物語」カテゴリーアーカイブ

『七瀬ふたたび』とPTSDの流行

PTSD研究家翠雨の日記

主人公を始めとする
作中の超能力者たちは、
自分と他人の違いを
懸命に隠そうとします。

知られたら
どうなるか
本能的に知っているからです。

しかし
生きにくいですよね。

作者は

これは35年前に書いたものだけど

日本の今の
学校や公園や職場で
起こっていることと
全く同じで

こんな風になることを
どこか予感して
この作品を書いたような気がすると

言ってます。

超能力者抹殺をもくろむ
集団の存在を知って
立ち向かってゆくなんて

できすぎてますね。

この先は
今、水面下で起こってることですがねドキドキ
続きを読む

『七瀬ふたたび』とPTSDの流行

PTSD研究家翠雨の日記
主人公を始めとする
作中の超能力者たちは、
自分と他人の違いを
懸命に隠そうとします。
知られたら
どうなるか
本能的に知っているからです。
しかし
生きにくいですよね。
作者は
これは35年前に書いたものだけど
日本の今の
学校や公園や職場で
起こっていることと
全く同じで
こんな風になることを
どこか予感して
この作品を書いたような気がすると
言ってます。
超能力者抹殺をもくろむ
集団の存在を知って
立ち向かってゆくなんて
できすぎてますね。
この先は
今、水面下で起こってることですがねドキドキ

『1Q84』のヒットはPTSD流行の証

PTSD研究家翠雨の日記

日本はもちろん
韓国でも
ドイツでも

爆発的に流行している。

マトモな思想家は

「あんなもの!」

しかし流行しているものは
仕方がない。

なぜ
つまらんものが
流行しているのか

考察しなければ…

臨床心理学でも
箱庭をしながら
仏教は分からないから
考慮に入れなくてよいというような
その結果
かぐや姫をわがままだと
みなすような人が
春樹ニストを気取る。

今すぐ買わねば
手に入らないというような
商法

後に何も残らないような
内容

しかし
読んでいるときは
心が無になる。
 ―ちいさな坐禅か。

トラウマティックな
こころを
薬なしに
なんとかしたい。

そういう人に
今・ここで!買わなければ
もう手にはいりませんよ!

そう訴える催眠商法

しかし高額じゃないから
違法ではない。

次作への期待は
絶望を黙らせてくれるし…

さすがオウム問題から
出発した方

商魂たくましい。
しかし無意識でのこと。

ある種のシャーマンかもね。
続きを読む

普遍的集団ヒステリーの象徴『曽根崎心中』

近松門左衛門が書いたもので

人形浄瑠璃や
歌舞伎の演目として
有名な物語ですね。

元禄16年4月7日 ←旧暦
(1703年5月22日)早朝に
発生した史実ですが

この演目を皮切りとして
「心中もの」ブームが起こりました。

享保8年(1723年)には
上演を禁止すると共に
心中した者の葬儀を
禁止するなどの
措置をとるまでになっています。

つまり
爆発的に流行したのです。

昭和の時代にも
岡田由希子という
タレントの死は
後追い自殺を生みました。

平成の
列車自殺にも
手法に流行が
あります。

ヒステリー反応です。
心理学的に
考察されるべき現象です。
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『1Q84』のヒットはPTSD流行の証

PTSD研究家翠雨の日記
日本はもちろん
韓国でも
ドイツでも
爆発的に流行している。
マトモな思想家は
「あんなもの!」
しかし流行しているものは
仕方がない。
なぜ
つまらんものが
流行しているのか
考察しなければ…
臨床心理学でも
箱庭をしながら
仏教は分からないから
考慮に入れなくてよいというような
その結果
かぐや姫をわがままだと
みなすような人が
春樹ニストを気取る。
今すぐ買わねば
手に入らないというような
商法
後に何も残らないような
内容
しかし
読んでいるときは
心が無になる。
 ―ちいさな坐禅か。
トラウマティックな
こころを
薬なしに
なんとかしたい。
そういう人に
今・ここで!買わなければ
もう手にはいりませんよ!
そう訴える催眠商法
しかし高額じゃないから
違法ではない。
次作への期待は
絶望を黙らせてくれるし…
さすがオウム問題から
出発した方
商魂たくましい。
しかし無意識でのこと。
ある種のシャーマンかもね。

普遍的集団ヒステリーの象徴『曽根崎心中』

近松門左衛門が書いたもので
人形浄瑠璃や
歌舞伎の演目として
有名な物語ですね。
元禄16年4月7日 ←旧暦
(1703年5月22日)早朝に
発生した史実ですが
この演目を皮切りとして
「心中もの」ブームが起こりました。
享保8年(1723年)には
上演を禁止すると共に
心中した者の葬儀を
禁止するなどの
措置をとるまでになっています。
つまり
爆発的に流行したのです。
昭和の時代にも
岡田由希子という
タレントの死は
後追い自殺を生みました。
平成の
列車自殺にも
手法に流行が
あります。
ヒステリー反応です。
心理学的に
考察されるべき現象です。

『おむすびころりん』と陰陽五行説

きこりのおじいさんが

昼食で切り株に腰掛け
おばあさんの握った
おむすびの包みを開いたら…

おむすびが一つ滑り落ちて
山の斜面を転がり落ちていって

おじいさんが追いかけると、
おむすびが木の根元に空いた穴に
落ちてしまって

おじいさんが穴を覗き込むと、
何やら声が聞こえてくる。

他にも何か落としてみようか
辺りを見渡しているうちに
誤って穴に落ちてしまいますが

穴の中にはたくさんの白いネズミがいて
おむすびのお礼にと
きい葛篭とさい葛篭を差し出し

おじいさんに選ばせます。
おじいさんが小さい葛篭を選んで
家に持ち帰り開けてみると
たくさんの財宝が出てきました。

これを聞きつけた
隣りのおじいさんは
同じようにおむすびを蹴って
穴に無理矢理入れ
さらには自分から穴に入っていき
土産をよこせと怒鳴りつけます。
差し出された大きい葛篭と小さい葛篭には
ネコの鳴き真似をしてネズミを脅し、
両方の葛篭を持って帰ろうとします。

ところがネズミが
おじいさんに噛み付いたので、
おじいさんは降参しました。

そういうお話でしたね。

人間の自己実現が
①合理的には行かないこと
②人まねではダメなこと
③目先の自己チューでは
 ―意識や自我中心の現実主義
  自己実現の自己は真の自己

 結局恥をかくだけであること

そして
④失敗したときが
チャンスで
そのとき人格を試されるのだということ

最後に
それらの思想哲学が
⑤【一太極二陰陽】の法則に
乗せられていることを
感じました。

大の中に小が
小の中に大が
あり
 PTSD研究家翠雨の日記

大小(損得・分別)を超えた
大穴(太極)に立ち返って
ものごとを見直すのが
日本人のリセットの原理です。

ネズミは十二支の始まり
これを追い出しては
何も始まらないですね。
 ―投薬治療と同じです。
 
続きを読む

『アリス・イン・ワンダーランド』歴代6位で世界興行収入10億ドルを突破!だけど…

ティム・バートン監督の
ファンタジー・アドベンチャー大作が

早くも全世界興行収入10億ドルを
達成したそうです。

世界興行収入で
10億ドルを突破したのは
映画史上、本作で6本目
とのことですが…。

PTSD研究家翠雨の日記
   
原作
『不思議の国のアリス』は

イギリスの数学者にして
作家チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが

ルイス・キャロルの筆名で
1865年に出版した児童文学で

白うさぎの縦穴を通り抜けて
人間の言葉を喋る動物や人間のような
トランプの札が住むファンタジーの世界へ
落ち込んだアリスという名前の
少女の物語です。

『不思議の国のアリス』の本文には

作者と友人たちに関わる逸話
イギリスの学童が暗記させられる授業を
風刺した引喩が数多く含まれていて

本書の原題の直訳は
『不思議の国でのアリスの冒険』なんだそうです。

ホントは
世の中に対する
風刺の利いた冒険物語なのですが

ハードになるから

かわいらしくしてしまったのかな?
(毒=おいしいところ 抜きですね)

でも私のブログ友達はみんな
冒険家です。
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『おむすびころりん』と陰陽五行説

きこりのおじいさんが
昼食で切り株に腰掛け
おばあさんの握った
おむすびの包みを開いたら…
おむすびが一つ滑り落ちて
山の斜面を転がり落ちていって
おじいさんが追いかけると、
おむすびが木の根元に空いた穴に
落ちてしまって
おじいさんが穴を覗き込むと、
何やら声が聞こえてくる。
他にも何か落としてみようか
辺りを見渡しているうちに
誤って穴に落ちてしまいますが
穴の中にはたくさんの白いネズミがいて
おむすびのお礼にと
きい葛篭とさい葛篭を差し出し
おじいさんに選ばせます。
おじいさんが小さい葛篭を選んで
家に持ち帰り開けてみると
たくさんの財宝が出てきました。
これを聞きつけた
隣りのおじいさんは
同じようにおむすびを蹴って
穴に無理矢理入れ
さらには自分から穴に入っていき
土産をよこせと怒鳴りつけます。
差し出された大きい葛篭と小さい葛篭には
ネコの鳴き真似をしてネズミを脅し、
両方の葛篭を持って帰ろうとします。
ところがネズミが
おじいさんに噛み付いたので、
おじいさんは降参しました。
そういうお話でしたね。
人間の自己実現が
①合理的には行かないこと
②人まねではダメなこと
③目先の自己チューでは
 ―意識や自我中心の現実主義
  自己実現の自己は真の自己
 結局恥をかくだけであること
そして
④失敗したときが
チャンスで
そのとき人格を試されるのだということ
最後に
それらの思想哲学が
⑤【一太極二陰陽】の法則に
乗せられていることを
感じました。
大の中に小が
小の中に大が
あり
 PTSD研究家翠雨の日記
大小(損得・分別)を超えた
大穴(太極)に立ち返って
ものごとを見直すのが
日本人のリセットの原理です。
ネズミは十二支の始まり
これを追い出しては
何も始まらないですね。
 ―投薬治療と同じです。
 

『アリス・イン・ワンダーランド』歴代6位で世界興行収入10億ドルを突破!だけど…

ティム・バートン監督の
ファンタジー・アドベンチャー大作が
早くも全世界興行収入10億ドルを
達成したそうです。
世界興行収入で
10億ドルを突破したのは
映画史上、本作で6本目
とのことですが…。
PTSD研究家翠雨の日記
   
原作
『不思議の国のアリス』は
イギリスの数学者にして
作家チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが
ルイス・キャロルの筆名で
1865年に出版した児童文学で
白うさぎの縦穴を通り抜けて
人間の言葉を喋る動物や人間のような
トランプの札が住むファンタジーの世界へ
落ち込んだアリスという名前の
少女の物語です。
『不思議の国のアリス』の本文には
作者と友人たちに関わる逸話
イギリスの学童が暗記させられる授業を
風刺した引喩が数多く含まれていて
本書の原題の直訳は
『不思議の国でのアリスの冒険』なんだそうです。
ホントは
世の中に対する
風刺の利いた冒険物語なのですが
ハードになるから
かわいらしくしてしまったのかな?
(毒=おいしいところ 抜きですね)
でも私のブログ友達はみんな
冒険家です。