陸で溺れ死ぬことが
あるわけです。
パラケルススによると
ウンディーネには
魂がなく
―離人症ですね。
人間の男性と結婚すると
魂を得ることができますが
―ちゃんとした治療で
魂を取り戻すのです。
沖縄にも
そんな考え方があります。
水のそばで ←こころ
夫に罵倒されると
水に帰ってしまいます。
―ストレスで
容易に解離してしまいます。
夫が不倫した場合
ウンディーネは
夫を殺さねばならないし
ウンディーネも
魂を失ってしまいます。
―治療と称して
まちがったことをすると ←不倫
双方ともに死にます。
ここにもキリスト教の
神父が出てきますが
ウンディーネは
手に負えないので
「悪霊よ去れ」と
言いました。
事件では
父親が
嫌がる少女の身体を拘束
治療家は
除霊と称して
離れたところで
お経を読んでました。
「物語」カテゴリーアーカイブ
『名探偵モンク』の潔癖症と西川史子の離婚恐怖症
『名探偵モンク』は
潔癖症を抱える変わり者ながら
―PTSDはたいてい
変人扱いですね。
数々の難事件を解決する
―トラウマと向き合ってますから
妙に鍛えられた部分があります。
活躍を描いた
人気ドラマですが
シリーズ3作目
「シーズン3」のDVD発売のため
芸能界屈指の潔癖性として
選ばれ
ゲスト出演したのは
坂上忍(44)と西川史子(40)
―もっと潔癖な人たちは
休業中です。
38の恐怖症に悩まされるモンクにかけて
報道陣から
「怖いものは?」と質問された
西川は
「離婚ですね」
「みんなが
『いつ別れるの?』と
聞いてくるので
意地でも
(結婚生活を)続けます」と
笑わせます。
失礼な言動は
ストレスになりますが
トラウマがないと
上手に跳ね返すことが
できるんですよね。
楳図かずおさんの提唱するPTSD時代の超え方
『漂流教室』が話題のようです。
―突然小学校が
荒れ果てた未来にタイムスリップ
センセイは正気を失って死んでしまい
子どもたちだけが生き残ります。
怖い作風で
ホラー扱いでしたが
今読めば
まるで実話みたいですね。
まさに今のうつ病誤診時代の
現代人の怖さです。
―今回の震災でも
東北の人たちはつながりがあるから
助け合ったけど
東京では関係がキレてるから
買占めなどのパニックになったと
指摘されてます。
河合隼雄も解離犯罪は
キレたかわいそうな人の問題だと
言ってましたね。
パニック障害になった人は
ホラー体験をしていると
思います。
―お化けより人間の冷たさの方が
怖いです。
原始的な本能と一緒にいることが
神といることですね。
―神はセルフにすぎないから。
抗精神病薬は
神を殺し
人間を孤独にし
孤立無援に追い込む
麻薬です。
裏も表も
(陰も陽も)
否認せず
こころの自然と向き合うことで
二元論ではない
日本人独特の超え方を
世界にアピールするときだと
思います。
ゲーテ『ファウスト』はPTSD解離説明書【エリート版】
神にもっとも信頼された
ファウスト博士でさえも
―知性も精神も優れています。
エリートです。
天使に囲まれ
―こころをきれいに保つ
よい人間になろうと
努力を続けることが大事で
悪魔に近づくと
―悪魔は人を試す。
詭弁を使って人を試すのを ←里子の記事参照
生業とするのは
PTSDです。
誰でも堕落するということを
生涯かけて
確認せざるを得ないビョウキ
例外があると
自分の存在が危なくなります。
【解離】し
結果的に
悲劇の人生を呼び込むことを
教えています。
あの世での魂の服従を交換条件に
現世であらゆる人生の快楽・悲哀を体験させる
ストレスが高いと
快楽を求めがちですが
―甘いものを食べるとか
適度な飲酒で済めばよいですが
ストレスが高いと
トンデモないものに手を出します。
そこは地獄の一丁目
以後は生きたシカバネ
―人魚姫は王子に会いたくて
魔女と取引き
毒薬で足を手に入れますが
声を失い
絶望して海の泡になりました。
精神科医と取引した
PTSD患者さんは
「うつ病である」ことを認め ←魂の服従
苦しくても薬を飲み続け
悲哀を感じだした時には
地獄のど真ん中
神に信頼されるほどの人でも
場当たり的に
悪魔のような振る舞いをして
無反省です。
―素朴な街娘と恋をし
身ごもらせ
あい引きの邪魔になるからと
彼女の母親を毒殺
彼女の兄と決闘し殺害
彼女を赤子殺しの罪に貶め…
そのうち
人造人間や悪魔と付き合うようになり
―人間のこころを失くした段階
結婚しても
息子は死んでしまうし
―親の否認したトラウマを背負わされます。
スサノヲや愛子さまタイプ
憂いによって失明
―自分にもヒステリー反応
自分の墓穴を悪魔たちが掘る音を
民衆のたゆまぬ鋤鍬の音だと勘違いしながら
―妄想
死んでゆきます。
完璧解離説明書でしょ?
PTSD解離時代だから『妖怪人間ベム』実写化
1968年の作品で
妖怪ブームの最中だったようですが
あまりにおどろおどろしく
―画像がエグイ
差別語のオンパレードなど
不適切表現も多く
ビデオになる段階では
大分カットされる始末
「早く人間になりたい」という
フレーズなどは有名で
関心が高いわりに
詳しい人はあまりみかけない
不思議な作品です。
漫画版では
ベムたちは
アウシュビツを思わせる
国防軍の人体実験から
逃げ出した設定で
戦争トラウマと
PTSD解離人間の関係を
暗示しているように思います。
アスペルガーという名の
PTSDなんかは
普通のことができない反面
特殊能力に長けていたりして
それで
(怖れのために)
いじめられたりしますが
ベムたちも
迫害されながら
人間のために戦い
人間になろうとします。
―開き直って
個性や天才と勘違いし
特権意識を振りかざしたら
妖怪(モンスター)のままですね。
いろんな能力がありますが
恐怖のあまり仮死状態になった人間を ←PTSDの原因
救うこともできるし
逆に相手を冷凍することもできます。
―PTSDの定義ですね。
気をつけていないと
被害者が加害者に転じることも
多いです。
ベムは普段は静かな紳士ですが
キレると戦闘能力が高いです。
―瞳孔が開くのがサイン
この場合は
よき【解離】ですが
世間では
解離犯罪に走る人が多いです。
そして案外打たれ弱い
―ストレスに弱いのは
心的外傷後ストレス障害
(PTSD)
ベラの
人間不信と母性的な優しさが共存するところ
ベムの
心優しさで力を出し切れないところ
どこを切っても
PTSD的です。
現代は
異界の結界が切れて
普通の人間界に
異界が流れ出して
―親や先生が
妖怪である場合が増えた
子どもを襲いますから
こころの健康教育のために
実写化する必要があるのだと
思います。
さだまさしの『アントキノイノチ』PTSD克服と自己実現の物語
21歳の主人公が
こころの病になるまでの
経緯と
―エッ?と思うような
ありふれた悪意が
こころの傷になり
時間をかけてPTSDを
(この場合はドロップアウト)
形成するのです。
その治癒過程が
描かれているようです。
―治癒しますから。
してる人もいることを
お忘れなく!
仏さんを助ける仕事に
向き合うようになるとは
なかなか
ユング心理学的です。
仏さんは
信仰の対象ではなく
人が無になれば ←仏
あらゆるものが沸いてくるという ←佛
仏教原理そのものですからね。
さすが
若いとき
『精霊流し』を描いた方です。
タイトルがなぜカタカナか?
ヒロシマ・ナガサキ・フクシマ
トラウマは
凍りついた記憶ですからね。
―フクシマの場合は
思考停止っぽいですがね。
精神病院のないイタリアの『人生、ここにあり!』でPTSDをリセット
この映画は
1983年のミラノで
患者さんたちが
真の仕事と人生に目覚めていく
お話のようですが
―自己実現は絵空事ではないし
すべきなんですよ。
やっぱり!
うそみたいな話ですが
1978年に制定された
バザリア精神保健法により
イタリアは
精神科病院を廃絶したようです。
―要するにできるんです。
閉鎖病棟&薬漬けは
当たり前ではないのです。
しかし
この映画を
日本の精神科を責める
道具にのみ利用するのは
片手落ちであると思います。
それを許した土壌を
猛烈に反省させる
事実としても
観なければならないでしょう。
あまり言語化しない
日本人と違い
欧米人は
言語で自己表現することを
幼い頃からしつけられます。
とりわけ
イタリアは
日常的に罵詈雑言が飛び交う
お国柄らしく
「イカレてる」という言葉など
たくさんあり
患者さんも
相当鍛えられているようです。
―「馬鹿!」と言われたら
「馬鹿じゃない、クレージーだ!」と
言い返せねばいけません。
発達障害と精神障害の区別も
しっかりできてます
心理分析も大事ですが
その前に
ある程度
自我を世界標準に整えて
おく必要はあるように思います。
義務放棄して
権利ばかり主張していると
イカレてる!と
揶揄される時代が
そのうち来ますよ。
PTSD解離の時代に世界初の女性ドラキュラは日本人
2004年のブロードウェイを皮切りに
世界中で上演されてきた
ミュージカル「ドラキュラ」の
日本公演の製作発表会見が
ホテルニューオータニで行われ
元宝塚トップスターの
和央ようかが
世界で初めて
女性として
ドラキュラ伯爵を演じることが
発表されました。
ドラキュラに血を吸われますと
―恐怖にこころが凍りつきますと
(そして無自覚のまま)
放置していると
ドラキュラになります。
―PTSDは生まれつき
PTSDではありません。
何らかの暴力の被害者です。
美しい女性のPTSD解離人格者
多いですよ。
―遠目で見るだけにしないと
巻き込まれると大変です。
傷だらけなのは
西城さん
脳梗塞も克服されたようですが
大変です。
『全開ガール』もPTSD解離人格がヒロイン
ヒロインは
朝起きたとき
前夜の記憶を失っていました。
―記憶喪失から
ドラマが展開するのは
『冬ソナ』みたいですね。
もう現れないだとうと
うわさしていたら
―『冬ソナ』は死んだはずなのに
(死体は確認していない)
別人格になって
現れました。
やってきたり
解離人格みたいですね。
忘れっぽく
―ストレスがかかると
部分的記憶喪失になる。
神出鬼没します。
―羞恥心や良識
常識を解離しているので
『自分だったら~しない』
というのを基準に
この人たちの行動を予測すると
外れます。
しかし
解離が『全開』って
確かに
日本中に
PTSD解離行動が
あふれてますけどね。
『男はつらいよ』帝釈天に苛められ解離性遁走する寅さん
寅さんのお母さんは
芸者でしたが
行方不明になったので
父親のもとに引き取られますが
異母妹さくらもいるし
複雑な家庭環境です。
―機能不全家族です
16歳の時に
父親と大ゲンカをして
家を飛び出します。
―トラウマティックですね。
寅さんの性格は
後天的に作られたものですね。
家出から20年後
さくらと叔父夫婦が住む
―複雑さがUP
生まれ故郷の
東京都葛飾区
柴又帝釈天の門前にある
草団子屋に戻ってくるところから
物語は始まります。
―『古事記』のスサノヲと
アマテラスをもじった
『おとうと』ではつるべさんが
突然戻ってきて結婚式をぶち壊します。
毎回
失恋し
一瞬だけ落ち込んでは
―お母さんの幻影に翻弄されたら
光源氏でも
恋愛音痴になります
ふりきるように
旅に出ます。
―しかもお店が忙しい時期に
外で
人の注目の的になろうとします。
お母さんに見つけてもらうには
このくらいしないと
だめなんでしょうね。
でもそのやり方では
見つけてもらえないのは
哀しいです。
PTSD解離性遁走を繰り返す
男性と
それを許容する人間関係が
日本にはあったようです。
寅さんも
帝釈天にやられた阿修羅みたいな
哀しみを湛えています。