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精神病院のないイタリアの『人生、ここにあり!』でPTSDをリセット

$PTSD研究家翠雨の日記
この映画は
1983年のミラノで
患者さんたちが
真の仕事と人生に目覚めていく
お話のようですが
 ―自己実現は絵空事ではないし
 すべきなんですよ。
 やっぱり!
うそみたいな話ですが
1978年に制定された
バザリア精神保健法により
イタリアは
精神科病院を廃絶したようです。
 ―要するにできるんです。
 閉鎖病棟&薬漬けは
 当たり前ではないのです。
しかし
この映画を
日本の精神科を責める
道具にのみ利用するのは
片手落ちであると思います。
それを許した土壌を
 
猛烈に反省させる
事実としても
観なければならないでしょう。
あまり言語化しない
日本人と違い
欧米人は
言語で自己表現することを
幼い頃からしつけられます。
とりわけ
イタリアは
日常的に罵詈雑言が飛び交う
お国柄らしく
「イカレてる」という言葉など
たくさんあり
患者さんも
相当鍛えられているようです。
 ―「馬鹿!」と言われたら
 「馬鹿じゃない、クレージーだ!」と
 言い返せねばいけません。
 発達障害と精神障害の区別も 
 しっかりできてますひらめき電球
心理分析も大事ですが
その前に
ある程度
自我を世界標準に整えて
おく必要はあるように思います。
義務放棄して
権利ばかり主張していると
イカレてる!と
揶揄される時代が
そのうち来ますよ。

PTSD解離の時代に世界初の女性ドラキュラは日本人

$PTSD研究家翠雨の日記
2004年のブロードウェイを皮切りに
世界中で上演されてきた
ミュージカル「ドラキュラ」の
日本公演の製作発表会見が
ホテルニューオータニで行われ
元宝塚トップスターの
和央ようかが
世界で初めて
女性として
ドラキュラ伯爵を演じることが
発表されました。
ドラキュラに血を吸われますと
 ―恐怖にこころが凍りつきますと
(そして無自覚のまま)
放置していると
ドラキュラになります。
 ―PTSDは生まれつき
 PTSDではありません。
 何らかの暴力の被害者です。
美しい女性のPTSD解離人格者
多いですよ。
 ―遠目で見るだけにしないと
 巻き込まれると大変です。
$PTSD研究家翠雨の日記
傷だらけなのは
西城さん
脳梗塞も克服されたようですが
大変です。

『全開ガール』もPTSD解離人格がヒロイン

ヒロインは
朝起きたとき
前夜の記憶を失っていました。
 ―記憶喪失から
  ドラマが展開するのは
 『冬ソナ』みたいですね。
もう現れないだとうと
うわさしていたら
 ―『冬ソナ』は死んだはずなのに
  (死体は確認していない)
  別人格になって
  現れました。
やってきたり
解離人格みたいですね。
忘れっぽく
 ―ストレスがかかると
 部分的記憶喪失になる。
神出鬼没します。
 ―羞恥心や良識
 常識を解離しているので
 『自分だったら~しない』
 というのを基準に
 この人たちの行動を予測すると
 外れます。
しかし
解離が『全開』って叫び
確かに
日本中に
PTSD解離行動が
あふれてますけどね。

『男はつらいよ』帝釈天に苛められ解離性遁走する寅さん

$PTSD研究家翠雨の日記
寅さんのお母さんは
芸者でしたが
行方不明になったので叫び
父親のもとに引き取られますが
異母妹さくらもいるし
複雑な家庭環境です。
 ―機能不全家族ですひらめき電球
16歳の時に
父親と大ゲンカをして
家を飛び出します。
 ―トラウマティックですね。
  寅さんの性格は
  後天的に作られたものですね。

家出から20年後
さくらと叔父夫婦が住む
 ―複雑さがUPひらめき電球
生まれ故郷の
東京都葛飾区
柴又帝釈天の門前にある
草団子屋に戻ってくるところから
物語は始まります。
 ―『古事記』のスサノヲと
 アマテラスをもじった
『おとうと』ではつるべさんが
突然戻ってきて結婚式をぶち壊します。
毎回
失恋し
一瞬だけ落ち込んでは
 ―お母さんの幻影に翻弄されたら
 光源氏でも
 恋愛音痴になりますひらめき電球
ふりきるように
旅に出ます。
 ―しかもお店が忙しい時期に
 外で
 人の注目の的になろうとします。
 お母さんに見つけてもらうには
 このくらいしないと
 だめなんでしょうね。
 でもそのやり方では
 見つけてもらえないのは
 哀しいです。
PTSD解離性遁走を繰り返す
男性と
それを許容する人間関係が
日本にはあったようです。
$PTSD研究家翠雨の日記
寅さんも
帝釈天にやられた阿修羅みたいな
哀しみを湛えています。

PTSD負の連鎖の加速度が増したドラキュラの時代

PTSDは
死ぬような驚愕がもとで
起こりますから
 ―日本の国も
 驚愕でできました。
 古事記に書かれてますよニコニコ
 
最初は
誰もが被害者です。
 ―震災の場合は
  自然の暴挙が加害者ですね。
しかし
今は
負の連鎖が早い。
下手すると
すぐに加害者になってしまいますガーン
 ―ヤンママ家庭とか  ←ちと古い言葉
 すぐ三世代になるから
 未治療だと
 恐ろしく早い。
 治療すれば問題ないですよ。   
薬物治療が
進化したからとしか
考えられません。
$PTSD研究家翠雨の日記
ドラキュラ男爵にかまれると
ドラキュラの手下になります。
制作には
心理学者が参加していると
父親から聞きましたが
本当でしょうか?
人を魅了しながら
血を吸う
ドラキュラを見て
安直に信じたのを
懐かしく思い出しました。

『男はつらいよ』の寅さんは軽いPTSDで解離性遁走癖

PTSD研究家翠雨の日記
冬ソナの
主人公は
突然ヒロインの前から
姿を消して
行方不明になったあと
別人格になって
現れて
同窓生らの対人関係を混乱させ
悲しませました。
出生の秘密にショックを受けての
 
 ―誤解だったようですが
記憶喪失だったのですよね。
(解離性健忘)
ショックが大きかったので
急性ストレス障害になり
 ―解離性遁走し
PTSDとして定着したあと
対人関係の中で
治癒しました。
 ―普通は
 ショックを受けてから
 大分後に
 PTSDというかたちを
 とりはじめる方が
 多いですよね。
 そして自然には治りにくい。
PTSD研究家翠雨の日記
寅さんは
もう少し軽症ですが
失恋するたび     ←実はデリケート
頻繁に繰り返します。
 ―確かに
 子どものときは
 この人を発達障害のように感じ
 性格も悪いのに
 なぜ親しまれてるのかな?と
 思ってました。
 あの頃の大人は
 今の専門家より
 感性が高かったのかな?
もう時代劇みたいですが
今でも
多い病気ですよね。

被災地の集落解散で繰り返される柳田国男『遠野物語』に学ぶこころのケア

宮城の牡鹿半島で
津波被害のため
集落が相次いで
解散
しているそうです。
生まれたときから
波の音を聴き
朝日を見て育った
 ―こんな素晴らしい環境から
  出たくて出る人はいません。
  
ご老人は
他の地では
落ち着かないと思いますが
 ―関西のごちゃごちゃは
 (私にとってはフツーでも)
  これだけで
  凄いストレスでしょう。
  疎開してもストレス
 しなくてもストレスです。
 (二元論ではないです)
  
仕方なく出ることを選択されます。
『遠野物語』みたいですね。
PTSD予防と治療のために生まれた
幻想物語です。
常識で読むと
摩訶不思議な話ばかりですが
PTSD解離行動を知っていれば
活き活きとした
魂のテキストです。
 ―発達障害研究家が
 「出会いしかない」
 「出会って殺してそれだけとか
  深まりがない」
  発達障害の物語ですか?
  コンサータ勧めますか?
  (大事なのはコンサートです。
   一字違いが大違い!)
  天下の柳田国男も
  馬鹿御用学者にかかれば
  形無しですショック!
震災前から
多発してましたねひらめき電球
日本人の幸福をテーマにした  ←こころのケア
民俗学者
柳田国男は
この物語の発表に先駆け
東北全体の
トラウマティックな苦難の歴史と
村が廃れたことによる
その忘却を訴えていました。
学ばないと
歴史は繰り返します。

放射能やPTSDは目に見えないから『星の王子さま』もコミック版に

$PTSD研究家翠雨の日記今風王子
「ものは心で見る。
肝心なものは
目では見えない」
有名な言葉ですね。
 ―科学狂信の時代
  馬鹿にされてきましたが
  今これを否定する人は
  もういません。
普通に生活してたら
アルコール依存や
仕事中毒なんか
あふれてるのわかりますよね。
 ―依存症はPTSDです。
 星の王子に
 ヨッパライの証言があります。
 作者も戦闘依存症でした。  ←お札の右が肖像
王子は
まだ子どもで
愛するということがわかっていなかったと
学んでいくのですね。
自分しか愛せない
偏狭な
世界を脱するのが
PTSD治療の航海図であることを  ←元祖王子
有名な挿絵は示しています。
(小さな地球の上に立ってます)
$PTSD研究家翠雨の日記
ポニョみたいに
自力で駆け上がる
気概が必要なのですダウン
$PTSD研究家翠雨の日記

PTSDの時代にカンヌで『メランコリア』暴れ立ち入り禁止に

トリアー監督は
挑戦的な作風で
過去に受賞歴もある
実力派ですが
カンヌ映画祭事務局は
「ペルソナ・ノン・グラータ
(好ましからざる人物)」と
発表しました。
 ―会場への立ち入り禁止
異例のことをしたので
異例の処分になったのです。
 ―因果応報です。
新作『メランコリア』の記者会見で
ヒトラーへの親近感を
ほのめかしたのです。
どんな作品かは
わかりませんが
メランコリーとヒトラーは
無意識内で
妙な記憶を呼び覚まし
感情的に
「ノン!」と言わせる
パワーがあります。
$PTSD研究家翠雨の日記
そういうのを
【象徴】と言います。
象徴は生きています。

『ブラック・スワン』はPTSD時代の『白鳥の湖』

繊細で可憐な白鳥の古典も
黒鳥メインにすると
たちまち
怖い作品に叫び
 ―男性ばかりのバレエ団の映像と 
  二本立てにしないと
  ストレス反応出るかもあせる
でもこれが
PTSDの本質だと
思います。
PTSD研究家翠雨の日記
白鳥の純真な心が
闇に囚われたとき
もう一人の自分が
目を覚ます!と
ポスターにあります。
追い詰められた主人公は
見に覚えのない傷や
自分によく似た誰かの存在を
発見します。
解離性満載ですね。
$PTSD研究家翠雨の日記
陰陽は永遠の問題です。