのリスクを負っています。

加藤被告についてですが
非常に複雑な問題を抱えています。
無表情は
その重さだと思います。

もちろん
彼は加害者で
犯した罪は甚大です。

ただ
彼もまた
『ドラキュラ』の被害者なのです。

ドラキュラに血を吸われたら
ドラキュラとして生まれ変わります。

父親がドラキュラだったんです。
幼い心に
日々の恐怖から
トラウマが発生し
それを振り切って生きていく
(前向きですが否認が起こっています)
その中で
PTSD化し
【解離】が起こったのです。

Dv対策の不備は
自傷&他害の時限爆弾を
抱えています。
続きを読む

秋葉原無差別殺傷事件第四回公判とDV

被害者が
この事件では
初めて
証言しました。

友人2人が
加藤被告が運転する
トラックにはねられて
殺害され
自らも軽傷を負った
20代の男子大学生は
「一番忘れられない
最悪の日だった」
と声を詰まらせ
「誰でもよかった
というのは許せない。
2人の痛み
恐怖を味わって
死んでほしい」と
語気を強めました。
ナイフで腰を刺された
40代の男性会社員は
つえをついて入廷し、
刺された瞬間の記憶がなく
入院期間が
約5か月に及んだこと
現在も
自力で
排便や排尿ができないことを
訴え
「死刑になると思っているが
私のけがは
どうやっても戻らない」
と語りました。
証言の間
加藤被告は
うつむいたまま
表情を変えませんでした。

二人目の被害者は
記憶を失わなければならないほど
恐怖感が大きかったと
証言しています。
通りかかっただけの人も
十分PTSDのリスクを負っています。
加藤被告についてですが
非常に複雑な問題を抱えています。
無表情は
その重さだと思います。
もちろん
彼は加害者で
犯した罪は甚大です。
ただ
彼もまた
『ドラキュラ』の被害者なのです。
ドラキュラに血を吸われたら
ドラキュラとして生まれ変わります。
父親がドラキュラだったんです。
幼い心に
日々の恐怖から
トラウマが発生し
それを振り切って生きていく
(前向きですが否認が起こっています)
その中で
PTSD化し
【解離】が起こったのです。
Dv対策の不備は
自傷&他害の時限爆弾を
抱えています。

地下鉄サリン事件の加害者周辺に蔓延するトラウマ

地下鉄サリン事件は
オウム真理教による
無差別テロ事件です。

被害者については
先ほど書きましたが

事件には
当然
加害者がいます。

松本サリン事件なども含め
教団による一連の事件では
10人の死刑が確定し
3人が死刑判決を受け
上告中です。

このような
凶悪な犯罪は
普通の神経で
行えるようなものではなく、

恐怖感や
集団ヒステリーや
入信前からのPTSDにより

【解離】が
起こっていた人が
多いと思います。

また犯行後
正気に返ったときの
ショックは
自らへの絶望感と
融合しながら
トラウマを
さらに複雑なものに
したでしょう。

泥沼です。

さらには
逮捕という
ショック
裁判進行に付随する
ストレス

今加害者の心のなかでは
未曾有の
大変な戦いが起こっています。

元教祖については
廃人化し
もはやまともな
公判はムリでは…という声も
あります。

独り言や
英語でのつぶやき
短時間での着替え
(失禁の可能性指摘)

【解離】をうかがわせるに
充分です。

同じような様子で
【認知症】【統合失調症】
と誤診される人もあるでしょう。

さらには
いずれ死刑執行となるでしょうが…

刑の執行を決断する人
それを承認する人
実際に執行する人

教誨師の方

それぞれの
悲しみややるせなさ
自己矛盾感の
コンプレックスも
トラウマ化されないよう

祈らずにおれません。

加害者とその周辺にも
PTSDは蔓延しているのです。
続きを読む

地下鉄サリン事件PTSD申告は86名

1995年3月20日に起きた
地下鉄サリン事件での
死傷者は

6300人だったと
わかりました。

このうち

86名が
PTSDやまぶたの痙攣
視野の縮瞳など目の障害
手足の麻痺などの後遺症で
給付金支給を申請しています。

身体的な後遺症というのも
PTSDでしょうね。
6300人のうちの86名がと
書いてあるんですからね。

身体症状がメインの人を
除いたのが86名でしょう。

当初
翌日夜までに
医療機関を受診した人のみ
事件との関連性を認めていたので

5500人と思われていましたが

6300人に増加しています。

PTSDこそ
時間がたって
発症することが
多いです。

本当はもっと
おられるのではないでしょうか?

1995年3月まで
元気だったのに、
東京地下鉄の現場に
居合わせてから

【うつ病】
【発達障害】
【人格障害】
と診断されて
なかなか治らない人はいませんか?

急に
薬物やアルコールの
【依存症】に
なった人はいませんか?
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地下鉄サリン事件の加害者周辺に蔓延するトラウマ

地下鉄サリン事件は
オウム真理教による
無差別テロ事件です。
被害者については
先ほど書きましたが
事件には
当然
加害者がいます。
松本サリン事件なども含め
教団による一連の事件では
10人の死刑が確定し
3人が死刑判決を受け
上告中です。
このような
凶悪な犯罪は
普通の神経で
行えるようなものではなく、
恐怖感や
集団ヒステリーや
入信前からのPTSDにより
【解離】が
起こっていた人が
多いと思います。
また犯行後
正気に返ったときの
ショックは
自らへの絶望感と
融合しながら
トラウマを
さらに複雑なものに
したでしょう。
泥沼です。
さらには
逮捕という
ショック
裁判進行に付随する
ストレス
今加害者の心のなかでは
未曾有の
大変な戦いが起こっています。

元教祖については
廃人化し
もはやまともな
公判はムリでは…という声も
あります。
独り言や
英語でのつぶやき
短時間での着替え
(失禁の可能性指摘)
【解離】をうかがわせるに
充分です。
同じような様子で
【認知症】【統合失調症】
と誤診される人もあるでしょう。

さらには
いずれ死刑執行となるでしょうが…
刑の執行を決断する人
それを承認する人
実際に執行する人
教誨師の方
それぞれの
悲しみややるせなさ
自己矛盾感の
コンプレックスも
トラウマ化されないよう
祈らずにおれません。
加害者とその周辺にも
PTSDは蔓延しているのです。

地下鉄サリン事件PTSD申告は86名

1995年3月20日に起きた
地下鉄サリン事件での
死傷者は
6300人だったと
わかりました。
このうち
86名が
PTSDやまぶたの痙攣
視野の縮瞳など目の障害
手足の麻痺などの後遺症で
給付金支給を申請しています。

身体的な後遺症というのも
PTSDでしょうね。
6300人のうちの86名がと
書いてあるんですからね。
身体症状がメインの人を
除いたのが86名でしょう。
当初
翌日夜までに
医療機関を受診した人のみ
事件との関連性を認めていたので
5500人と思われていましたが
6300人に増加しています。
PTSDこそ
時間がたって
発症することが
多いです。
本当はもっと
おられるのではないでしょうか?
1995年3月まで
元気だったのに、
東京地下鉄の現場に
居合わせてから
【うつ病】
【発達障害】
【人格障害】
と診断されて
なかなか治らない人はいませんか?
急に
薬物やアルコールの
【依存症】に
なった人はいませんか?

准教授が銃乱射なぜ?アメリカの大学の光と影

読売新聞からです。

PTSD研究家翠雨の日記

米アラバマ州ハンツビルで警察に逮捕されたビショップ容疑者(右から2人目)=12日、AP 【ワシントン=山田哲朗】米南部アラバマ州のアラバマ大学ハンツビル校で12日に起きた女性科学者による発砲事件をきっかけに、米国で研究者にかかる心理的重圧が議論を呼んでいる。

 同大の生物科学部准教授エイミー・ビショップ容疑者(45)は同日午後、学部の教職員会議で同僚に拳銃を発砲。教授ら教員3人が死亡、ほかの教職員3人が負傷した。

 警察で動機を調べているが、米メディアはビショップ容疑者が昨年から「テニュア(終身在職権)」の審査を受けており、事件の直前に却下が決まっていたことに焦点を当てている。

 米国では、テニュアは若手研究者が目指す大きな目標だ。5~6年のうちに研究成果を上げ、教授会の審査を通ることで、「テニュア」を獲得できる。連邦教育省の統計(2005~06年)によると、大学教員のうちテニュアを所持するのは半数にとどまる。

 テニュアがないと、任期付きの雇用契約など不安定な地位に追い込まれ、肩書も准教授止まりが普通。ビショップ容疑者も2003年にハーバード大からアラバマ大に移り、今学期限りで雇用契約の打ち切りを迫られていた。報道によると、最近は「テニュアの審査が公平でない」と周囲に不安を漏らしていた。

 米紙ニューヨーク・タイムズのウェブサイトでは事件後、「パブリッシュ・オア・ペリッシュ(論文を書かなければ消え去るのみ)という文句が、どれほど人間の心理をゆがめるか」「大学当局がパートタイム依存を強め、少ないテニュアの口への競争が激化している」「テニュアの審査をもっと透明に」など、テニュアに関する読者投稿が相次いだ。

(2010年2月15日06時42分 読売新聞)

死活問題とか
よく言いますが…
PTSDを起こしやすい
1つの要因ですね。

競争は必要ですが
競争が行き過ぎたとき

本来競争すべきでないところで
力が働きはじめて

理不尽なことや非合理なことが起きやすいのだと
思います。

すぐ結果を出そうと焦って
直接的即座的な行動に出てしまう。

とても【象徴的】な事件だと
つくづく思います。

いつかの学会で
私の発表への怒りがコントロールできず
指定討論者なのに
終了時間を待てずに
出て行った精神科医が
なんだか
かわいく思えてきましたニコニコ
続きを読む

准教授が銃乱射なぜ?アメリカの大学の光と影

読売新聞からです。
PTSD研究家翠雨の日記
米アラバマ州ハンツビルで警察に逮捕されたビショップ容疑者(右から2人目)=12日、AP 【ワシントン=山田哲朗】米南部アラバマ州のアラバマ大学ハンツビル校で12日に起きた女性科学者による発砲事件をきっかけに、米国で研究者にかかる心理的重圧が議論を呼んでいる。
 同大の生物科学部准教授エイミー・ビショップ容疑者(45)は同日午後、学部の教職員会議で同僚に拳銃を発砲。教授ら教員3人が死亡、ほかの教職員3人が負傷した。
 警察で動機を調べているが、米メディアはビショップ容疑者が昨年から「テニュア(終身在職権)」の審査を受けており、事件の直前に却下が決まっていたことに焦点を当てている。
 米国では、テニュアは若手研究者が目指す大きな目標だ。5~6年のうちに研究成果を上げ、教授会の審査を通ることで、「テニュア」を獲得できる。連邦教育省の統計(2005~06年)によると、大学教員のうちテニュアを所持するのは半数にとどまる。
 テニュアがないと、任期付きの雇用契約など不安定な地位に追い込まれ、肩書も准教授止まりが普通。ビショップ容疑者も2003年にハーバード大からアラバマ大に移り、今学期限りで雇用契約の打ち切りを迫られていた。報道によると、最近は「テニュアの審査が公平でない」と周囲に不安を漏らしていた。
 米紙ニューヨーク・タイムズのウェブサイトでは事件後、「パブリッシュ・オア・ペリッシュ(論文を書かなければ消え去るのみ)という文句が、どれほど人間の心理をゆがめるか」「大学当局がパートタイム依存を強め、少ないテニュアの口への競争が激化している」「テニュアの審査をもっと透明に」など、テニュアに関する読者投稿が相次いだ。
(2010年2月15日06時42分 読売新聞)

死活問題とか
よく言いますが…
PTSDを起こしやすい
1つの要因ですね。
競争は必要ですが
競争が行き過ぎたとき
本来競争すべきでないところで
力が働きはじめて
理不尽なことや非合理なことが起きやすいのだと
思います。
すぐ結果を出そうと焦って
直接的即座的な行動に出てしまう。
とても【象徴的】な事件だと
つくづく思います。
いつかの学会で
私の発表への怒りがコントロールできず
指定討論者なのに
終了時間を待てずに
出て行った精神科医が
なんだか
かわいく思えてきましたニコニコ

アラバマ州立大学乱射事件と【テニュア】

アラバマ州立大学で
神経科学の教授が
教授会中に銃を乱射し、
3人が死亡、3人が重症を負った事件は
世界を震撼させましたが…

朝日新聞昨日夕刊によれば
米国の大学では
「テニュア」と呼ばれる終身在職権があり
それは特に優れた業績をあげた教授に与えられる
という。

テニュアを得ると
本人の意に反しての退職を強いることができないし
給与や講座維持で優遇されるという。
しかし
当然ながら
審査は厳しく
競争率も年々UPしているという。

テニュア取得のメリットのなかで
意に反する退職強要の恐れゼロ
というのをみて
ああこれだ!と思った。

世の中には理不尽なこと不条理なことが多いが、
学問や臨床の世界も同じで

信じたことを純粋に貫き通すのは
至難の業である。
(だから『崖の上のポニョ』がうまれたのです)

間違った診断名に基づき
間違った治療法をし
できたらPTSDを不適応や学習障害あるいは
不治の病のウツとして
認知症として
また
怠け者や仮病と考える世間に迎合しながら
仕事をすると
認められやすい。

この教授は案外
純粋に学問をしていたのではないか?
ふとそんな風に感じた。

そうではなかったかもしれないし
何より
犯罪はいけない。

しかし
犯罪心理の追求は
今後の抑止力として
重要である。

もはや【異常者による異常な事件】として
片付けて済まされる時代ではない。
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アラバマ事件続報~終身在職拒否され女性教授発砲

PTSD研究家翠雨の日記
米アラバマ大学ハンツビル校で発砲を受け、
担架で救急車に運ばれる人たち=AP 

AP通信などによると、
米南部アラバマ州ハンツビルの
アラバマ大学ハンツビル校で
12日午後(日本時間13日朝)
生物学部の教職員会議の最中に発砲事件があり、
教員3人が死亡、教員2人と職員1人が負傷した。

負傷者のうち2人は重体。死傷者に学生は含まれていない。

地元紙ハンツビル・タイムズ(電子版)によると、
同学部の女性教授エイミー・ビショップ容疑者が発砲に絡んで逮捕され、
その夫も拘束された。
ビショップ容疑者はハーバード大学で神経科学を学んだ。

CBSニュースによると、
同日朝、大学から終身在職を拒否され、
午後の会議に姿を見せた際に発砲したという。

ハンツビルはアラバマ州北部の中心都市。
アラバマ大学ハンツビル校は学生数約7500人。

米軍の軍医の乱射事件も
今回のこの事件も
精神科&神経科の専門家によるものです。

この研究分野が
今、迷走していることを暗喩する
とても【象徴的】な現象であるような
…そんな気がします。
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