ヒロイン役の女優さんが
亡くなったそうです。
【至誠】というのが
日本の哲学としては大事だそうです。
愛が誠に至る秘訣でしょうね。
幼い頃
ヒロインの命を救った時
額に大きな傷を負ったばかりでなく
両親や自らの人生さえも
壊された
誠のトラウマが
主人公みたいな
PTSD物語です。
怒りに支配され
暴力の連鎖に巻き込まれ
非業の死を遂げました。
―それで【非暴力】のガンジー家の
手紙をタイトルにしたのかな?
ヒロインは献身的に接したし
ヒロインを陰から支える岩清水弘は
「君のためなら死ねる」と ←死ぬ気(象徴的にですが)で!
優等生なのに不良高校に行ったりしたのにね。←常識破り
―優等生(常識の守護神)では
PTSDは救えないんですよネ。
デタラメ臨床家は昔の優等生ばかりですよ。
これだけの
ありえないことのオンパレードをもってしても
怒りに支配された誠のこころは
救えませんでした。
PTSDの雛形みたいなものです。
非行問題を考えるときは
こころして
取り組まねばならないでしょう。
ましてや
トラウマぬきでは
国際級マフィアを
量産してしまうかも…
「物語」カテゴリーアーカイブ
『敗北を抱きしめて』とPTSD研究
『敗戦を抱きしめて』の著者は
「歴史観の根底を支えるのは
非エリートの日本人に対する
根源的レヴェルでの
ゆるぎない信頼」と書き
売春婦・闇屋・やくざの声を
丹念に拾っている。
PTSD研究の手法と
これは完全に一致する。
学会の重鎮の言うことだけ
聞いてたら
えらいことになる。
(なっている)
なぜ風俗で働くことになったのか
なぜアンダーグラウンドでうごめくのか
なぜ犯罪を犯すようになったのか
それは
その人たちに聞かねば
何もわからない。
そして少し聞けば
すぐPTSDに行き着く。
知らぬは学者のみなり…
ベストセラー作品ばかり集めた本屋や
学会会場とは
まったく違った世界観が
ネットには広がっている。
PTSD研究で
敗戦を抱きしめなおさねば
ならないのではないか。
そういうときが来たのではないか。
続きを読む
『敗北を抱きしめて』とPTSD研究
『敗戦を抱きしめて』の著者は
「歴史観の根底を支えるのは
非エリートの日本人に対する
根源的レヴェルでの
ゆるぎない信頼」と書き
売春婦・闇屋・やくざの声を
丹念に拾っている。
PTSD研究の手法と
これは完全に一致する。
学会の重鎮の言うことだけ
聞いてたら
えらいことになる。
(なっている)
なぜ風俗で働くことになったのか
なぜアンダーグラウンドでうごめくのか
なぜ犯罪を犯すようになったのか
それは
その人たちに聞かねば
何もわからない。
そして少し聞けば
すぐPTSDに行き着く。
知らぬは学者のみなり…
ベストセラー作品ばかり集めた本屋や
学会会場とは
まったく違った世界観が
ネットには広がっている。
PTSD研究で
敗戦を抱きしめなおさねば
ならないのではないか。
そういうときが来たのではないか。
失恋の痛手から急性ストレス障害死した『ジゼル』
失恋の痛手から急性ストレス障害死した『ジゼル』
『崖っぷちのエリー』機能不全家族からの脱出法
【崖っぷち】は
わが国では1つの
重要キーワードです。
【如人千尺懸崖上樹】
ポニョ 崖の上の
ですし
サスペンスドラマは
必ず犯人を
崖上に追い詰め
独白させる。
禅宗のリセットの秘法は
万人のためのものだという
証です。
機能不全家族によくある
家族内横領…
そんななかで
必死に生きるヒロインの
自己実現物語です。
こういう家庭があり
PTSDの温床になっていること
しかし
その不幸に向き合うことで
必ず抜け道があることを
1つの事例として
提示していると思います。
―感じるかどうかは
その人次第でしょうが…
こんな背景をもつ
PTSDが多いのだと
世間にも知ってほしいです。
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『崖っぷちのエリー』機能不全家族からの脱出法
解離性遁走物語『メタボラ』
何年前だったでしょうか。
朝日新聞の連載
夢中で読みました。
面白さは
解離にあったのですね。
冬ソナにしても
主人公の記憶喪失から
始まる物語が
やたら多いと思ったら
作家たちは
流行の先読みを
してたのでしょうか。
この主人公や古事記のスサノヲたちと
現実の事件の犯人になってしまう人たちの
違いはなんなのか
今一番の関心は
そこにあります。
ゆっくり考えたいと
思います。
解離の陰陽です。
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解離性遁走物語『メタボラ』
『耳をすませば』の癒しの世界
柊あおいさんが
1989年にりぼん
で連載した原作と
かけ離れているという
指摘をされながらも
これはこれで好きって
いう方が多いですネ。
時代に応じて
わかりやすくリメイクすることも
必要なのでしょうか。
無心に耳をすます
っていうことが
忘れられてますね。
―そういう世界への
【否認】を勧められてます。
「そんな暇あったら~しなさい!」って
図書室には行くけど
それが最終目的じゃなくて
そこで
天沢聖司なんて
電気代得子さんみたいな
ネーミングの人物の存在を知り
空飛ぶような
感覚で
癒しの世界に入っていく…
そんな原理が
象徴的に
示されているように
思います。
PTSDって
釈迦リキに頭でっかちに
解こうとしても
解けませんからね。
なんせ平成の公案ですから…
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