物語」カテゴリーアーカイブ

『とりかへばや物語』両性具有でPTSD予防

性同一性障害が
増えていますが
 ―増えた分はPTSD
日本文化的には
そのあたりは
おおらかです。

陰の中に陽があり
陽の中に陰があり
ユングのアニマとアニムスの考え方と
通じるものがあり
 ―男性の中の女性性
  女性の中の男性性
歌舞伎や
宝塚は
人気です。
「とりかへばや」は
とりかえたいなぁという意味で
 ―私も幼い頃言われました汗
関白左大臣が
自分の2人の子ども
内気で女性的な性格の男児
快活で男性的な性格の女児を
取り替え
男児を姫君として
女児を若君として
育てたお話です。
 
結婚後に
ドタバタの悲喜劇が起こるのは
PTSD負の連鎖ですが
何とか
2人はもとに戻り
関白・中宮という
人臣の最高位に至って
個性化します。
内なる異性を生きる時間が
 ―アニマ・アニムス
大事な時もあるのでしょう。

『紙の月』PTSD解離性破滅へのダイブの原因も「上から目線」

宮沢りえが
横領し破滅してゆく
女性を演じるのですが
お金への執着の原動力は
 ―依存症はPTSD
夫の上から目線なんだそうです。
優しく高収入で
悪気は全くないのですが
それゆえに
少しずつ妙に傷つき
 ―傷つきの自覚が大事です。
  (否認状態)
離人症的に
現実感覚を失ってゆきます。
 ―母子関係の転移が起こっているから
 呪いにかかるのでしょうが。

ここまでやらなくても
 ―その場でパニック
この手の人には
「上から目線」は
危険みたいですね。

『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』PTSD解離性世代間負の連鎖

孤児で
 ―orphan
シングルマザーの
ヒロインは
生活に困窮しており
一人娘を
養母に預け
売人をしている恋人から
コカインを盗み
それを売った資金を原資に
娘と暮らそうと試みます。
逃亡中
人身事故に遭遇
亡くなった女性になりすまして
 ―高級マンションに住み
 裕福な生活
生きて行こうとしますが
 ―孤児仲間に
  遺体は自分であると
  嘘の証言をさせる。
いろんな事件に巻き込まれてゆきます。
ブラックボックスのような
トラウマは
遺伝子のように
暴走しますし

なりすましのツケは大きいです。
 ― 10話まであるうちの
  1話がコレですから。
アメリカ人やカナダ人も
PTSDの負の連鎖の恐ろしさを
一応知っているから
こういうの描けるのでしょうね。

PTSD否認の『猿の惑星』


哲学や思想という
人間らしい部分を抜きにして

特殊な部分だけ発達させた
専門家が支配しようとしている国は
猿の惑星かもしれません。
アスペルガーとか
 ―アスペルガー博士のクライエントとは
  異質のPTSD
発達障害とかいうのは
投影なのでしょう。

たかじんさんの『殉愛』PTSD解離名誉棄損で訴えられる

今年1月に
64歳で死去した
やしきたかじんさんの
晩年を
作家の百田尚樹氏(58)が
書いた
ノンフィクション本ですが
名誉毀損とプライバシー侵害で
たかじんさんの長女(41)が
出版元の幻冬舎に
出版差し止めと
1100万円の
損害賠償などを求める訴えを
東京地裁に起こしました。
事実と違うことを書くと
高くつきますね。

楳図かずおの『マザー』創作の原点にPTSD記憶

『マザー』
サブタイトルは
「その過去を知ってはいけない」です。
独特の創作の原点に
亡き母が影響していると思った
出版社が
生い立ちを本にすることを
もちかけると
次々に怪奇現象が起こる
ホラー映画ということですが
臨床心理学的には
フツーのことです。

封印していた
トラウマが現れるのですから
人間関係も
運命も変わります。
楳図さんも
転倒して
頭に怪我をしたので
2度手術したそうです。
安全な場所で
 ―ラポールあるところ
様子を見ながら
封を開ける必要があります。
そうすれば
誰も不幸になりません。

ムーミンも戦争PTSD克服物語


第二話では
ムーミン谷に
巨大彗星が
落下するので

みんなで
避難していますが
1946年出版なので
原爆のイメージを
指摘されています。
第一話は
ムーミンパパが
行方不明で
ムーミンとママが探しますが
これも
戦時を連想させます。
作者も
弟が徴兵され
当時の恋人は
激戦地の前線に送られたそうです。
子ども向けにしては
何となく
くらーい作品だと思っていましたが
 ―北欧だからかと思っていた。
トラウマがベースだからでしょう。
そして
そこから
非暴力で他者と共存する方法を
学ぼうとムーミンは
哲学的存在ですね。
子どもの視座で
考えさせるところが
いいと思います。

サイコパスアニメの監督が佐世保高1PTSD解離バラバラ殺人事件で謝罪

フジテレビ系で
放送中のアニメ
「PSYCHO-PASS
 サイコパス新編集版」
第4話の放送が
 ―猟奇殺人事件をめぐるストーリー
長崎県佐世保市の
同級生殺害事件を受けて
放送中止となった件で
アニメの監督を務める
塩谷直義氏が
Twitterで
「現在放送するのに
ふさわしくないという判断があった」
「時勢に関わらず
放送して楽しんでもらえる
モノを作り、皆様にお届けする。
それが出来ないのは
ただただ監督の責任です」と
謝罪したそうです。


研究者が時勢にとらわれて
迎合するのも
恥であり
罪悪ですね。
また
謝罪すべきは
逮捕された生徒の
父親でしょう。
生徒に
自分が悪かったと
謝罪し続け
PTSD治療し
更生できるまで
弁護活動をするべきです。

佐世保高1PTSD解離バラバラ殺人事件でサイコパスアニメ放送中止

フジテレビで放映中のアニメ
「PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版」の
第4話が放送されないことが
発表されました。
女子高生殺害事件を
想起される内容だからだそうです。
アニメは
表面的な異常性を強調しているのでしょうが
報道されている内実を知れば
これもPTSDの1つのかたちであると
 ―精神科治療学5月号
 
  何でもかんでもトラウマが原因
理解が深まる
よいきっかけになると思うのですがね。

リアル『かもめのジョナサン』オウム松本サリン(PTSD解離性テロ)事件から20年

8人が死亡
600人が重軽傷となった
無差別殺人テロ事件から
20年になるそうですが
遺族は
癒えない悲しみや怒りに耐えながら
「なぜ…」と
問い続けています。
 ―それがこころのケア
精神科に通っている人もいれば
精神科医になった遺族もいます。
村井秀夫幹部は
『かもめのジョナサン』を
彼の母親に手渡して
「これを読んでもらえば
僕の今の心境はわかってもらえる」と言って
出家したそうですが
なぜか本日
カットされていた
最終章を加えたものが
 ―作者が封印していた。
米国に先駆けて
 ―著者は米国人
日本で発売されました。

群れを離れて
純粋に早く飛ぶことを追究した
ジョナサンですが
 ―ポニョの家出につながる。
最終章では
ジョナサンの死後
カモメたちはジョナサンを偶像化
飛行の追及はそっちのけになったそうです。
まるで
河合隼雄亡き後の
臨床心理学の世界の
組織の腐敗や形骸化みたいです。
ユング心理学を
東洋的に
 ―宗教や哲学、文化人類学などから
  拡充
翻訳しようとしていたのに

ユング派の
後継ぎがこの愚説ですしね。
 ―象徴が使えない発達障害児が
  増えていると
  狂信ブームの旗振り


多くの
臨床心理士
スクールカウンセラーが
手を染めているのは
薬漬け医療の世界であり
 ―もちろん死者も出ています。
オウムのやってることと
あんまりかわらないように思うのです。